イタリア旅行:IL Mio Viaggio in Italia 1996



4回目のイタリア旅行についてです。思い出しつつ作成中。

カプリ島(Capri)

12月23日(月)

カプリ島はナポリの南東にある島です。
ナポリからアリスカーフォと呼ばれる水中翼船で約40分でカプリ島に到着。
港の雰囲気は淡路島の岩屋港を思い出す。
まあ、船で行った事があるのがそこぐらいなんで。

港についたとたん、案内所が有ったんで青の洞窟が開いてるか聞いてみた。
しかし、海面が高いのでダメだそうだ。がっかり、明日になったらどうか聞いてみた。
でもわからないそうだ。しかたないので取り敢えずホテルを探してもらった。
カプリの地図を貰って場所を記入してもらう。
そして市街行きのケーブルカーがそこに見えるからと言われ、それに乗った。
ケーブルカーからの景色はきれい。しかも冬とは思えないほど暖かいし。
終点の駅を出るとそこは街の中心と思われる小さな広場(カプリでは十分大きいんだろう)
があって少しいい感じだ。ホテルもその広場から少しだけ離れたところ、
アナカプリに向かうバス乗り場の正面に有った。
こぢんまりとしたホテルだけど、部屋の窓からはバス乗り場の向こうに海が見えて、
景色は非常にいい。しかも冬なんで宿泊費も格安。

荷物を置いたら、カプリの町中を探検だ。お腹が空いたんでレストランを探そう。
なんかよさそうなレストランの表示板をみつけた。それを延々と辿っていった。
でもいつまでたっても見つからず断念。そうだアナカプリで探してみよう。
ホテルの前の乗り場で切符を買ってアナカプリへ、細い道をくねくね曲がりながら
バスは行く。そして終点。そうか、ここがアナカプリか。しかしなんか寂しい。
どうも行きすぎてる事に気付く。バスの表示はアナカプリだったのに・・・
しかたが無いから来た道を歩いてたどることにした。
途中なんか雰囲気がいいレストランを見つけた。
で、そこで食事。日本人の家族連れとかも入ってきた。有名なのかな?
そんなにまずくは無い。変な時間に開いてるけど。

食事が終わり狭い道をアナカプリの中心まで歩いた。
そこには場違いなブランド物の店がある。
隣にリフトが有り山の上まで続いてる様だ。
ここはリフトでしょう。やっぱり。
と思って一人乗りのリフトに乗った。
山頂の降り場まで確か10分ぐらいでついた。
そこから少しだけ上に昇ると、
正真正銘の山頂。風が強いのでさすがに寒い。
でも季節を考えると凄く暖かい。
サンマリノなんかもっともっと寒かったし。
しかしここの景色は絶景。ナポリ湾は見渡せるし
崖の真下は手付かずの自然が残ってるし。
満喫しきったら山を降りた。
カプリ島
ソラーロ山頂から、カプリ新市街を経て
ソレント半島・カンパネッラ岬を見る。
新市街に戻ったら、行く途中にバスから見えたリモンチェッロのお店に行った。
このリモンチェッロはカプリの特産でいたるところでうられている。
でも、このお店は専門店で、試飲もできる。
見慣れない青い瓶が置いてあったんで、試飲した。
これはリモンチェッロクレーマ(limoncello crema)といって、少しアルコールの度が低く、
ミルクベースだ。うまい。それと丸い瓶と三角の瓶のリモンチェッロがあったんで
どう違うか聞いたら、中身は同じだそうだ。
結局丸い瓶の普通のリモンチェッロ、青い瓶のリモンチェッロ・クレーマを買い、
午後の四時半頃にお土産を置きにホテルに戻った。
で、そのまま朝まで寝ていた。

12月24日(火)

朝早く起きてカプリ島を後にする事にした。
船がついたところは、出たところと全然違う、新城(Castel Nuovo)の前。
う〜ん。歩いていくか。重い荷物を引きずりながら駅に向かったが途中で挫折。
道中半ばまで来ておいてバスで移動した。
フィレンツェまで切符を買って出発。



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09/05/1998 A cura di Ciro