イタリア旅行 : IL Mio Viaggio in Italia 1998

La pagina di casa di I'Cirou TAKAO

私の最新のイタリア旅行についてです。思い出しつつ作成中。

Napoli:ナポリ(その1)

ナポリ到着

列車はナポリに到着。到着ホームは地下。そこでアントニオに連絡。
「どうやって行くんだっけ?」「迎えに行くから地上で待っていてくれ」
と言うふうな会話をかわし地上にでる。やはり地上ではタクシーの客引きが激しい。
が、そんなものは無視して待っていることにした。
待つこと数十分。なかなか来ない。しかたなく駅の写真取ったり、亀の水道探したり。
その後、駅の中をぐるぐる回っていたら名前を呼ぶ声がする。
あ、アントニオじゃない。アントニオの従兄弟のマウロとその友人だった。
マウロはナポリでショーウィンドーの飾りつけを仕事としている。
「おぼえてるかい?」「うん、おぼえてる」という会話をかわし車に乗る
車で数分走り、ヴォメロの丘に。アントニオはあさって試験が有るので夜はマッシモ
の家に泊まることになっている。マッシモは遊びに行ってて居ないけど
夜は近所で(名前はTONINIだと思う)ピッツァを食べた。
ピッツァはマルゲリータ、ワインはコルヴォを飲んだ。


[4月5日]

ナポリを見て死ぬ

ジュリオ
朝、起きたらマッシモに会えた。そしてマッシモの甥のジュリオにも。
それから近くの公園に散歩に出かけた。
そこでジュリオ達を探した、公園の一番下の噴水のそばに居たけど、
そこからのナポリの景色はきれかった。まさに絶景。
でもカメラもって無かった。
ジュリオがむずがってたので戻ることにした。我々は先に
公園をでて、近くに有るジャンニーノの家に寄って帰ったけど
彼は留守だった。
それからマッシモの家に戻って食事にした。
親戚の家で作っているというワインがおいしかった。

ナポリの休日

マウロの家に行った。マウロの家はケーブルカーの
フニコラーレ・チェントラーレの
下の駅を少し北に行ったところに有る。駅を出ると
ウンベルト1世のガッレリアがあり
こいつはミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世より
少し小さくてガッレリアの息子みたいだ。
それからバールでジェラートを食べた。
マウロの家ではサッカーの中継を見た。
マウロはインテルが好きなんで、
インテリスタだそうだ。
興味深かったのはナイキのCMでサッカー選手の
ロナルドが(本当はエナウソンらしい)出てて空港で
ボールを蹴りまくるやつ。
後で日本に帰って来てわかったけど、これは日本でも
ほぼ同時に放映開始されてたようだ。

その後デジカメで彼らをとって、マウロのパソコンに
右の写真を壁紙に貼って大笑いしたりした。
そうこうしてるうちにアントニオが来た。
そしてアントニオの家に行ってメールをチェック。
マウロとその友人

ディスコテカ

夜は、マッシモとディスコに行った。アントニオは待ち合わせ場所まで送ってくれ
たけど別行動で映画へ行った。
最初に行ったディスコは女の子の数に対して男が多すぎるというので断られた。
次のディスコに行く前に明日の確認をするためにりりぽさんに電話をしないとい
けない。そこで電話を探したけどなかなか無い。あっても壊れたりした。
こういう時、ナポリの友人達は文句言うことなくついて来てくれて嬉しい。
ようやく、電話を見つけて電話したけど話中だった。しょうがないので明日の朝
電話しよう。
それからディスコに入ることにしたが、ここでも男が多いと断られかけたが、
我々のグループの数人が帰るという事で何とか入る事ができた。
ディスコの清算システムと言うのがおもしろい。日本では行ったことがないので
知らないけど説明しよう。
それは、チケットをまず貰う、その後最低15000リラ(約1000円)
使わないと45000リラ払ってでる事になる。しかも最初の注文は何を頼んでも15000リラ
そこでまず、15000円の品物を選ぶ。でも売り切れてた。
しかた無いので10000リラのカクテルを頼んだ。ついでに6000リラのポテトも頼んだ。
みんな階下に踊りに行ってしまったのでアレッサンドロとゲーム談義。
シーガ・サターン以外に、ビクター・サターンとハイ・サターンが有るという説明
やら、鉄拳3の出来具合、NEOGEO-CDはイタリアで高いけど日本ではいくらかとか。
日本がゲーム先進国だという意識を改めてもつ。

