ジョジョの奇妙な冒険:Le Bizzarre Avventure di Giogio
第五部の登場人物の名前についての考察
第五部の登場人物はスタンド使いにおいては今の所全員に、
そのほかの登場人物も結構名前が付いています。
そこで、登場人物の命名ネタを調べてみました。
舞台がイタリアだけに主にイタリアの食べ物関連から取っていると思われます。
綴りはあくまでも予想なんで大幅に違ってる事もあります。
ジャンプの「気分はジョジョ」コーナーに載っていた綴りも紹介。
これは誰が考えたんだろうか?
荒木氏だとすればこれが正解なのか?
イタリア語版ジョジョの綴りもできる限り載せました。
敵側のキャラの綴りはおそらくこのページを元に伊訳されてるはずなんですが…
- ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョ)
- Giorno Giovana
  - 
	ジョルノは日(ひ)、「こんにちは」のbuon giornoのジョルノ。
	ジョバァーナはイタリアの女性の名前のジョヴァンナ(Giovanna)では無いかという説も。
	ジャンプの「気分はジョジョ」に載っていた綴りは、Giorno Giovana。
	イタリア語版ではGiorno Giovanna(ジョルノ・ジョヴァンナ)
	
 - ブローノ・ブチャラティ
- Blono Buccellati
  - 
	良くある名前ブルーノ Brunoではないか?
        名字はトスカーナのブドウ入りのクッキー、ブッチェラート(Buccellato)の複数形が有力
	またブッチェラーティ(Buccellati)という宝飾のブランドが有る。
	ジャンプの「気分はジョジョ」に載っていた綴りは、名前のBlonoのみ。
	イタリア語版ではBruno Bucciarati(ブルーノ・ブッチャラーティ)
 
 - ナランチャ・ギルガ
- Narancia Ghirga
  - 
	Narancia は女の名前では?
	オレンジの古語であるらしい。
	ジャンプの「気分はジョジョ」に載っていた綴りは、Narancia
	Ghirgaは不明。Giorgiaという歌手が居るけどまさか。
	ネット検索するとGhirgaは実在の名字であるらしい。
 
 - グイード・ミスタ
- Guido Mista		
  - 
	Guidoはイタリア人によくある名前。Mistaは混ざった?
	ジャンプの「気分はジョジョ」に載っていた綴りは、Mista。
 - パンナコッタ・フーゴ
- Pannacotta Fugo	
  - 
	パンナコッタはお菓子でしょう。
	Fugo は逃亡させる?苺のfragola説も聞いたんですが、
	自説はオッソ・ブーコの濁点の場所を変えたもの。
	…と長年書いてましたが、Fungo キノコがあやしいと思いますね。
	能力も胞子嚢から胞子をばらまくキノコ怪人って感じです。
	イタリア人によくいるUgoの原形のHugoかも?
	ジャンプの「気分はジョジョ」に載っていた綴りは、Fugo
 
 - レオーネ・アバッキオ
- Leone Abbacchio	
  - 
	Leoneはライオン。Abbacchioはローマの小羊肉料理アッバッキオ。
	ジャンプの「気分はジョジョ」に載っていた綴りは、Abbacchio。
	以前書いていた綴りのAbacchioは打ち損ないでした(謝)。
 
 - マリオ・ズッケェロ(組織のゴロツキ)
- Mario Zucchero
  - 
	Marioはイタリア人に多い名前。
	Zuccheroはズッケロとよみ意味は砂糖。元ネタは同名の歌手?
 
 - サーレー(組織のゴロツキ)
- Sale
  - 
	Sale(読みはサーレで伸ばさない)で塩。Zuccheroが砂糖なんで恐らく。
	イタリア語版でもSale
 
 - トリッシュ・ウナ(ボスの娘)
- Trish Una(イタリア語版も同じ)
  - 
	Trish はスーパーモデルのトリッシュ・ゴフのから。Unaは1の女性形。
 
 - [涙目の]ルカ(組織の構成員)
- Luca
  - 
	Lucaはイタリア人の男の名前。12使徒にいる。
	Luca lacrimoso とでも訳す?
	イタリア語版ではLuca "il" lacrimoso(ルーカ・イル・ラクリモーゾ)でした。
	冠詞ilが抜けてました。
 - ペリーコロ(組織の幹部)
- Pericolo
  - 
	危険。
 - ドナテラ(トリッシュの母)
- Donatella
  - 
	Donatella:ドナテッラ。イタリア人の女性によくある名前。
	イタリア語版でもDonatella
	
