Pirano

タルティーニ広場
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ポルトローズを出て5分ほど走ると、ピラーノに着いた。
ピラーノは、地球の歩き方のスロヴェニアが載っているやつを図書館で借りた時に見たことがあるような気がする。
町の入り口と思われる看板には、PIRAN/PIRANOとイタリア語とスロヴェニア語で書かれている。
二ヵ国語併用の地らしい。
教会の鐘楼が見える方が中心だと思い、そちらに行く。
ちょっとかび臭い感じの通を歩きながら聞こえる言葉はイタリア語ではない。
あっこにはあまり違いはわからないけど、私には若干不安感が…
街の中心と思われる広場に出たら、高台に教会が見えて非常に奇麗。
この町生まれの音楽家ジュゼッペ・タルティーニ[Giuseppe Tartini]の名を冠した、
タルティーニ広場だ。広場の真ん中は白く光っていて、
最初は噴水か何かで水がはってあるのかと思ったら、石が磨かれていることに気付いた。
広場に面した観光案内所で地図をもらって、教会のある山に登った。
鐘楼は有料で、ユーロ払いが可能。
イタリアの塔より壊れそうな階段を登って見ると、岬の街の高台の塔だけに見晴らしがすごくいい。
トリエステ湾やアドリア海が一望出来る。写真を撮ってるとあっこが下で全裸の女性が泳いでいるのを発見。
遠くからでよくわからないが、人気の無い場所で(とはいっても他にも人が居る)。
一緒に居たフランス人の若者も見つけたらしく、わいわい騒いでいる。
まあ、カモメの鳴き声もして、とにかくのどかな所である。
下に降りると、飛び込みたくなるような海が待ち構えていて、水着を持ってきていないことを後悔した。
海岸沿いには海の家のようなお店が延々と続いている。
そこを歩きながらタルティーニ広場に戻り、さっき見えていた対岸の町に行けないか案内所で聞いて見た。
すると非常に機嫌が悪くなり、「行けない」と言われた。
何となくイヤな感じになり、帰りのバスの時間が近かったので撤退!!
時間がなかったのでバス乗り場までダッシュ。
切符はバスで買ったが、本当はスロヴェニアの通貨で払わないと言われた…
- ピラーノ
- トリエステ湾の南に位置する町で、岬の先にある。
スロヴェニア語ではピラン[Piran]と言う。
歴史的にはヴェネツィア共和国配下にあったが、第二次世界大戦後にはトリエステ自由国を経て、
ユーゴスラヴィアに割譲された。
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12-07-2005 A cura di Ciro