本 : libro

La pagina di casa di Ciro

本 : libro(リーブロ)。複数形libri(リーブリ)

ここでは、私が読んだイタリアについての本を紹介します。
もちろん、このサイトを作成するときの参考文献でもあります。
それから私にとってはあまり興味がなかったものがあっても書いてます。
コメントの無いものはもう少し待ってくださいね。

イタリア全般

読んで旅する世界の歴史と文化イタリア 監修 河島英昭(新潮社)
ISBN4-10-601835-7 C0320 3107円
イタリアを知るための55章 村上義和 編著(明石書店)
ISBN4-7503-1123-5 C0336 1800円
まさにイタリアについていろいろ書いてあって、データなども豊富。
ただしあまり面白くないことと、一部嘘があるらしいこと(音楽とか)。
他の著者は、小原耕一、佐藤康夫、白崎容子、松田博、森川貞夫、
森田義之、吉田省三。
ページ有り
イタリア入門 歴史から食生活まで 土井正興(三省堂選書125)
ISBN4-385-43633-9 C0330 1650円
ページ有り
イタリアの秘密(マガジンハウス)
イタリア初心者(笑)むけ。
最新イタリア事情 エンツォ・ビアージ(>文藝春秋)
戦後イタリアに起きたいろんな事象を事典風に書いている。
1993年。
  ISBN4-16-348570-8 2136円
ページ有り
夢見てイタリア 来てみてローマ 高橋鈴央奈(英友社)
ISBN4-7562-1028-7 1800円
筆者のローマでの赴任経験を綴ったイタリア紹介。 1995年。
イタリア・都市の歩きかた 田中千世子(講談社現代新書)
ISBN4-06-149347-7 680円
映画を媒介したイタリア紹介。 ページあり
イタリア幸福の12ヶ月 タカコ・H・メロジー(PHP)
ISBN4-569-54733-8 C0095 1262円 1995年4月
イタリアの年中行事を紹介。イタリア人の暮らしがわかる?
文庫版が出ていて絶版?
イタリア生活あるでんて 芳賀八城(KKベストセラーズ)
ISBN4-584-19135-2 C0098 1400円 1997年7月
フリーの写真家の筆者がフィレンツェの生活体験を書いている。
ところどころ筆者の写したカラー写真が入っている。
都市を読む*イタリア 陣内秀信(法政大学出版局)
ISBN4-588-78603-2 C1052 5900円
シチリアへ行きたい 小森谷慶子 小森谷賢二(新潮社)
ISBN4-10-602056-4 C0326 1545円
とんぼの本でシチリアの街や自然をふんだんに写真で紹介、 歴史の説明も載っている。
これで、私もシチリアに行きたくなった。
イタリア南部・傷ついた風土 クラウディオ・ファーヴァ (現代書館)
ISBN4-7684-6714-8 C0030 2200円
イタリア南部に存在する問題を明らかにしている。 しかし、この本イタリアブームだからでたのか? ここまで深刻な南部イタリア問題の本って、どんな人が読むんだろうか?
1997年5月刊
ヨーロッパカルチャーガイドイタリア 快楽主義者のこだわりライフ (トラベルジャーナル)
ISBN4-89559-405-X C0026 1700円
これ一冊でイタリア通になれるという、このページを書いている私にはとても恐ろしい本(^^;)
現代イタリアを知るには一番おすすめです。
笑っちゃうけどほんとのイタリア 多田洋子(日地出版)
ISBN4-527-00585-5 C0326 1400円
親しみのわく文体でイタリア事情を紹介。 ただし、イタリア語関係が正確さに欠くのがおしい。
にぎわいを呼ぶイタリアのまちづくり 宗田好史(学芸出版社)
ISBN4-7615-3083-9 C0052 3200円
未読です。
イタリア・ルネサンス 澤井繁男(講談社現代新書)
ISBN4-06-149557-7 C0222 660円
帯にはルネサンスを知ればイタリアがわかるとある。
イタリアにおけるルネサンスの教科書のような感じの本。
天使と悪魔のイタリア タカコ・半沢・メロジー(中公文庫)
ISBN4-12-204182-1 C1195 590円
テーマごとにイタリア語の単語を中心に、イタリアの良い面と悪い面を書き綴る。
破産しない国 イタリア 内田洋子(平凡社新書)
ISBN4-582-85026-X C0295 660円

