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まあ、なにはともあれホテルを探す前に昼飯かな。
駅から橋を渡り少し行ったところにレストランがあった。
ツーリストメニューが17000リラ。結構安い。
店の中はラジカセでカンツォーネがかかっていていかにも観光地のレストランではある。
ここでは、家庭料理っぽい食事とワイン1本(5000リラ、約600円)を飲んで
かなりいい気分でホテルを探すことにした。
今回は「地球の歩きかた」に載ってた安いホテルに泊まることにした。
本を頼りにホテルがあるべき場所に行くと、そんなものは影も形もなかった。
しかし気にせず近くにあるホテルMinervaに飛び込み、
取り敢えず今日の寝床は決まったわけだ。
ヴェネツィアは観光地のおかげか一つ星のホテルなのに47000リラもした。
ホテルを出て中心地にむかうことにした。 ヴェネツィアは旅行者には親切な街で、至るところ行き先表示板がある。 駅とヴェネツィア本島のほぼ中心にあるリアルト橋の間は、 それぞれ、F.S.(Ferrovie Stato国鉄の略)とRialto(リアルト橋)とある。 リアルト橋を渡ると、表記はRialtoとS.Marcoとなる。 右はカナール・グランデ(大運河の意)に架かるリアルト橋。 |
サンマルコ広場で一通り観光したあとホテルに帰り一泊。
次の日もヴェネツィアだ。朝はスーパーでヨーグルトを買って、
ホテルの裏にある公園で食べながら建物に囲まれた緑地帯を奇異に思いながら、
風情を楽しんだ。昼食にはピッツァを食べて、
その後は街をうろついて祖母への土産を買いホテルに戻った。
結局、ヴェネツィアは私が期待した程楽しませてはくれなかったみたいだ。
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