イタリア旅行 : IL Mio Viaggio in Italia 1992

La pagina di casa di I'Cirou TAKAO

私の2度目のイタリア旅行についてです。思い出しつつ作成中。でも古いので記憶にばらつきが。

Roma:ローマ

[12月28日]

今回はラヴェンナから予約したホテル、カラヴァッジオに泊まる。 私としてはめずらしく予約した。 というのもフィレンツェのホテル・アポロで貰ったチラシには、 日本人(フランス人との共同)の経営と書いてたのでこれは面白そうだということに。
それとローマで唐突にホテルを探しても前回のような最悪なホテルに案内されかねない。
テルミニ駅のホテル紹介所は看板のみなんで、 その看板の前をうろついてたら必ず怪しい客引きがやって来て連れて行かれるに決まってる。 それでなくてもタクシーの客引きがいて胡散臭いことこの上ない。
今回はそれを避けるためにも安心できそうなところに予約したのだった。
場所も電話で確認、パレルモ通りだ。ふんふん。 500人広場を横切って共和国広場からナツィオナーレ通りを通って・・・
ああ、前回泊まったホテル・フェリチタの近くだ・・・おや、住所も近い。
あれ?ない。というかチラシに書かれた住所にはフェリチタがあるだけ。
近所のクリーニング店の人に「カラヴァッジョというホテルは知りませんか?」と聞いた。
「さあ、でもこの住所だとそこだよ。フェリチタなら有るけどね」
「そうですかありがとう。ブオンジョルノ」
そこで少し離れたところから電話で聞いた。
「すみません。見つからないんですが。フェリチタの近くですか?」
「フェリチタとも言います」
え?え?え?そ、そんな。よりにもよってフェリチタに予約してしまった?
なんてことだ。もう二度と泊まるかあ、と思ったあのホテルに?何かの因縁?
だまされた?と言ってもこっちから選んだので仕方がない。腹を括って玄関にある、
なんども押した憶えのあるフェリチタの看板の角に有るブザーのボタンを押した。
ドアは開いて1階に上がりチェックインをする。
「ブオンジョルノ。予約したタカオです。」
「一昨日に電話した人ですね。ラヴェンナからといったけどラヴェンナに住んでるの?」
という会話をかわしつつ見覚えのあるカウンターでチェックイン。
全くキツネにでもつままれた気分だ。なんなんだいったい?
チェックインをすますとローマ散策に出かける。
ヴェネツィア広場は結構近い。しかも結構静か。 駅もそこそこ近くて荷物を持ってでも移動できる距離に有る。でもなあ。
でも一つだけ言えることは相部屋ではないってことだ。値段的には変らないし。
さて初日はローマ散策。

[12月29日]



イタリア イタリア旅行
11/02/1999 A cura di I'Cirou Takao