イタリアの各街の紹介

ローマ「永遠の都」都市と建築の2000年 河辺泰宏(河出書房新社)
ISBN4-309-72653-4 C0322 1800円
ふくろうの本。建築専門の著者が書いているので、 基本的にローマの建造物とそれにまつわる歴史についての案内になっている。
専門書ではなく豊富な写真と図でわかりやすいため、資料としてもいいし、 実際にローマまで持って行って案内書にするとローマの街をより興味深く見れると思う。
ローマ-イメージの中の「永遠の都」 長尾重武(ちくま新書)
ISBN4-480-05738-2 C0222 660円
映画の中の建築案内。ローマを映した映画を題材にして、それがどこか、
どういった建物かを解説している。
建築ガイド1 ローマ レンツォ・サルヴァドーリ訳:長尾重武(丸善)
ISBN4-621-03649-1 C0352 1700円 1991年
ローマの建築案内。建物ごとに白黒写真を付けてローマの建造物を解説している。
解説は少しだけ専門的で専門用語も多い。写真が少ないので実際に建築物を見ながらの方が良い?
サン・ピエトロが立つかぎり 私のローマ案内 石鍋真澄(吉川弘文館)
ISBN4-642-07250-0 C1070 2500円 1990年
題名からは予想できないローマの案内本。
美術的歴史的観点から詳しくローマに現存する建築物を案内している。
このとおりにローマを見て歩いても感慨が深いのではないかと思う。
フィレンツェ美術散歩 宮下孝晴 佐藤幸三 他(新潮社)
ISBN4-10-601991-4 C0371 1456円
とんぼの本。写真がきれいです。
フィレンツェひとり歩き 佐藤幸三(コロナ・ブックス 平凡社)
ISBN4-582-63330-7 C0025 1524円
カラー写真がいっぱいあって、これだけでフィレンツェの美術館を歩いた気がする。
持っていってもそこそこのガイドになると思う。薄いので良い。
逆に欠点はそれだけの本であることか?。
ローマの休日ひとり歩き 佐藤幸三(コロナ・ブックス 平凡社)
ISBN4-582-63361-7 C0065 1524円
映画「ローマの休日」を元にローマの街を紹介。
ローマ散策 川島英昭(岩波新書)
ISBN4-00-430698-1 C0222 700円
アンデルセンが居た頃、著者が学生のころ、そして現代のローマ。
ローマの町の成り立ちを細かく調べて書いてある。
個人的にはローマのオベリスクについての記述が面白かった。
フィレンツェ四季暦 春・夏 鈴木奈月(東京書籍)
ISBN4-487-79127-7 C0095 1600円
フィレンツェでの暮らし(しかも新婚)をかわいいイラスト(少し安野光雅っぽいけど)
で飾っている。
ページあり
フィレンツェ四季暦 秋・冬 鈴木奈月(東京書籍)
ISBN4-487-79128-5 C0095 1500円
イタリアでの収穫の秋とお祭りの冬をイラストを交えて紹介。
ページあり
ボッティチェッリの都 フィレンツェ 佐藤幸三 (河出書房新社)
ISBN4-309-72586-7 C0371 1800円
ボッティチェッリの絵画を中心にルネサンス期のフィレンツェについて。
ヴェネツィア 水上の迷宮都市 陣内秀信(講談社現代新書)
ISBN4-06-149111-3 C0225 631円
ページあり
迷宮都市 ヴェネツィアを歩く 陣内秀信(角川ONEテーマ21)
ISBN4-04-704168-8 C0226 952円
工学博士陣内氏の都市案内。「ヴェネツィア 光と陰の迷宮案内」のリメイク。 13の探索ルートが設定してあり、観光名所として有名な所からあまり紹介されていないが 面白い見所まで、詳細な案内となっている。 現地に持って行って楽しむこともできるがなんといっても新書判の割にカラー写真が豊富に有って、 非常にたのしい本に仕上がっている。
ヴェネツイア案内 渡辺雄吉 須賀敦子 中嶋和郎(新潮社)
ISBN4-10-602027-0 C0325 1456円
とんぼの本。写真をふんだんに用いた案内。主に町並みを案内している。
図説ヴェネツイア 「水の都」歴史散歩 著:ルカ・コルフェラティ 訳:中山悦子(河出書房新社)
ISBN4-309-72426-4 C0322 1800円
図説シリーズ。
ヴェネツィア暮らし 矢島翠(平凡社)
ISBN4-582-76068-6 C0395 1200円
1983年の11月から8ヵ月の間ヴェネツィアで暮らした時のエッセイ。
題のとおりヴェネツィアでの暮らし。10年以上前ではあるが今も変わってないと思う。
シエナ −イタリア中世の都市 写真:篠利幸 文:林直美(平凡社)
ISBN4-7636-1634-X C0172 1000円
ほとんどシエナと周辺の街の写真集です。ざっと見てよければどうぞ。
シエナ −夢見るゴシック都市 池上俊一(中公新書)
ISBN4-12-101614-9 C1222 860円
シエナの街のいろいろなことに付いて書かれている。
トスカーナの青い空 篠利幸(東京書籍)
ISBN4-487-79231-2 C0095 1500円
写真家の篠氏がトスカーナの古都をめぐる一冊。
写真家の視点できれいな街をめぐっている。
ナポリ-バロック都市の興亡 田之倉稔(ちくま新書)
ISBN4-480-05879-6 C0222 680円
主に芸能を主体とした近代からのナポリ紹介。
プルチネッラに詳しい。
ナポリの肖像 澤井繁男(中公新書)
ISBN4-12-101609-2 C1222 860円
古代ナポリから近代まで。
ナポリの街の物語 寺尾佐樹子(主婦の友社)
ISBN4-07-220486-2 C0095 1600円
南イタリアへ! 陣内秀信(講談社現代新書)
ISBN4-06-149446-5 C0270 840円
ナポリ、モンテ・サンタンジェロ、レッチェ、チステルニーノ、アルベロベッロ、 マテーラ、シャッカ、パレルモ、プロチダ、ポッツォーリについて書いてある。
視点は建築なので建物や都市の作りに興味があれば非常に面白い。
ページあり
ナポリと南イタリアを歩く小森谷賢二 小森谷慶子(新潮社)
ISBN4-10-602083-1 C0326 1500円
とんぼの本。きれいなカラー写真が多くて楽しい一冊。
ナポリはちょっと少ないが、 オトラントやターラントなど、あまり観光では聞かない南イタリアの街について載っている
シチリア陣内秀信(淡交社)
ISBN4-473-01925-X C0022 2400円
エリチェ、シャッカ、パレルモ、モンレアーレ、チェファルー、タオルミーナ、 カターニャ、ラグーザ、ノート、シラクーザの主に建築物とその歴史について。
イタリアの小さな田舎町丸茂一博+クロスメディア(双葉社)
ISBN4-575-28936-1 C0095 1600円

