イタリア旅行
Il Mio Viaggio in Italia 2008


Sirmione

[2/22]

ふと思い立ってデゼンツァーノで降りた。 ガルダ湖畔のガルドーネという町にダンヌンツィオが余生を過ごした建物が博物館としてある。
駅でバスの有無を聞いてみたら、ガルドーネ行きは1時半で、結構時間が有る。
シルミーネは5分後にバスが有るとか。
実際バスが来たのは15分ぐらい後だった気がするが、シルミオーネには1時前に着いた。
案内所は3時まで閉まっていて、仕方がないので道もわからないまま出発。
街の入り口は堀になっていて、シルミオーネは島のようになってる。
入り口のすぐ横にデッラ・スカーラ家の城が有った。 中に入るのに4€なので、後にすることにした。だいたい切符売場には誰も居ないし。
しばらくすると船着き場が有って、その横で食事にすることにした。
食事といっても、朝にズマで買った生ハムとモッツァレッラのみ。
生ハムを取り出すとスズメが大量によってきて何かもらえるのを待っている。生ハムの脂身を落とすと取り合ってる。
パソコンでシルミオーネとガルドーネの事を調べてたら、ここで携帯の度数がなくなった。
しかも、小学生が遠足かで大量にまわりに。 パソコンを見て驚いてたが、 私が顔を上げると「イタリア人じゃない」と言い放って何か言おうとしたのをあきらめた。 何が聞きたかったんだろうね?
モッツァレッラは別のところで食べるとして、このうるさい所は退散。
奥に進むことにした。とはいってもこじんまりとした、 海辺の観光地って感じで…湖畔だけど…あまり面白くない。
岬のほうまで行ってみたけど、湖水浴場があるだけのようだ。
他に何が有るのか調べたら、もう少し奥にローマ時代の遺跡があるらしい。 荷物で手が痛いので岸辺でモッツァレッラを食べながら休憩。
それから、Grotte di Catulloという遺跡に行ってみた。
入場料は4€で、しかも2月中は博物館は閉鎖中だとか…
高いと思いつつ入ってみることにした。
すると、意外に広くて結構残っている。しかも何故か立て看板には日本語が。
回るのに時間がかかって、帰りのバスの時間がかなり近づいた。 急いで戻るとバスの切符が売ってない。
観光案内所で聞くと150mほど離れた所で売ってるらしい、 大急ぎで購入してしばらく待つとほぼ定刻にバスが到着。
ブレッシャに向かった。 バスの刻印機は壊れているらしく、切符を手でちぎっていた。
途中、一人の男の子が乗ってきて特に何もせずに奥に行こうとしたら、運転手が呼び止める。
「定期だよ」
「見してみ」
「ちょっとまって。あれ?ないなあ。忘れたきたよ」と行って持ってたバスの切符を刻印機に入れようとした。
「それは壊れてるから、切符を渡して」と運転手。
少年は必死で切符を探すけど、一杯持ってる切符はすべて刻印済みなのか出せない。
「使ってないのがないみたいだから、払うよ」とはいいつつお金もなかった。
「次で降りるから」少年は泣きそうな顔ですごくあせってる
とは、いいつつ運転手は全部わかってるようで、かなりきつい事を言ってから、 「いいよ、今回は見逃すよ」となった
ただ、どうも常習犯のようで、他の客に「定期本当にもってる思う?」とか言ってた。
「もってないよ。子キツネめ」と言ってた。

Brescia

バスはデゼンツァーノを過ぎて、ブレッシャに着いたのは5時前になった。 途中渋滞と事故で20分ほど遅れた。
それから、バスに乗って中心に行って、ドゥオーモとロッジャを見た。
所要時間30分で、駅に戻ると乗ろうとしてたICが遅れて到着しててなんとか乗れた。

手前が旧ドゥオーモ、奥がドゥオーモ

ロッジャ



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23-02-2008 A cura di Ciro