マッシモや何人か帰って来たので階下に降りて踊ろうという事に。
すると意外と奥のほうに展開している。しかも内部は迷路のようだ。
最深部では歌手が何か歌を歌ってるようだが大音量で何だかわからない。
ひとしきり踊った後戻った。その後もおしゃべり。
イタリア人の友人が居るとイタリア語の勉強になるなあ。
そして閉店だということで帰った。
帰りの車の中でヴァレーリオがぜひ手紙をくれといってたので住所を教えた。

ディスコの前で
一番左がアレッサンドロ。一番右がヴァレーリオ。後ろがマッシモ。


[4月6日]

カプリに行くぞ

着るものが無いので、マッシモの服を借りて買い物に行く。
まず、ガレリア何とかって言うところのベネトンに行った。
そこで服を二着買う。流行は前回ほど真っ黒ではないみたい。
レジでお店のおじさんと簡単な会話をする。こういうのいいよなあ
それからUPIMに行ってTシャツも買う。
雨が降ってる。今日はカプリに行くのに・・・・
帰りにイチゴを買ってしまった。500g
今日は当初の予定通り、12時にナポリ中央駅でりりぽさんと待ち合わせ。
でもマッシモは用事が有るらしい。
なんで、マッシモに駅までの行き方を聞いて、一人で駅まで行くことに。
フニコラーレ(ケーブルカー)はやってなかった。
「もう少し上に行ったやつに乗って」と言われた。
それが間違えた。代わりに乗ったやつは昨日乗ったやつで、中心街に行くやつ
だけど、気付くのが遅かった。でもまあ、中心なんで何とかなるだろうと思った
けど地下鉄は無かった。しかたが無いのでバスで駅に向かった。でも、道が混ん
でてバス停が多いので30分もかかった。
で、なんとかほぼ時間通りに駅についたけど誰も居ない。
りりぽさんは早目にでてホテルに行ってるらしいし、ホテルは近いそうだから
遅れてくるとは思えない。しばらくしてアントニオが来た。それで心配なんで
アントニオに電話をしてもらうと、りりぽさんはホテルに居るらしい。
近いらしいので行ってみることにしたら、りりぽさんが何やらもめている。
どうやらパスポートを忘れたらしい。これこれ。
パスポートはさかなちゃんがバイト後にホテルにFAXしてくれる事になり、
その旨が無事にホテルのおじさんに伝わって釈放。それから駅のほうに戻り、
港行きのバスをアントニオが探してくれて、それに乗った。
アントニオは夕方からの試験に備えて勉強。
ここからはりりぽさんと二人きりだ。
港では一番出発時間が近いのはトラゲット(フェリー)だったのでそれに乗った。
こいつは到着時間が遅くなるが安い(Lit.8500)。でも途中でアリスカーフォに抜かれた
しかし、船から見るナポリの町は思いのほかきれい。
おまけに朝雨が降ってたとは思えないほどからっと晴れている。
若干まだ雲が多いのでイスキアははっきりとは見えなかったけど。

ソッレント半島を左に船は進む。カプリ島までは実際かなり
距離が有る。徐々にカプリ島が見えて来た。
はしゃぐりりぽさん
船の右舷デッキにに行ってみた。風が強くてドアがいきなり
しまり、謎の部品がドアから落ちた。
客室に戻ると謎の部品は戻ってた(笑)。
そして船はカプリ島に船尾を向けた。
港から見たナポリ


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15-05-1998 A cura di I'Cirou Takao