イタリア人について

イタリア〜な日本人 マリーノ・マリン(三修社)
ISBN4-384-00237-8 1800円
ふざけたような名前の本だが…「il lato italiano dei giapponesi」という原題の イタリア人のために日本人を紹介するために2002年に書かれた本の翻訳。
イタリア人と日本人との違いと惹かれあう秘密などが、 イタリア人の目線で書かれている。
そのため日本人について若干疑問な点もあるが、 日本人には気付かなかったであろう点や、鋭いなと思わせる点もあるので秀逸。
2005年3月
極楽イタリア人になる方法 パンツェッタ・ジローラモ(KKベストセラーズ)
ISBN4-584-19117-4 1359円
NHKイタリア語会話でお馴染みのジローラモさんが故郷への想いや子供の頃の回想を主に イタリアとイタリア人を紹介している一冊。
パスタとワインと豚のシッポ パンツェッタ・ジローラモ(KKベストセラーズ)
ISBN4-584-19125-5 1359円
上記の続編。
イタリア的考え方 ファビオ・ランベッリ(ちくま新書)
ISBN4-480-05698-X 660円
イタリアを知るならこの一冊はおすすめ
「イタリアを丸焼き」に対するイタリア人からの反論もある。
イタリアの缶詰 おいしくて・たのしくて・にぎやか 内田洋子(大和書房)
ISBN4-479-01107-2 C0095 1700円
アルファベット順のテーマでいろんなイタリア人、イタリアに関る人の
エピソードを収録。この内容が普通だとするとイタリア人てなんて生活を
楽しんでるんだろうと思う。
大理石の祖国 近代イタリアの国民形成 藤澤房俊(筑摩書房)
ISBN4-480-86106-8 C1022 2090円
「イタリアとは何か?イタリア人とは誰か?」と帯に書いているとおり、
19世紀のリソルジメントによる国家形成、国民形成をたどる。
ウソも芸術、イタリアン 高岸弘(講談社)
ISBN4-06-209390-1 C0095 1600円
著者のイタリア暮らしの中でイタリアで起きたカルチャーギャップや、 民族性をうそつきやドロボーの話を主に語る。
結構面白い話が多い。
うじ虫チーズの話もある。
イタリア式極楽生活のすすめ マンリオ・カデロ 訳:清水宣子(廣済堂)
ISBN4-331-50629-0 C0095 1700円
イタリア残酷物語 桐生操(新書館)
ISBN4-403-28006-4 C0023 820円
グリム童話の裏解説本で有名になった著者がかいた本。 値段の割に読みごたえがあると思います。 全然残酷でもない話もあるけど興味深い。 関係ある人物が連続で並んでる場合は同じエピソードが載ってたりしてて、 ちょっと鬱陶しいが人物ごとに切り離して読めると言う利点もある。 最後のエピソードはおもいっきり現代の話でちょっと恐かった。
イタリア人のまっかなホント マーティン・ソリー 訳:小林宏明(マクミラン ランゲージハウス)
ISBN4-89585-838-3 C0025 980円
テリー伊藤大絶賛のシリーズらしい。 著者自体はイギリス人で、そのためイギリス人から見た視点になっている。 面白おかしくイタリア人の性質を紹介している。 イタリア人と一くくりにしていることが多いが、地域ごとの差も最初に紹介してある。 この本の最大の問題は訳で、 英語から訳したもので訳者がまったくイタリアやイタリア語に詳しくないようである。 具体的には原著でイタリア語が直接かかれていたと思える所がカタカナ語に 訳されている所が信用ならない。 モスチーノはモスキーノであるし、 フィアットの会長はアンニェリの方がイタリア語の発音には近いと思うが日本ではアニエリ氏と言われている。 何度も出ている、 「グリ・アルトリ」もリ・アルトリと記述する事はあっても日本でgliをグリとする事はない。 このように目につくことが至る所にある。
イタリアの今を作るマニーフィコたち 山下史路(JTB)
ISBN4-533-03937-5 C0095 1600円
イタリアの有名人12人への日本人の立場からのインタビュー。
内容的には実際のインタビューは少し短くて彼らの紹介が主に思える印象だが、 会えそうにもない人々なんで貴重な一冊ともいえる。
ボクが教えるほんとのイタリア アレッサンドロ・G・ジェレヴィーニ(新潮社)
ISBN4-10-451101-3 C0336 1100円
よしもとばななの翻訳をしているアレッサンドロ・G・ジェレヴィーニ氏によるイタリア紹介。
巻末のエスプレッソチェックが面白い。東京で飲めるエスプレッソを採点してる。
イタリアンばなな アレッサンドロ・G・ジェレヴィーニ+よしもとばなな(NHK出版 生活人新書)
ISBN4-14-088050-3 C0295 680円
イタリアでも大人気の作家よしもとばななと、 その親友でもあり翻訳家でもあるアレッサンドロ・G・ジェレヴィーニ氏の本。 二人の対談をはじめとし、 よしもと氏のイタリアについてのエッセイ、 ジェレヴィーニ氏によるよしもと作品の分析がある。
フェラーリ家のお友だち タカコ・H・メロジー(集英社文庫)
ISBN4-08-747364-3 C0195 438円 2001年9月
タカコさんのクリスチャンとそのお家の人、友人達のお話。
イタリア人の働き方 内田洋子 シルヴィオ・ピエールサンティ(光文社新書)
ISBN4-334-03232-X C0295 749円 2004年1月
イタリアで一から初めて成功した15人へのインタビュー。

