イタリア旅行
Il Mio Viaggio in Italia 2005


Mirano

ゴリツィアを後にした我々は、今日の宿泊地のミラーノに向かう。 MilanoではなくてMiranoでヴェネツィア県にある。 それはそうと宿泊先のアグリトゥーリズモの連絡先と行き方がわからない。 PCのどこかに保存したと思ってたけど無いようだ。 携帯での接続もうまくいかないし、 しょうがないのでヴェネツィアまで行ったら、インターネットに繋ぐ所もあるだろう。 インターネットポイントは2002年に見た場所にあった。 無駄な記憶もたまには役にたつなあと。 宿泊先のページはなぜか繋がらなかったけどgoogleのキャッシュから連絡先がわかったので、 電話をかけて行き方を聞いた。 ローマ広場でA2番のバス乗り場からミラーノ行きに乗って、ミラーノのチェントロを過ぎて 更にまっすぐ二つめの信号を左に曲がってしばらく行くとあるらしい。 と言うわけで行ってみた。バスに乗って40分ほどで終着のバスターミナルのような所に着いた。 それから信号が2つ…はるか1kmほど向うにみえる。 その辺の人に聞いたらVia Viasanaは向うだと言う。 ついでに「ロシア語はわかるか?」と聞かれた。わけわからん。 しょうがないので、とぼとぼと歩き出した。当たりは暗くなりはじめてて街燈なんかも無い。 食事はパンとイカが残ってる。 しばらくして吠えてくる犬がいたのでかまってたら、奥に人がいるっぽい。 そこで、もう一度聞いてみたら、行き過ぎてるらしい。 アグリトゥーリズモなら、バスターミナルの前の道を入った所だそうだ。 そもそも降りた所はミラーノのチェントロじゃなかった様だ。 Via Viasanaにはいって10分ほど歩くと目的地のVilla Mocenigoがあった。 ぱっと見工場の様にもみえる。 中に入って近づくと食堂があるけど、入り口がわからない。 おっちゃんが一人でて来たんで聞いてみたら、 出てきた所が入り口で左の食堂でチェックインらしい。 食堂は人がいっぱい居て視線が痛い。 予約の時メールで返事をくれたマリーアさんがでて来て、部屋に案内してくれた。
部屋は少し狭いけど、奇麗で趣味もヴェネツィア風ながらまとめてあり窓の外は森。 蚊が多いらしく、水性蚊取線香が標準装備で壁には蚊がつぶされたあとが多数…
マリーアさんが「お腹が空いてる?もし食べたかったら10分ほどで用意できるけど」
と言うわけで食事が出るようなので、パンとイカはまた後で。
食堂に戻ると、東洋人はめずらしいのか視線が痛い。 食事は海鮮リゾットと焼豚っぽいもの、サラダ。どれも量が多くお腹が一杯に。 ワインもドルチェも付いてる。全部手作りらしい。おまけにグラッパまで付いて来た。 これは自家製ではなく買って来たらしいけど、ワインは自家製。 たっぷり食べて飲んで寝た。

[7/1]

朝は雨の音で目が覚めた。雷も鳴っていて、ニワトリも怯えている。 朝食を取るために食堂に行くと雨は更に激しくなっていて、雷はかなり近い。 食堂の電気は点いたり消えたり、電気が消えるごとに電子レンジが「チン」となってる… 朝の食事は、コーヒーと牛乳、パンとお菓子。 食べてると犬が入って来たので、 おばさんに「犬が居る」というと「猫?」と言うから「犬」と返すと「犬?!」。
するといつの間にか犬は居なくなってた。窓の外を見るととぼとぼと居場所へ去って行く犬が見えた。
嵐は一向に回復するようでなく、しばらく食堂でたたずんだ。
隣のカップルはニュージーランドから来ているそうだ。。 昨日の人々は、どうも近所の人の様だ。宿泊してる人も多少居る。 なんとなく空が明るくなった気がするので、おばちゃんに会計を頼んで去ることにした。
バスターミナルまでも、ドキドキしながら歩くのとは違って近く感じる。
バスターミナルに着くと雨が降り出した。 切符はターミナルでは売って無くて、隣のBARで買えと言われた。 隣のBARで聞くと売り切れで届いて無いそうで、バスに乗ってから買えと言われる。 ヴェネツィアまでは40分だけど雨だとメストレで乗り換えるのが楽そうだ。 バスの運転手から切符を買う時に降り場を聞いたら、駅から少し離れているらしい。
まあ、なにはともあれ楽しい宿だった。機会があったらまた泊りたいと思う。
Villa Mocenigo
アグリトゥーリズモ。予約はメールで出来る。サイト(時々繋がらない。日本語のページは自動翻訳っぽい)


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05-12-2005 A cura di Ciro