バスはメストレに着いた。列車は軒並み遅れていて、
どの列車がいいのかよくわからないので窓口で切符を購入。
座席予約までしてくれた。
しかし、問題はこの遅れ方で12時を過ぎてても11時4分の列車が出ていない。
我々のも遅れることは確実。
とりあえず、駅前のバールでカップチーノを飲んだ。
駅に戻って列車を待つのにも飽きた頃、
先にパードヴァかヴェローナに他の列車で行っておこうかという案を思いついた。
しかし、予約した列車は直行なんで最終的には楽そうなんで待つことにした。
列車は6番線に着く予定が、到着寸前に3番に変更されて経由も変更となったようだ。
あっこはちょうどトイレに行った所で列車が来てすごくあせる。
結局はしばらく止まっててよかったけど…
13時41分発の予定が、14時30分発になった…案内は30分遅れらしい。
その後列車はカステルフランコ・ヴェーネトを経由。ヴェローナに戻って、アディジェ川を遡る。
ヴェローナからの景色は両側を巨大な山が切り立っていて雄大な景色。所々小さな城もある。
峡谷が開けたと思うとトレント。
トレントを過ぎるとティロル風の家が増えて来て遠くからみると崖の様な場所に住んでいる。
ボルツァーノについたのは2時間近く遅く6時すぎになった。街の案内の表示はイタリア語とドイツ語。
ホテルまでの行き方がわからないので携帯で聞いてみると、1番のバスに乗って二つめの停留所らしい。
「名前は?」と聞いたら「名前はない」とのこと。
バスが来たので乗ったが、どうも三つめの停留所で降りたらしい。
少し戻ると、バス停のすぐそばの階段を上がった所にホテルがあった。
「Gasthof Schwarze Katz」とドイツ語と猫の絵が書いてある。
入り口がわかりにくい。
というか地元の人が飲んでるバールのようなところがホテルのカウンターをかねていて、
そこでチェックイン。
部屋に案内してもらうと、合宿所のような感じ。
テレビはあるけど電話はない。
エアコンも無いけど風は涼しくて窓を開けてれば問題なさそう。
早速、夕食でも食べに行くことにした。
町を見てみるとパステルカラーで窓に装飾が多い。
そんななかの一角で普通のイタリアっぽい通りがあって、そこのピッツェリアで食べることにした。
途中見て回った店では英語で声をかけられることが多くて、尻込みしてたけどここは問題なさそうだ。
まあ、値段もちょっと高めだったし。
ここでは、クアットロ・フォルマッジとヴルステルを頼んだ。
水も頼まずワインを飲んだのでホテルに帰って寝た。