政治・経済

現代イタリアを知るための44章 村上義和編著(明石書店)
ISBN4-7503-2100-1 C0031 2000円
イタリアを知るための55章の続編だが、 前作で文化関係の事はほとんど書かれていて変化が少ないので政治色が濃くなっている。
それだけに興味がないひとも出てくるとは思える。
しかし、他にこれだけの内容を知ることができる本は無いと言える。
ページあり
2005年5月
イタリアの経済 馬場康雄編 (早稲田大学出版部)
ISBN4-657-99624-X C1033 2900円
戦後のイタリアの経済について書かれた専門書。
イタリアの政治 馬場康雄・岡澤憲芙編 (早稲田大学出版部)
ISBN4-657-99623-1 C1031 2900円
戦後のイタリアの政治について書かれた専門書。
イタリアの社会 馬場康雄・岡澤憲芙編 (早稲田大学出版部)
ISBN4-657-99625-8 C1036 2900円
戦後のイタリアの社会について書かれた専門書。
ただ、このシリーズの「経済」や「政治」よりは興味深い。
「オリーブの木」政権戦略 後房雄 (大村書店)
ISBN4-7563-1063-X C0031 1500円
1996年イタリアの第一党となった政党「オリーブの木」 その党首プローディ首相のインタビューなど、勝利の理由、 日本との政治の共通点などを説く。
ページ有り
ボローニア「人民の家」からの報告 松田博 (合同出版)
ISBNなし1200円
人民の家(CASA DEL POPOLO:カーザ・デル・ポポロ)について書かれている。

イタリア人の有名人

レオナルド・ダ・ヴィンチ 万能の天才を尋ねて 編・文・写真:佐藤幸三 文:青木昭(河出書房新社)
ISBN4-309-72559-7 C0371 1800円
レオナルドの生涯を作品やゆかりの写真などで綴った本。
レオナルドのファンならば必携?。
レオナルド=ダ=ヴィンチ 鏡面文字の謎 高津道昭(新潮選書)
ISBN4-10-600385-6 C0371 951円
天才としてのレオナルドをその謎の文字から解くとおもいきや、
それについては後半の少しで触れられているだけで、主に生涯の解説。
ムッソリーニ 木村裕主(清水書院)
ISBN4-389-41130-2 C1310 602円
ファシズムの統帥として名前は知られている彼。
しかし、その詳細は我々日本人はあまり知らない。
統一後のイタリアが2次大戦敗北までに進んだ道を
ムッソリーニを通じて学ぶ本。
アメリゴ・ヴェスプッチ 謎の航海者の軌跡 色摩力夫(中公新書)
ISBN4-12-101126-0 C1225 718円
アメリカの名前の語源はイタリア人だったのです。
ガリレオ 庇護者達の網の中で 田中一郎(中公新書)
ISBN4-12-101250-X C1240 699円
天文学者として有名なガリレオ・ガリレイの生涯。
ダンテ 野上素一(清水書院)
ISBN4-389-41065-2 C1310 602円
現代イタリア標準語の基礎をつくった?ダンテ。その生涯。
グラムシ 片桐薫(リブロポート)
ISBN4-8457-0675-X C0023 3500円
アントニオ・グラムシについて。
未読です。
コロンブス 増田義郎(岩波新書)
ISBN4-00-420093-8 C0223 480円
未読です。
マルコ・ポーロ −西洋と東洋を結んだ最初の人− 岩村忍(岩波新書)
ISBN4-00-413052-2 C0222 480円
未読です。