 - ポルポ(幹部)
- Polpo
  - 
	蛸。
	イタリア語版でもPolpo
 
 - ホルマジオ(暗殺チーム)
- Formaggio			
  - 
	他の人間の名前の傾向からチーズを意味するフォルマッジョ:Formaggioと推測。
	イタリア語版はFormaggio。
 
 - ジェラート(ホルマジオの仲間)
- Gelato			
  - 
	ジェラート。いわゆるアイスクリーム
 
 - ソルベ(ホルマジオの仲間)
- Sorbe			
  - 
	シャーベットのSorbetto(ソルベット)から?
	sorba(ななかまどの実)の複数で無いと思う。多分
 
 - イルーゾォ(暗殺チーム)
- Illuso
  - 
	Illuso:イルーゾは夢想家。
 
 - ソリッド・ナーゾ(ボスの偽名)
- Solido Naso
  - 
	Solido(ソリード)?。固体。これはかなり自信がない。
	Nasoは鼻。謎とかけた?
	イタリア語版で、Soliddo Nazo
 - ペッシ(暗殺チーム)
- Pesci		
  - 
	魚(pesceの複数形)。魚座。
 
 - プロシュート[兄貴](暗殺チーム)
- Prosciutto
  - 
	普通にプロシュート(正確にはプロシュット)と言えば生ハム。
	ちなみに普通のハムはプロシュット・コット
	兄貴をイタリア語に訳すとフラテッロ(fratello)なので、
	差し詰めフラテッロ・プロシュートとでも呼ぶ?
	まあ、正確に言うと兄弟と言う意味なんだけどね。
 
 - メローネ(暗殺チーム)
- Melone
  - 
	メロン。プロシュートとあわせてメロンと生ハムってことか?
	どうでもいいけど、名前はアレッサンドロがお似合い。
	イタリア語版では「ディ・モールト」とは言わず「troppo」を使う。
	
 
 - ギアッチョ(暗殺チーム)
- Ghiaccio
  - 
	氷。氷関係のスタンドをあやつるみたいだし。
 
 - リゾット・ネエロ(暗殺チームのリーダー)
- Risotto Nero
  - 
	リゾットが米料理。ネエロは黒。合わせていかすみのリゾット(笑)。
	ちなみに皇帝ネロはネローネなんで違います。
 
 - スクァーロ(ボスの親衛隊)
- Squalo
  - 
	魚のサメ。スタンドそのまま。
 
 - ティッツァーノ(ボスの親衛隊)
- Tizzano
  - 
	イタリア(しかもヴェネツィア)の画家ティツィアーノ(Vecellio Tiziano)から?
 
 - カルネ(ボスの親衛隊)
- Carne
  - 
	肉。
 - [ヴィネガー・]ドッピオ(ボスの表向き?の人格)
- Doppio
  - 
	2倍の、表裏の有る、ダブル。
	ヴィネガーは英語。イタリア語だとAceto:アチェート
 - ディアヴォロ(組織のボスの名前?)
- Diavolo
  - 
	悪魔。ちなみにディオ(DIO)は神。
 - チョコラータ(ゲスな追っ手)
- Cioccolata
  - 
	チョコラータはcioccolataでココアや粉状のチョコレート。
	連載時や61巻でのチョコラートCioccolatoはチョコレートの意味。
	もしやフルネームはチョコラート・チョコラータCioccolato Cioccolataなのか?
	イタリア語版、Cioccolata
 - セッコ(ゲスな追っ手)
- Secco
  - 
	ワインの辛口(vino secco)。乾燥、乾燥した。痩せた人。干ばつ。死んだ。
 - ポルナレフ(3部でおなじみ)
- ?
  - 
	同名のフランス人の歌手からだと思う。
 - スコリッピ(彫刻家)
- Scolippi?
  - 
	イタリア料理のスカロッペ(scaloppe:複数形)、
	もしくはスカロッピーネ(scaloppine:複数形)ではないかとの説をいただきました。
	たしかに料理系が多いので。
 - モニカ・ユルテッロ(医師)
- Monica Iurtello?
  - モニカ(Monica)はイタリア人の女性に多い名前。
クリントンの愛人の名前からとったのか?ユルテッロは不明。
コルテッロ:coltello(ナイフ)の誤植説を挙げときます。
 
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13/12/2001,05/07/2007 I'Cirou Takao