ヴェローナ
やはり列車は定刻通りヴェローナへ。
しかし、勝手がわからずうろうろする。
駅のコンコースにサルデーニャのワインの紹介をするブースがあったのでなにげなく見ていたらVinitalyへの行き方を聞いている3人連れが居た。
すかさず一緒につれていってくれと頼んでみた。彼らは「よくわからないけどいいか」
といった。
彼らの一人はマッテオという22才の学生で彼女と従姉妹の3人でトリノから来たらしい。
後で聞いた話では従姉妹の方はアオスタからだそうだ。
乗るべきバスはF番のりばから出ていて15分ごとで、FIERA行きでそこまでは無料らしい。
最初に来たバスは一杯で乗れなかった。次のバスに乗ったら5分ほどで会場についた。

彼らはここで友人に会って荷物をその友人の車に入れておくんだそうだ。
来たのはソムリエをやっていると言うマーラ姉妹。
彼女の車は会場の前の青物市場の一番奥に置いてあった。
そして切符を買って(切符は会場の前の兄ちゃんから業者招待用のを25000リラで購入)
中に入った。まずは彼女たちのカンティーナのブースへ。
やはり地元ヴェネト州は一番最初の建物にあって目立っている
マーラ達の両親や知り合いの人とあいさつしてトレヴィーゾのワインを試飲。
まずはプロセッコから。プロセッコははじめてで、変なくせもなく甘く無く匂いもよくて
軟らかくて飲みやすいワインだった。
次に飲んだのはそのフリッツァンテ、これもなかなかよかった。
それから、近くのブースで赤を一つ飲んだ中はわからない。ただ瓶の形が変ってて(伝統的なものだそう)写真を撮ってただけ。でも十分よかった。
次にその隣でマルツェミーノ・デイ・コッリ・トレヴィジャーニのフリッツァンテ。
甘口だけどさっぱりしてておいしかった。
また最初に戻ってカベルネ・ソーヴィニョンのデッラ・マルカ・トレヴィジャーナ
若いカベルネ・ソーヴィニョンで鼻につんと来た。あまり好きな味でもなかった。
つぎはメルロー・デイ・モンテッロ・エ・デイ・アソラーニ
次がテンタツィオーネ・デッラ・マルカ・トレヴィジャーナのノヴェッロ。
これは少し気に入った。
それから何か食べようということで奥のパニーノ売り場へ。
そこで巨大なソーセージを発見。これがモルタデッラらしい。
モルタデッラは食べたことがなかったと思うんでこれを頼んだ。
頼んだって…マーラの父親におごってもらったんだけど。
昼食後はフランチャコルタのブースへ。
ここはアスティとフランチャコルタがある。
で、みんなでアスティを3種類、モスカートダスティ1種類を試飲。
その後、瓶にみせられてフランチャコルタを2種類、セッコとメノ・セッコを飲んだ。
セッコの方は苦くて好みじゃ無い。マーラは一言「brutto」。
メノセッコは苦みも少なくいくぶんかましというところ。
この後オリーブオイルの所へ。いろんなオイルを試飲もしくはパンに付けて試食。
記憶に残るはレモンをつけ込んだやつと、アンティノーリのもの。後者は抹茶のような感じの
味が混ざってた。
その後トスカーナ館でヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノを2種類
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノを2種類
その隣でキャンティ2種類
以上一日め
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