旅行紀/滞在記

イタリアの古都と街道(上) 紅山雪夫(トラベルジャーナル)
ISBN4-89559-338-X C0026 1700円
ローマとナポリ周辺について詳しく載ってます。
フォロ・ロマーノの解説は秀逸。
イタリアの古都と街道(下) 紅山雪夫(トラベルジャーナル)
ISBN4-89559-339-8 C0026 1700円
(上)と共にイタリアを旅行する前に読むととても良いです。 こちらは、中部、北部イタリアの各都市について。
持って行くと観光ガイド替わりになります。
シチリア・南イタリアとマルタ 紅山雪夫(トラベルジャーナル)
ISBN4-89559-551-0 C0026 1800円 2001年7月
上記二巻の続編として特に上巻で足りなかった南イタリアのアルベロベッロやマテーラ、 ポジターノ、アマルフィそしてシチリアの各都市について書かれている。
さらにマルタについて70ページほど割かれてていて詳しい。
また、マルタ騎士団つまり聖ジョヴァンニ騎士団(聖ヨハネ騎士団)の歴史なども少し書かれている。
イタリア小さい街紀行 土田陽介編(グラフィック社)
ISBN4-7661-0905-8 1922円
豊富なカラー写真とたくさんの小さな街が書いてあっていいです。
VIVA! ITALIA 長嶋 昭(星雲社)
ISBN4-7661-0905-8 1922円
豊富な写真と紀行文。
著者はカトリックの信者なので、聖書の引用などもしている。
イタリアをめぐる旅想 河島英昭(平凡社)
ISBN4-582-76060-0 1165円
NHKのイタリア語講座もしていた筆者の1980年代の旅行記
イタリア四季の旅I 文:田之倉稔 写真:篠利幸(東京書籍)
ISBN4-487-75333-3 C0095 1533円
ローマ、ミラノ、ナポリ、トスカーナ、オストゥーニ、
アグリジェント、トリエステ、ヴィチェンツァなど。
ページあり
イタリア四季の旅II 文:田之倉稔 写真:篠利幸(東京書籍)
ISBN4-487-75334-1 C0095 1533円
イヴレーア、ヴェローナ、ヴォルテッラ、サルデーニャなど。
イタリアについてのエッセイもあり。
ページあり
すっごくイタリア ひらいたかこ 磯田和一(東京創元社)
ISBN4-488-01413-5 C0026 1500円
ひらいたかこ氏のかわいいイラストで綴る旅行記。
極めて主観的なので、間違ってることもあるけど
一度言った街のことは、うんうんとうなづきながら読めた。
シエナでは同じホテルに泊まったことがあるんで嬉しかった。
全体的に楽しい本。
シチリア島の物語 寺尾佐樹子(主婦の友社)
ISBN4-07-218101-3 C0095 1456円
パレルモ、セジェスタ、トラーパニ、アグリジェント、
エンナ<、カターニャ、シラクーサ、ラグーサ、ノート、モディカ、
タオルミーナ、メッシーナ、エオーリエ諸島(リパリ諸島)、
チェファルーなど。ゲーテの足跡を追いかけていく旅。
シチリアを旅する人にはお進め。
シチリアに行ったことがないのでこの本の内容について
どうこうはいえませんが、楽しく書かれています。
ルネッサンス街道物語 若月伸一(グラフィック社)
ISBN4-7661-1004-8 C0072 1800円
ルネッサンス期に発展したイタリアの各町をきれいな写真付でめぐる
ローマ、ティヴォリ、ペルージャ、アッシジ、グッビオ、 オルヴィエート、トーディ、スポレート、デルータ、 ウルビーノ、アレッツォ、サンセポルクロ、カプレーゼ・ミケランジェロ、 コルトーナ、ソーチ、シエナ、ヴォルテッラ、サン・ジミニャーノ、 フィレンツェ、ヴィンチ、プラート、ピサ、ルッカ、カッラーラ、 ボローニャ、フェッラーラ、パルマ、ピアチェンツァ、モーデナ、 マントヴァ、エステ、ヴェネツィア、ヴェローナ、パドヴァ、 ヴィチェンツァ、ベルガモ、ミラノ、パヴィア
思いっきり!イタリア留学 岩貞るみこ(立風書房)
ISBN4-651-74022-7 C0026 1300円
留学物です。留学時に大変だったこと、楽しかったことが生き生きと
書かれていて好感が持てます。また大の車好きな著者で車生活も書かれてます
イタリア美食街道の旅 野々村至(世界文化社)
ISBN4-418-98202-7 C0095 1400円
イタリア全土のレストラン200店を食べ歩いたという著者の、
お薦めのレストランを紹介。とにかく楽しそうです。
美食ツアーで本の内容を確認する旅行が好きな人にはおすすめ
美食ツアーでなくても各都市の美味しいところが書いてあるので、
読んでおいて損は無いでしょう。
イタリアの食と街と人と 案内人:パンツェッタ・ジローラモ(ベネッセコーポレーション)
ISBN4-8288-8918-3 C0326 2980円
本とビデオと付録、さらにインターネットと多角的に体験できる情報源。
見聞塾シリーズの一つ。
NHKイタリア語会話でおなじみのジローラモさんが案内するビデオと本。
イタリアの食についてのいろいろがわかる。
おまけのイタリアンメニューブックはイタリア旅行に持っていくと
イタリアでは店頭サンプルや料理の写真をだしているところはほぼ無いので、
必ず役にたつでしょう。
ページあり
