イタリア旅行
Il Mio Viaggio in Italia 2005


Trieste

ミラマーレ城
どうも、スロヴェニアは守備範囲外の様なのでコーペルにはよらずにトリエステに直接帰ることに。 15時にはもとのバスターミナルに着いた。そのままミラマーレ城[Castello di Miramare]に行くことにした。 スーパーの前のバス停から36番のバスに乗り海岸線を延々と走ってミラマーレ公園に着いた。 入り口がわからないので、バスの運転手に聞くと、後ろに戻ってなんとかの中に入り口が有ると言われた。 なんとかがイマイチ聞き取れなかった。で、とりあえず近くの階段を降りてみて探した。 港かヨットハーバーの様な所に出て、向うにお城が見えている。が、海岸沿いには行けないようだ。 近くの人に聞いて見たら、そこの階段を登った所から行けるらしい。 階段を上りきると公園が有った。少し歩いていると、バス道からの入り口が有る。 どうやら、トンネルとトンネルの間に入り口が有った様で、 バスの停留所からトンネルの中に入る必要があるのだった…
まあ、それはそうと須磨離宮を思わせるような公園で奇麗にしてある。ちなみに公園は無料。 城は高台から海を見おろすように建っていて、小さな港も横にある。 幽霊が出るとの噂の城だけど、中に入ってみることに。 比較的小さな城だけど、新しいだけあって奇麗で調度品もしっかり残っているようだ。 中ではこの城に7年住んでいたアオスタ公関連の展示をやっていた。

城を外に出て、来た道とは反対のトリエステ側に歩く。 バス停まではすぐだと思っていたけど、バス道との合流点まで歩くことに。 ここは自然保護区になっているらしく、柵がしてあって砂浜には人が入れない。 そのかわり、カモメや鳩や鵜などの鳥が波とたわむれている。 おまけにバスの切符も無い。近くのホテルに入って聞いて見ると売ってくれた。 このあたりも海水浴が盛んで延々と海水浴客がいる。 ただし海岸は岩場で、階段で海に入ったりしているし、岩の上に海の家がある感じ。 バス停の前のカプセルのようなバールでグラニータ休憩。そのままバスを待って市内へ。 海岸沿いのバス停は、みんな同じような景色でバスは海水浴帰りの子供たちで一杯になった。 わいわいがやがやとにぎやかしい。

サン・ジュスト城の前から市街地を見る。
鉄道駅の横のバス停に着いたら、今度こそ丘の上のサン・ジュスト城に昇ることに。 24番のバスに乗って、しばらく揺られる。 窓から、真のナポリピッツァ協会の加盟店を発見。 やはり、ナポリイメージを前面に出してだしてるのか? などと思ってるうちにバスは終点、城の前に着いた。 城の前には教会がと教会あとの遺跡みたいなものがある。 さらに大きな記念碑もある。 まずは城に入ってみようとしたら、修理中で2004年10月20日から入城不可だった。 城の前から町を眺めていたら、雲行きが怪しくなって街の一部分の上空が白く曇っている。 なにかと思えば、突風と雨。雨宿りする場所は無いので、丘を降りることに。 しかし、雨はほんの少しで顔にあたるのは砂ぼこりと枯葉。

城を取り巻く民家のわきの階段を降りたら、すぐに旧市街に入った。 地図を見ながら、ローマ時代の劇場のそばに降りたら、 何か催しをしているらしく黒い布で囲まれている。 正面に行くと中は見えた。何か作業している人が居る。 写真を撮ったら、あっこが「夕食はスーパーで買物して食べたい」というので駅の横のスーパーへ。
スーパーでいろいろ悩んだ末、茹でたイカ、ピーマンに鮪を詰めた物、生ハム、チーズ、パンなどを購入。 ホテルに持って帰って食べた。 ピーマンに鮪を詰めた物がかなり高かったのに大量に買ってしまい、思わぬ出費。 手がかかるものは高いのだ。
夜は激しい雨になった。そのせいかバイクは少なく、涼しいので窓もしめて寝た。

[6/30]

今日はゴリーツィア経由で、ミラーノで宿泊予定。 朝、ホテルの会計をすると、やっぱり予約キャンセル料を取られた。 まあ、ヴェネツィアで取られるよりは多少マシか。ゴリーツィアへの行き方をホテルで聞いた。 ゴリーツィアへはバスが出てるので、 例のバスターミナルからモンファルコーネ[Monfalcone]で乗り換えてゴリーツィアに向かう。
途中、昨日のお店で、パンでも買って行こうかと思ったがまだ開いていなかった。 バスの切符はバス内で購入。切符売場が有るんだから統一して欲しい。 バスは出発して海岸線を走る。鉄道と道路の位置が逆だが須磨海岸を思い出させる。

モンファルコーネは、ドゥオーモ前?に着いた。 のどかな公園が有って、マクドナルド提供の遊戯施設で子供が遊んでいる。 そうこうしている内にバスが到着。空港経由のバスで2階建だ。 さっそく2階の最前列へ。もっとも他の人は慣れているのでみんな1階。 例の鉄道の近くにあるのに駅が無いモンファルコーネ空港を経由してゴリーツィアについた。


ミラマーレ城
1856年に建設された。城主が早死にするので呪いだと言う噂がある。
公式サイト(伊独英語)


イタリアイタリア旅行2005目次 13-07-2005 A cura di Ciro