飛行機の座席は窓側ではないけれども、ほぼ満席に近い中で隣の席が開いていたのは幸い。
しかもめずらしく右側の席だ。右側の席はイタリア人が座ることが多いみたいで、
客室乗務員もイタリア人が回ってくることが多いのだ。
出発もほぼ定刻通りで、さっそく最初の食事。
なんということか、イタリア語で注文している日本人が多い。「voino rosso」とか、[succo d'arancia]とか
ガス入りのミネラルウォーターを注文する人も。まあ、私もそうだけど。
そのミネラルウォーターだけど、sanbenedettoという私が毎日飲んでるのと同じ。
今回出かける時に持って行ったペットボトルの水がまさにそれ。
食事を配る時に、日本とイタリアのどちらがいいか聞いてたのでどう違うのかと訊ねたら、
「イタリアのと日本のです」ってイタリア語で言われた。わけわからん…お互い笑ってしまった。
まあ、もちろんイタリアーノ(イタリアの)を頼むんだけどね。
写真はイタリアーノで、右下の大きな皿の部分が違うようで、隣の人の日本のはごはんがはいってた。
ちなみにクリスマスバージョンではないみたい。経費削減のあおり?
パンを食べたら、歯がメシッと鳴った。イタタタタタ。折れたか?よくわからないけど奥歯っぽい。
調べてみたら左下の親知らずだった。ぐらぐらしてる感じだけど噛み合わせの上の歯がないのでまあいいか。
食後に出てきた緑茶は熱くてやけどしそうだった。
食後すぐに寝る。映画があるけど気にせず寝る。が、映画の前に目が覚めた。
最初の映画はスクリビー・ドゥ-かなんかというCGで動く犬の映画でCGでしゃべる犬は気持ち悪いから、
やっぱり寝る。
次の映画はコンタクトをはずしてたのでなんだかわからず。更に寝る。
目が覚めたら、間食を配ってた。イタリア人の客室乗務員が「おにぎりー、おにぎりー」といいながら。
「おちゃー、おちゃー」がなかったので安心してたらやっぱりあった。アリタリアの風物詩なのか?
このときの飲み物で水を頼んだら、なぜか烏龍茶を薦められた。
トイレが近くなるので要らなかったが、そこではたと気づいたことが。
日本人がトイレばかり行くのはお茶系の飲み物を頼む傾向が強いことではないか?
これで、お茶を頼む→トイレに行く→紙を使う→トイレが詰まる。
という因果関係がはっきりした。要するにお茶系の飲み物を普段からのまない傾向があるイタリア人にとって
日本人のトイレの回数が設計時より予想外に多くトイレが詰まるのは原因はお茶系の飲み物にあるということだ。…と思う
ちなみにおにぎりはもらわずに、パニーノ(普通のロールパンに具をはさんだもの)をもらった。
三つめの映画はなんか宇宙人物みたい。最初は見てたけどつまらなくなったので寝た。
途中で寝れないのでアマーロをくれと客室乗務員に言ったら、
おばさんの方の一人は「なんでアマーロ?」と言ったけど、
丸坊主の男の人の方は「イタリア語上手だね。これもおまけしとくから家に持って帰りなさい」、
アマーロ(AVERNA)とともにディサロンノ・アマレットをくれた。
四つめの映画は、serving saraという映画だ。
コメディっぽいやつで、そろそろイタリア語になれておく必要があるので見た。
内容も簡単だったけど、「弁護士」なんかの単語を知らなかった…あとは調べて無い
最後の映画が終われば、また食事。二回目の食事は暖かいものは無くて軽いものとなる。
合わせてスプマンテをもらう。プロセッコだ。かなりお腹が空いていたのでちょっと足りなかった。
その後着陸までの間に斜め前の子供が騒いでるのが気になって眠れず。
しょうがないのでその子と話したら家が妙に近かって「めちゃ近っ」って言われた。
「小学校どこ?」って聞いて、
名前は知ってるけどどこかわからなかったから「名前しか知らん」と返したら、
「知っとけよ」と言われた。
そうこうしてるうちに、なんとか着陸。
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