Verona
ボルツァーノの駅には例の交通システムがあって、トレント辺りまで行けるらしいが、
フランチェスコと待ち合わせたのはロヴェレートだ。
比較的多く出ている、ヴェローナ行きの列車に乗った。
ロヴェレートでは、あまり待たずにフランチェスコが来た。彼の車はアウディだった。
今日のホテルは彼が取っていてくれてて、彼はそこまで山沿いをまっすぐ行くか
ヴェローナによって行くか聞いてきた。
あっこは、ヴェローナによって行くことを選択。
というわけで世界遺産訪問がまた増えた。
さっそく、イタリアの高速道路であるアウトストラーダを南下。
といっても、線路とほぼ並行。しかし、アルプスの北側から大量の車が流れ込んできていることがわかる。
オーストリアやドイツはもちろん、デンマークやオランダも何度も見かける。
確かに車で来れるなら自分でも来るかもなあ。2日ぐらいかかっても来れるならうらやましい。
沿線に桃の木があるとフランチェスコが言ったけど、なかなか見つけられなかった。
しかも木が見つかっても実はなってなかった。
とにかくイタリアは桃が豊富で、桃好きにはたまらない。
ヴェローナ到着

アレーナ外側
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アレーナ内部
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そんなこんなでヴェローナに到着。
高速道路の料金所はどうやらストで閉まってた。つまり料金は不要。
毎年、Vinitalyを行っている展示場の前を通って、ポルタ・ヌオーヴァ[Porta Nuova]の前へ。
ポルタ・ヌオーヴァの近くに駐車場所があって、
本来はチケット制で有料みたいだったけど日曜だったので無料だった。
ポルタ・ヌオーヴァをくぐってブラ広場に出た。
暑いので真ん中には行かずに左側の店沿いに歩く。
考えることはみんな同じらしく、人が一杯。
見所は後で見ることにして、まずは食事。
フランチェスコが案内してくれた所は道の真ん中に遺跡がある所。
私は、ここでピアディーナを食べた。
その後、ジュリエッタの家に行った。
入り口のトンネルのような場所には、
落書き(後で調べたら恋人同士の名前を書いたら結ばれるというもの)が一杯ですごく汚い。
中庭に入っても、建物の中は入場料が必要な様なので入るのをやめた。人も一杯居るし。
それから、シニョーリ広場へ。しかし市庁舎の横の塔には入れず。
古い城と言う意味のカステル・ヴェッキオ[Castel Vecchio]へ。
カステルヴェッキオに着くと、内部の博物館は無料。
ここには、城の地下から見つかったものや、ヴェネツィア派の絵画などが展示されている。
どうでもいいことながら、ここの監視員は制服を着ている。制服ってあまりイタリアでは見ないのに…
さらにいくつかの絵画の展示室には謎の物体が置いてある。
そこに描いてある絵を縮小した物の上に透明の立体カバーみたいなのがかけてあって、
上部にはLEDが数個ついている。高さは1mちょっとで、斜めになった絵の部分は50cmぐらい。
後ろからはコンセントが出ていたが、何も動かない。触ると注意される。
フランチェスコが行く先々で監視員にたずねたけど、結局誰にもわからなかった。
城を出たら、アレーナ[Arena]へ。
アレーナは入場料を払うと入れる様になっている。
ちなみにアレーナとは古代ローマ時代に造られた円形闘技場で、夏は野外オペラが催される。
日程を見るとこの日はアイーダの予定で、毎日演目は違うようだ。
中央の運動場の部分が舞台になっていて、必死で舞台に使うセットを組み立てている。
クレーンで外から持ち込むなど大がかりだ。この様子を、階段状の観客席の一番上で眺めた。
さて、次はヴィチェンツァに行こう。
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25-07-2005 A cura di Ciro