イタリア旅行 : Il Mio Viaggio in Italia 2003



カステッラーナ:Castellana

[6/18]

イタリアではじめての自動車の運転

レンタカーを予約したのは朝9時だったので早目にホテルを出た。 朝ご飯は車の中で食べようと言うことで例のサルメリアでパニーノを作ってもらうことにした。 早速パニーノやらサラミやら水やらを購入。レンタカー屋AVISに向かった。
昨日と同じお姉さんが居て顔は覚えていてくれたようだが、車はまだ来て無いと言う。 あらかじめ置いてあるのかと思った。 9時を過ぎても来ないので、車の中で食べようと思ってたさっきのパニーノを店内で食べた。 お姉さんも配車の担当者に電話を掛けてくれるがかからない。 心配になってきて40分ほど過ぎたぐらいに車がやって来た。ルノーだ。 車種はクリオかな?日本ではルーテシアと呼ばれてるやつ。 配車したおじさんが、車の説明をしてくれる。左ハンドルでマニュアル車。 日本でも左ハンドルは一度しか運転したことがないし、それもオートマティック車なのだ。 何が問題かと言うと右手でギアチェンジすること。アクセル、ブレーキ、クラッチの位置は同じ。 ワイパーとウインカーの位置も逆だが頻繁に使うものでは無いので大丈夫だろう。 いろんな確認をしたらさあ、出発。
まずは線路を越えて南へ。地図ソフトでは街の出方はそうなっている…不安。
駅からAVISに来る途中線路をまたぐ高架が有ったのを覚えてるのでそこにたどり着くよう回った。
そして成功。そのまままっすぐ南へ。線路を越えると段々道が太くなって来る。 道には車線を決める線なんかないからみんな適当に並んで走ってる。 まあ、この辺は友だちの車に乗せてもらったりした時にわかってるので今さら気にしない。 とはいえ、止まりそうな車の後ろについたりじゃまになってる。 右にある変速レバーやギア比とかいまいちなじんでないので、操作し切れて無いのだ。 気になった右側通行は全く問題外。そこしか通れないという感じかな。

カステッラーナの洞窟

今日の目的地はもちろんアルベロベッロなんだけれども、 地球の歩き方によると途中興味深い場所があるらしい。
イタリアでも屈指の鍾乳洞「Grotte di Castellana」カステッラーナの洞窟。
ちなみに洞窟名は「グロッテ・ディ・カステッラーナ(Grotte di Castellana)」だけど、 洞窟のある地名はカステッラーナ・グロッテ(Castellana Grotte)。
スーペル・ストラーダ(日本のバイパスみたいな感じ)をカステッラーナで降りて看板に従うと簡単に到着。
有料駐車場に車を置く。日本の海水浴場のような先払いのシステムだけど、日本と違って 車の置き方が適当。なにしろ場所も平たんじゃないし。 それで暑い日なんでみんな木陰に木を囲むように置いてる。 それに倣って車を置いて入り口を目指した。
案内通りに行った洞窟の入り口は周りとは不釣り合いな日本のマンションのようなビルの下に有った。
入り口前の入場券売り場では、2種類の券が売っていてお手軽コースと全部見るコースだった。 コースはそれぞれ開始時間が決まってて開始時間だけ入場できる。 幸い全部見るコースがすぐ後から始まるので、全部見るコースを選んだ。
洞窟へは長い階段で降りていく。途中で解説の言語を選べるんだけど、あっこに配慮して英語のコースにした。 ガイドのお姉さんがかわいい。私はあっこの通訳で進むことにした。 階段を下りきると天井の一部分から空が見える大きな空間に出た。 天井まで20mぐらいは有りそう。天井の穴からは水が滝のように落ちている。 昔この穴は地獄に繋がっていたと思われていて、ゴミを捨てたりしてたそうだ。 で、とある探検家がこの洞窟をの中の鍾乳洞を発見したそうだ。彼の胸像が飾ってある。 この程度で驚くのは早いようで先にずんずん進む。外は暑いけど中はけっこう寒い。 どうせ車なんで、上着とか持ってくればよかった… しかし、この洞窟は写真撮影が禁止らしい。あっこに聞いたけど今一つ英語はわからないようで… 英語で言われたんでわからないのと他のカメラを持ってる人が撮ってないのでやめておいた。 まあいろんな形の鍾乳石があって、最後に白い部屋に到着。そこで折り返して戻る。 詳しいことは見に行ってみてください。 帰りは最初の空間からエレベーターに乗って上がる。そとの土産物屋で日本語のガイドが売ってたので購入。 現地に行かないと売って無い日本語ガイドが面白い。 ジェラートを食べてアルベロベッロへ出発。



リンク

カステッラーナの洞窟公式サイト



戻る

戻る

06/05/2004 a cura di Ciro