イタリア旅行 : Il Mio Viaggio in Italia 2002



トレヴィーゾ:Treviso

12月30日

トレヴィーゾの町並み 朝、パドヴァのホテルをでて昨日と同じようにバスターミナルまで歩いた。
トレヴィーゾ行きのバスも結構有ってあまり待つことなく乗れた。
始めは天気が良かったんだけど、だんだん曇りかけてきてトレヴィーゾについたぐらいで雨になってた。
バスで到着すると言える事は駅から少し離れた場所に付くので、旅行案内所なんかが見当たらない。
バスの運転手に聞くとトレヴィーゾの案内所は街の中心に有るらしいので行ってみた。
案内所は少し判りにくい場所に有って、みかけた警察官に道を聞いたりしてたどり着いた。
そう、ここも地球の歩き方(イタリア編。ミラノと北部三州編には載ってるらしい)には載ってない。
案内所のお姉さんは電話に忙しく相手してくれない。 その辺に置いてあったパンフレットと地図を取って、見て廻ることにした。
今日はヴェネツィアから夜行バスに乗ってナポリまで行こうと思ったのでホテルも探さず。 今回は荷物も持ったまま。
トレヴィーゾはベネトンの本拠地らしくベネトンのお店もなかなかお洒落だ。
ただ、営業時間のはずだが開いて無い。 地元の人らしき人も自動ドアが開かないので不思議そうな顔をして帰って行った。
中を覗いて見ると、電気はついているがエスカレーターが動いてない。
それから適当にうろついて外見はあまりぱっとしないドゥオーモなんかをみた。
お昼になって、お腹もすいてきたがよさそうなレストランもわからない。
エノテカ
探してたら、立ち飲み出来るエノテカを発見。
まあ、一杯飲んで行こうと思って入って見た。まずプロセッコ。 さらに赤ワイン(名前忘れた)を頼み、生ハム、チーズ(トーマ)を食べた。
それから、ワイン色のチーズがあったので何か聞いて見たらウブリアーコと言うチーズで、 ワインに浸けたものだそうだ。なんのワインか聞いたらアマローネだと言うので購入。
腹ごしらえも出来たので、列車でヴェネツィアに行くことに。

ヴェネツィア:Venezia

全く予定には入ってなかったけど、交通の便が良い(と思っている)のでヴェネツィアに来て見た。 めずらしく案内所が空いていたんで案内所でバスターミナルの場所を聞いた。 夜行バスが有ればバスでナポリまで移動するつもりだったんで。 バスターミナルは駅を出てすぐ右手のローマ広場(Piazzale Roma:ピアッツァーレ・ローマ)にあるけど、 前の運河を渡るのに左手の橋を渡る必要がある。 バスターミナルについたらナポリ行きの乗り場が無いか探した。 長距離バス会社の小さな事務所があって、窓に貼ってある路線図っぽいポスターにナポリとかヴェネツィア とか書いてあるので質問しようと思った。 しかし窓に貼ってある別の貼り紙の時間表によると今日は開かないらしい。 貼り紙には本土のメストレにある事務所に電話しろと書いてあるが、今は昼休みで閉まっているらしい。 しょうがないのでちょっと辺りをうろうろして見た。 サンタルチア駅に戻ったり辺りを散策したりして半時間程を潰した。
それから電話みてたらそんな便は無いと言われた。話によると国際便しか出ていないらしい。
駅の観光案内所に戻って聞いて見ても無いらしい。結局は鉄道で行くのがいいらしい。
しょうがないので、駅の自販機で条件がいい列車を探す(さっきうろついてた時に目星はついてたけど)。
列車の予約が済んで、時計廻りに街を見てまわることにした。 サン・マルコ広場まではリアルト橋を渡らない道順となる。
途中、電気屋があったので例の如くデジカメ用の電池が無いかチェックをするために 入ってみたらリチウムイオン電池の充電器が8エウロで売ってる。 ニッカド電池も切替えて充電できる様だ。これはかなり安いのでまよわず購入。 これにてデジカメの電池の問題は解決。電池を探す旅になりそうだったので一安心。
リアルト橋についた頃には辺りも暗くなってた。 そしてサン・マルコ広場についたらすっかり暗くなった。
それから、マンダリーナダックにいって商品を見たり、 考古学博物館に入るか入らないかさんざん悩んで入ったりした。 それからアッカデミア橋を渡って駅の方に戻った。
まだ6時ぐらいだったけど、すごくお腹が空いてきたので、ローマ広場食事を取った。 まあまあ安かったけどまずかった。
駅についたけど、まだまだ時間が有るのでもう一周コースに、 と思ったけど8時を過ぎて店なんかは閉まりはじめててちょっと寂しくなってきた。
インターネットカフェもあったけどなんか高い気がするし、日本語でのやり取りは出来なさそう。
さらにうろついてて、ゲット地区に迷いこんだら周りには誰も人が居ない。 ゲット地区はすごく静かで、 水路のチャプチャプという音と犬が石畳の上で歩くチャカチャカという爪の音だけが聞こえてた。
駅に戻ってもさすがに暇になってきたんでバールで一杯飲もうと思って言ったら、 先にレジでお金を払ってって言われた。 でも、レジは閉まってるんだけど…
最後にやることが無くなったので、荷物を受け取って駅のベンチに座って旅行記を書いたり。
列車が来たので、予約席を確かめて乗ろうとしたらなんか悪そうな若者が部屋を占拠している。
一人はナイフを持って隣の女の子に向けてる。迷彩のズボンで前髪だけで金髪に染めた姉ちゃんもいる。
「ヤバい」と思う前にでた言葉が「そこ予約してるんだけど…」
因縁をつけられると思って返された言葉が「どうぞ」ちょっと拍子抜け。
彼らの話をよく聞いていると宗教の話の様だ、 ナイフを向けられてた女の子がカトリックで他の若者は信じてなくて質問してた模様。
彼らはウーディネから休暇でローマに行くらしい。他の部屋にも仲間が居て自己紹介なんかもした。 部屋の中の一人はグループではなくアルバニア人のジミーだ。 そのうちいろいろ喋るようになってきて、ワインをもらったりした。
知らない人に飲食物をもらうのは危険なんだけど、彼らも飲んだのを見届けて飲んだ。
1時すぎぐらいにはみんな寝静まったので寝た。ただし貴重品は壁側のポケットに、 バッグも壁と体の間に挟んでおいた。




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20/02/2003 A cura di Ciro