トリエステの坂道 須賀敦子(新潮文庫)
ISBN4-10-139221-8 C0195 476円
須賀敦子さんのエッセイ代表作の文庫版。ミラノ霧の風景の続編にあたるらしい
ミラノ 霧の風景 須賀敦子(白水uブックス)
ISBN4-560-07328-7 C0295 870円
先日お亡くなりになった須賀敦子さんのエッセイ代表作の文庫版。
ミラノに居た頃の関りを持った人への回想録で、すべてはミラノの霧のように消えて
しまったようで寂しい。
ミラノインテリア修業 杉本あり(晶文社)
ISBN4-7949-6355-6 C0095 1800円
1998の旅行記で登場のさかなちゃん(仮名)のシエナ時代の友人が書く留学物。
ほとんど家探し記の様な気がするので、インテリアとかデザインに詳しくなくても読める。
1998年。
イタリアひとり暮らしノート 杉本あり(大和書房)
ISBN4-479-01117-X C0095 1600円
上の作品の続編になる? 1999年。
イタリアひとり歩きノート 杉本あり(大和書房)
ISBN4-479-01136-X C0095 1600円
上の作品の続編。2001年。
美食の迷宮 イタリア縦断讃味紀行 田之倉稔 写真:増渕達夫(集英社文庫)
ISBN4-08-748358-4 C0195 857円
写真の豊富な美食紀行。1991年に書かれた物をデータを新しくして文庫化。
ローマ夢幻巡礼 松本徹(小沢書店)
ISBN4-7551-0367-3 C0095 2200円
ローマの教会巡りです。一部私が旅行で行った順だったりして。
写真や図が無いのでガイドブックを見ながら読まないとピンとこなかった。
イタリア夢ホテル紀行 若月伸一(東京書籍)
ISBN4-487-79378-5 C0095 1600円
豪華なホテルやかわいいきれいなホテルをめぐる紀行
イタリアを丸焼き 岩淵潤子 (PHP研究所)
ISBN4-569-54046-5 C0030 1500円 1993年
あまりにひどい内容なんでここに載せるのを忘れていた一冊。
イタリアに過剰な期待をして住んでしまった例。
外国だと言うのに価値観の違があるということもわかっていない。
そして如何にに外国と言えばアメリカという考え方に固執しているかもわかるだろう
(日本は戦後アメリカ文化の押売りにあっているので、
著者の様にアメリカに住んでいたとしても何の役にもたたない)
後書きではうまくまとめたように見せてはいるが、 全編にいたっての文にはイタリアへの愛が感じられないため、
本全体がただの悪口になってしまっている。
ただ、あまりイタリアを知らない人が住むとこうなることもあると言う 見本のようなものか。
イタリアの田舎に泊まる 篠利幸(NTT出版)
ISBN4-7571-5006-7 C0026 1500円
「アグリトゥリズモの楽しみ方」という副題にもあるように、 アグリトゥリズモ(農家に泊まって旅行する)の旅行記
田園のイタリアへ! 篠利幸(NTT出版)
ISBN4-7571-5038-5 C0026 1900円
「アグリトゥリズモの旅」という副題で、上記の続編でもある。
今回は39ヶ所。写真は全てカラーで豊富だが紙質が悪く、せっかくの奇麗な写真がもったいない?
また、内容的には田舎を訪れるのであまり知られていない所が多い。
2003年
イタリア讃歌 手作り熟年の旅 高田信也(文春文庫)
ISBN4-16-736302-X C0126 495円
1999年3月に文庫本化された。
1927年生まれの著者が夫人と供にイタリアをめぐる旅をかいた本。
著者が編みだした一都市を基点にして回る方式は、 私もよくやる手で大きな荷物を基点の都市のホテルに置いて 小さい街をめぐる。この点が同感できた。
つたないイタリア語で、小さな幸せを見つけていくのもすごくいい感じ。
決して情感が表現できているとは言えないけど凄く共感できる。
ページ有り
朝岡式イタリア旅行術 朝岡なおめ(小学館)
ISBN4-09-310175-2 C2026 1300円 2000年
NHKイタリア語会話にも登場していた朝岡さんの著作(本業は通訳・翻訳)。
一見旅行ガイドのようにもイタリア語の入門書にもみえるけど、 内容的には自身の経験をもとにしたイタリア紹介。 ただ、著作者自身がイタリアをよく知ってるため少しだけ他の本とは違うところもあり楽しい。 紹介されてるイタリア語のフレーズもなかなか。
ただし、フレーズに付いてるルビはちょっと変なのでご注意。
大好きなイタリアで暮らす ビバ!イタリアクラブ編(双葉社)
ISBN4-575-29128-5 C0076 1500円
イタリアに住んでる日本人の成功談集
南イタリア・シチリア紀行 佐々木清(東京書籍)
ISBN4-487-79727-6 C0095 1500円
きれいなイラストで綴る旅行記。映画ででてきた景色をたどってる模様。
イタリアのすっごく楽しい旅 タカコ・半沢・メロジー(知恵の森文庫)
ISBN4-334-78123-3 C0195 476円 2001年10月
タカコさんの知り合いの夫婦の体験談をもとにイタリア旅行の楽しみ方を伝授?
写真は全く無いけれども、軽く読める文章なのですいすい楽しく読めます。

