イタリア旅行 : Il Mio Viaggio in Italia 2003

フィレンツェ:Firenze

フィレンツェの空港に着いた。空港からのバスはかなり待たないといけなくてホテルに着くのも遅くなるので タクシーで行くことにした。 このタクシーの兄ちゃん、隣のタクシーの同僚と併走してしゃべりながら走るし、 反対斜線にはみ出して停車してさっきのタクシーと喋る。
もちろん携帯で電話してて、その内容は友人が結婚式で凄いパイプオルガンのある教会で結婚するんだと。
で、我々もローマで結婚するということを伝えて和気あいあい。
しかし、後ろに座ってるあっこ達はいきなりイタリアの洗礼に会ったようだ。
更にホテルについたが、エレベーターが旧式の階段の真中に有る扉が手動の型なのでめずらしがっている。
私としてはイタリアでは普通と思ってることがめずらしいみたい。
その後は夜の散歩ついでに明日の電車の時間を確認。でもローマ行きはいっぱいあるのであまり気にしないことに。
それから、駅前のマクドで夜食。ギリシャサンドかなにかを食べた。

[6/12]

翌朝、ホテルで朝食を食べる。朝食付きのホテルは久しぶり。
ベランダの鉢植えが奇麗な食堂で天気もよく気持ちいい朝。
ホテルに荷物を預けて、午後にホテルに集合として街に出かける。
まずは一番近い市場。市場を一通り回る。いつもと違った季節に見る市場はまた新鮮。 見たことのない形のトマトや生のポルチーニが一杯。市場のまわりの露店はまだ開いてない
その次はドゥオーモのサンタマリア・デル・フィオーレ。ドゥオーモとは街の中心の教会の事。
まだ開いてなかったし写真を撮ろうと思っても逆光なので後にすることにした。

次はイノシシ(写真)。 口に硬貨を入れて下の穴に入ったら再びフィレンツェを訪れることができると言う。
でも、エウロ高いのでやめといた(笑)。
さらに歩いて市庁舎のパラッツォ・ヴェッキオ(ヴェッキオ宮殿)[plazzo vecchio]前へ。
観光シーズンなので、広場では馬車がいくつか止まってて馬に一杯人が集まってた。
パラッツォ・ヴェッキオの中は見学出来たので、入ってみた。
大きな部屋が一つある以外は、似たような部屋が一杯あってちょっと食傷。 ただ見晴らしの少しいい部屋が有ったので満足かな。 それからヴァザーリの回廊の下を通りポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)[ponte vecchio]へ。
さらにピッティ宮殿へ。ボーボリ庭園やミケランジェロ広場は暑いので取りやめて街に戻ることに。
私としては1996年以来のフィレンツェでフィレンツェについて書いてある本も持って来て無いし、 地図も無い。でも地図を見なくてもどんどん行ける。
ポンテ・ヴェッキオのたもとでジェラートを食べてまっすぐフェッラガモの本店へ。
その前でMLの友人のジジさんに教えてもらったリストランテ[ristorante]に行くので場所を調べる。 VAIOに入ってるメールで住所を確認。地図ソフトですぐ近くに有ることがわかった。
事前のメールで知っていたけど、そのリストランテはロスティッチェリーア[rosticceria]も兼ねている。
ロスティッチェリーアというのは小学館の辞書には「焼き肉屋」とある。 とはいっても焼いた肉を売る店なんで「焼肉屋」ではないのです。
たとえると焼き鳥屋が豚肉や牛肉も焼いているような感じ。
で、入り口がロスティッチェリーアになってて買物をしている人をかき分けながら奥へ進んだ。
奥ではお店の人が食事をしてて「5分ほど待って」と言われた。
注文したのは…
カプリ風サラダのインサラータ・カプレーゼ[insalata caprese]。
これはトマトが4つに切ってあって上にモッツァレッラが載っていてすごくきれい。
三種類のパスタ盛り合わせのトリス・デッロ・シェフ[Tris dello Chef]。
トマトソースとほうれん草ソースのラヴィオリとニョッキのクリームで三食になってる。
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。フィレンツェ風ビフテキ。
骨付肉を炭焼きしてレモンをしぼって食べる。500gからの注文だったんで500g。
それに赤ワイン。
おすすめの店だけに安くてうまい。
かといって穴場というわけでもなく、英語がそこいらで聞こえるので外国人客も多い様だ。
おそらくガイドブックにでも取ってるんだろうな。
食後、ジジさんの話をしたらいろいろ聞かれた。 でもジジさんが関西を離れてかなり経つのであまりわからない。 帰る間際にワインを二本もらった。一本は我々に、もう一本はジジさんにだそうだ。
この一連の出来事をみて、あっこが「プチうるるんや。」って。 そういつもイタリアに来るとこんな感じの出来事が多い。
そんなことを話しながらベネトンに入ってヴェッキオ宮殿に向かう頃にあっこが「カメラが無い」と言い出した。
どうやらさっきのリストランテに忘れたっぽい。すぐに引き返して店に行った所。 顔を見るなり「ちょっと待って」と言ってカメラを持ってきてくれた。
でも、さっきの派手なお別れがだいなしだねぇ(笑)

それから、さっきとは少し違う道を歩いてCDショップへ。 ジャンナ・ナンニーニとイレーネグランディのCDを買う。 冷房が効いてるのである程度涼んでからサンタマリア・デル・フィオーレ(花の聖母)教会の中へ。
巨大な教会なだけに中はひんやりしている。また久しぶりなのか内装があっさりしてみえる。
6月だけどすっかり夏と言う天気だけど、こんなにも建物の中は涼しいのか。
湿度が低いためよけいにそう思う。昔のフィレンツェ市民はここで涼んでた…わけでもないか。
それからミケランジェロの彫刻を見るためにサンロレンツォ聖堂に。
しかしここには無くて裏にあるような気が…でももういいかとあきらめた。
ホテルへの帰りに市場に寄って水でも買っておこうと思ったけど、 昼休みか閉っていてしょうがないのでバールでグラニータ[granita]。
グラニータとはイタリア風かき氷。味はレモンとかコーヒーやシロップなど。
プラスティックのコップに入っててストローで吸う。

3時ごろホテルに帰った。あっこの両親とも合流して駅へ。
駅についたら10分後のESがあったので自販機で切符を購入。どの線路か探してたら電車が到着。
15時54分発のESでローマへ。


リンク

リストランテLa Spada[ラ・スパーダ]


イタリア イタリア旅行 イタリア旅行 2003
07/07/2003 A cura di Ciro