パスタについて
パスタと言えば…パスタって良く聞くけどなに?
とかスパゲッティの別名?とかしか思い浮かばない人も居るでしょうが、
他にもラザーニェ、マッケローニ、フェットゥッチーネ、ペンネ等があります。
パスタ:pastaという言葉にはイタリア語では他にも練り物(ペースト)やお菓子にも使われます。
イタリア語の辞書Zingarelliによると豆腐は大豆のパスタだし、ピッツァの生地もパスタです。
でも、ここでは食用パスタ:Pastasiutta またはPasta alimentaere に絞って考えましょう。
パスタは乾燥パスタと生パスタに分れます。
また、形状によって名前がわかれています。何種類あるかはわかりません。
なにしろ毎年新しい形のパスタが発明されてるそうですから。
乾燥パスタと生パスタ
乾燥パスタは、たいてい硬質小麦の挽き割り粉で出来ています。
「硬質小麦の挽き割り粉」とはパスタの袋にに書いてあるイタリア語の
semola di grano duroを直訳してみたんですが、
カタカナではデュラムセモリナとかデュラム小麦のセモリナとか書いてます。
でもそんなの見たことないでしょうからわかりませんよね(探せば売ってますが)。
また、デュラム小麦という言い方は英語からのようです。
それから生パスタは基本的に薄力粉だそうですが、小麦粉なら何でもいいみたいです。
自分の好みによって小麦粉の硬さを選べばいいと思います。
私は強力粉と薄力粉を半々に混ぜたものが好きです。
パスタの生地には玉子や南瓜、ジャガイモなんか混ぜることもあります。
勝手に決めた三大間違い書き
カタカナで書く時の間違いを指摘してみました。
- スパゲティー
- なんか「スパげなティー」を連想したんでしょうか?
英語経由の単語で、促音が消えるというのと、
母音で終わる単語を無駄に伸ばすという現象を一単語に盛り込んでる点や、
知名度の高さ、ロングパスタの言い換え単語として定着してしまってる点などで、間違いの王様です。
「spagety」という綴りも出来てる模様なんで言う事なし。
実際は、スパゲッティがよろしいです。綴りはspaghettiです。
いや、もしかすると、スパゲティー(spagety) というspaghettiとは違う何かなのかもしれない…
と思わせる領域です。すごいです。
- フィットチーネ
- 若干言いにくいかもしれませんが、フェットゥッチーネです。
fettuccineと書きます。
「フィ」ではなく「フェ」です。「フィ」が発音できるなら、「フェ」も発音できるはずです(pheでもいいですが…本当はfeです)。
次は詰まった「トゥ」です。ここは「ト」でもいいかも知れませんが詰まって「フェット〜」で行ってください。
次も詰まった「チーネ」です。「〜ティーネ」でも「〜シーネ」でもないです。ネットを検索したら「フィットティーネ」がヒットして笑えます。
さすがに「ヒットシーネ」はヒットしねえ…(痛)。
- カッペリーニ
- これは私も騙されてました。カペッリーニです。capelliniです。DE CECCOの輸入元の日清製粉がカッペリーニと書いてます(まあ、ディ・チェコと書くぐらいだからありえるか…)。
ただ、カペッリーニも帽子の形をしていれば、あまり問題ではないです。小さい帽子と言う意味になりそうなんで。
(厳密にはカッペッリーニですが、日本語にないラ行の詰まる音は書かないという法則もあるらしい)
パスタ関係のリンク
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18-04-2008 cura di Ciro