旅行ガイド

どっちかと言えばガイドになる本を集めました。値段とか住所が載ってる類です。
この手のは情報が古くなるとなくなったり、増刷時に値段とかだけ変ってたりします。
イタリア ブランド通りにようこそ 新津隆夫(ダイアモンド社)
ISBN4-478-94136-X C0026 1262円
イタリアにブランド物の買い物しに行く人は必読?
イタリア発ブランド通り! 新津隆夫(三笠書房)
ISBN4-8379-6028-6 C0195 495円
「イタリア ブランド通りにようこそ」の文庫本版。若干違う部分もある。
GDLLIVER ITALIA (マガジンハウス)
雑誌66421-49 951円
イタリアについて豊富なカラー写真で紹介してます。
個人旅行に持っていくにはちょっと紹介が多い、 イタリア入門や、予備知識として読むのに最適。
イタリア 旅行協会公式ガイド1 ミラノ/イタリア北西部 (NTT出版)
ISBN4-78188-391-4 C2026 3495円
ピエモンテ、リグーリア、ロンバルディア、ヴァッレ・ダオスタ州について 書かれていて、 各地域にしぼったおすすめのコースが27種類ある。
ページあり
イタリア 旅行協会公式ガイド2 ヴェネツィア/イタリア北部 (NTT出版)
ISBN4-78188-392-9 C2026 3495円
トレンティーノ・アルト・アディジェ、ヴェネト、 フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ州について 書かれていて、 各地域にしぼったおすすめのコースが28種類ある。
ページあり
イタリア 旅行協会公式ガイド3 フィレンツェ/イタリア中部 (NTT出版)
ISBN4-78188-393-9 C2026 3495円
トスカーナ、ウンブリア、マルケ州について 書かれていて、 各地域にしぼったおすすめのコースが26種類ある。
ページあり
イタリア 旅行協会公式ガイド4 ローマ/サルデーニャ (NTT出版)
ISBN4-78188-394-9 C2026 3495円
ラツィオ、アブルッツォ、モリーゼ、サルデーニャ州について 書かれていて、 各地域にしぼったおすすめのコースが24種類ある。
ページあり
イタリア 旅行協会公式ガイド5 ナポリ/シチリア (NTT出版)
ISBN4-78188-395-7 C2026 3495円
カンパーニャ、プーリア、バシリカータ、カラブリア、シチーリア州について 書かれていて、 各地域にしぼったおすすめのコースが23種類ある。
良い点としては、分冊されてるので非常に詳しいと言うことであるが、
逆に詳しすぎてイタリア全体の観光に持っていくわけに行かない。
またアルファベット順に街が紹介されてるので少しわかりにくい。
一部を重点的に観光する人や、日本人に知られていない街のホテル情報を 得るには非常に有用であるとおもえる(得に南イタリアの情報は貴重)。
これは、このシリーズ共通にいえる。
ページあり
イタリア ホテル・宿・旅籠 (TBSブリタニカ)
ISBN4-484-97300-6 C9426 2095円
FIGARO別冊、きれいなホテルの写真が載っているガイド。
イタリア レストラン (TBSブリタニカ)
ISBN4-484-97300-6 C9426 2095円
上のと同じFIGARO別冊。こちらはレストランだけでなく、ピッツェリア
バール、エノテカ、パスティッチェリア、ジェラテリア等のお店も紹介
イタリア食材をお土産に買っていこうと思った人は見ておいて損は無いです。
メニューの読み方も有る程度役にたちます。
気軽に持ち運べない大きさが残念。
ミラノ/ローマに暮らす (ジェトロ)
ISBN4-8224-0806-X C2326 1800円
ミラノ、ローマはもちろんイタリアに住むときに便利な情報満載。
でもイタリアで日本的生活をするような人むけ?
イタリア アウトレット ガイド 深沢菜月(小学館)
ISBN4-09-310171-X C0026 971円
主に衣服のスパッチオ(アウトレット店)を豊富に記載。
もっぱら北イタリアなのはしょうがない?
手元にあるのは初版(1996)なので若干古いけど、更新されてるのかどうかは不明。
北西イタリア・サヴォワ地方 旅名人ブックス 14(日経BP)
ISBN4-8222-2664-6 C2026 1500円
北西イタリアとイタリア統一に関係の深いサヴォワ(イタリア語でサヴォイア)地方 を豊富な写真で紹介。ホテルガイドなどもある。1999年4月
トリノ付近
トリノ、イヴレア、スーザ、サクラ・ディ・サン・ミケーレ
サヴォワ他フランスの地方
ヴァッレ・ダオスタ
クールマユール、アオスタ、ラチュール、コーニュ、チェルヴィーニア
南ピエモンテ
アルバ、アスティ、アックイ・テルメ、アレッサンドリア、ノヴィ・リーグレ
マッジョーレ湖
ストレーザ、メルゴッツォ湖
トスカーナ・ワイン紀行 旅名人ブックス27(日経BP)
ISBN4-8222-2690-5 C2026 1500円
トスカーナワインのカンティーナ(醸造所)をめぐる旅をするのに最適な一冊。
トスカーナ・都市紀行 旅名人ブックス28(日経BP)
ISBN4-8222-2690-5 C2026 1500円
対象をトスカーナのみにしぼった、読む旅行ガイド。
ホテル交通のガイドもある(データは2000年6月のもの)。
ヴェネチア・北東イタリア 旅名人ブックス 43(日経BP)
ISBN4-8222-2882-7 C2026 2000円
読む旅行ガイドのシリーズ。トリエステなどあまりガイドには書かれていない所の紹介がよい。
巻末のホテル情報などは、更新されるようだ。 2002年4月
イタリアの田舎町 旅名人ブックス 47(日経BP)
ISBN4-8222-2893-2 C2026 1600円
読む旅行ガイド。
2002年9月
ジェノヴァとリヴィエラ海岸 旅名人ブックス 52(日経BP)
ISBN4-8222-2210-1 C2026 1600円
読む旅行ガイド。
2003年
イタリア旅行の王様 河野比呂(光文社文庫)
ISBN4-334-72793-X C0176 552円
結構私が旅行の際に言っておきたいと思うことが書いてある感じ。
イタリア・フェスタ紀行 山田和子(コロナ・ブックス 平凡社)
ISBN4-582-63381-1 C0025 1524円
イタリアの祭りについてかかれた本。
ワールド・ミステリーツアー13 イタリア篇 水木しげる 島村菜津他(同朋舎)
ISBN4-8104-2505-3 C0395 1400円
日本の妖怪の権威、水木しげるが紹介する妖怪や、イタリアの怪奇場所案内。
イタリアの魔力 島村菜津(同朋舎/角川書店)
ISBN4-8104-2676-9 C0095 1500円
ミイラ、骸骨寺、幽霊、地下ナポリ、地下ローマ(サンクレメンテ教会など)
イタリア恐いもの巡り。
イタリア=鉄道旅物語 原口隆行/三浦幹男(東京書籍)
ISBN4-487-79397-1 C0095 1800円 1999年
イタリアの鉄道を豊富な写真で紹介。
ローカルな私鉄も乗っていて面白い。
イタリアのベスト・レストラン (トスカーナ編) 牧野宜彦(透土社)
ISBN4-924828-72-6 C0026 2381円 2001年
著者が何年かにわたり食べ歩いた記録。 ゆえに情報が若干古い(データは200年8月)。まあそこはしょうがない。
いいレストランを紹介してると思うのだが、 写真がデジカメで撮ったような物で今一つ料理がおいしく見えない
トスカーナ編とはいいつつ、イタリアの他の有名レストランも紹介してるので以外にお得
ミシュランの星つきを目当てに食べ歩いてているのだが、 いかにイタリアのリストランテに辛いかを物語るという著作。
暮すように旅するイタリア ローマ・フィレンツェ・ヴェネチア。ミラノ 羽石宏美(メディアファクトリー)
ISBN4-8401-0376-3 C0026 1500円
食料品店や市場、エノテカ、BARなどを中心に他のガイド本とは一線を画す内容。
イタリアで食材をお土産になんて考えてる人にはちょうどいいかも。
この一冊であなたもイタリア通というが、本当に通むけ?
2001年
Happy Roma ハッピー ローマ ハッピーローマ取材班(双葉社)
ISBN4-575-29304-0 C0076 1500円
ローマに慣れている取材班が書いている。というか現地在住の人に書いてもらったという感じ。
違う人もいるようだけど。
帯には女の子による女の子のための待ち歩きガイドと書いてあるが、 別に女の子に限定しなくてもかまわない内容。あまりしない様なことも書いてるのでおもしろい。
イラストが多く地図もイラスト。ガイドとして持って行くのはちょっと微妙
興味のある部分だけ抜き出して行けばいいと思う。
行きの飛行機で読んだりするならいいかな。
イタリア式クルマ生活術 大矢晶雄(光人社)
ISBN4-7698-1043-1 C0095 1700円
イタリアで車を買った筆者のお話、イタリア好きでクルマ好きな方におすすめ。
私はツボをつかれまくった。
2002年。

料理(料理法、実技)

クラシック・パスタ/THE CLASSIC PASTA ジュリアーノ・ハザン(講談社)
ISBN4-06-207169-X C0077 2900円
パスタ料理の本です。オールカラーで見るだけでも楽しいです。
W LA PASTAという本をイタリアで買って帰ったら、少しして出た日本語版がこれ。
イタリア料理100のキーワード落合務(講談社)
ISBN4-06-208098-2 C5077 1400円
イタリア料理の紹介みたいな本で、
カラーページも多く見ていてとっても楽しいです。
作る気が無い人にもおすすめ
一流シェフがわかりやすく手ほどき 人気のイタリアン(別冊家庭画報)
イタリア料理の作り方を素材に至るまでかなり詳しくカラーページを交えて 説明しています。
お薦めの一冊。
雑誌62429-86 3107円
人気のイタリアン・2 一流シェフが手ほどきするパスタ&ピッツァ(別冊家庭画報)
ISBN4-418-97101-7 2800円
いろんなシェフがパスタやピッツァを作り比べています。
オリーブオイルを各社比べてたりしておもしろいです。
NAPOLI ナポリの食卓にようこそ サルヴァトーレ・クオモ(柴田書店)
ISBN4-388-5768-1 C2077 1456円
サルヴァトーレの主人のクオモ氏のナポリ料理。
はたしてこの本の料理は彼のリストランテで味わえるのでしょうか?
ページあり
VIVA LA PASTA パスタは陽気に サルヴァトーレ・クオモ ジローラモ・パンツェッタ(柴田書店)
ISBN4-388-5801-7 C2077 1854円
サルヴァトーレの主人のクオモ氏と、NHKイタリア語会話でおなじみの ジローラモさんの共著。
ページあり
アーリオ オーリオのつくり方 片岡護(朝日出版社)
ISBN4-255-94011-8 C0077 1748円
アルポルトのオーナー片岡氏のパスタうんちく本。
苦労話も載っててパスタにまつわる自伝も兼ねているようだ。
イタリア料理の技法 吉川敏明 室井克義 久保脇敏弘(柴田書店)
ISBN4-388-80532-7 C9477 3000円
イタリア料理の基礎と有名な料理をカラーで紹介。
プロ指向またはプロむけ。
ページあり
10分で出来るイタリア家庭料理 エレナ・スパニョール (ユーシープランニング)
ISBN4-946461-60-4 C5077 1456円
以外と手に入りにくい食材があって難だけど、結構重宝します。
私の好きなイタリア料理 北村光世(文化出版局)
ISBN4-579-20433-6 C5077 1748円
粉から作るパスタとイタリアパン 北村光世(文化出版局)
ISBN4-579-20591-X C5077 1500円
珍しいイタリアパンの本です。
これに載ってる、ピアディーナを作ってみました。
トスカーナのおいしいテーブル 小野清彦(文化出版局)
ISBN4-579-20518-9 C5077 1359円
本格派のイタリア料理 谷本英雄 石崎幸雄(旭屋出版)
ISBN4-7511-0109-9 C5077 1800円
リストランテ イザベラ ディ フェラ−ラの谷本氏と、 リストランテ ジャルディーノの石崎氏が書いた初心者にも比較的わかりやすい本
素材に対する情報が別欄にあったりしてわかりやすい。
各料理に対する説明は普通。
イタリアンチーズ COOKING落合務(世界文化社)
ISBN4-418-97301-X C2077 1300円
銀座のレストラン「ラ ベットラ」のシェフ落合氏の本
イタリアの重要なチーズの紹介と、その調理法。
日本で手に入るものばかりなんで安心。
ページあり
チーズで巡るイタリアの旅 本間るみ子(駿台曜曜社)
ISBN4-89692-187-9 C5077 1600円
有名チーズ専門店フェルミエの創設者の著者が イタリアの珠玉のチーズを写真付きで紹介。
イタリア各地の珍しいチーズが並ぶ貴重な本。
個人的には生ハムやオリーブオイルのコラムは要らないので、 もっとチーズについて書いてほしかった。
サルデーニャが無いのも残念。
イタリア料理 愛郷と伝統の味わい(柴田書店)
ISBN4-388-02554-2 C2377 2800円
イタリアの食材や料理について大まかに解説。
料理方法はメインでは無く付録っぽく、あっさりとしている。
イタリアン・ハーブを楽しむ生活 澤口知之(河出書房新社)
ISBN4-309-70324-0 C0377 1200円
イタリアでよく使われているハーブとその使用法を解説。
質問形式でいろんなハーブの使い方が載っている。

料理(エッセイ、理論など)

ブオナッシージの基礎イタリア料理 ヴィンチェンツォ・ブオナッシージ(柴田書店)
ISBN4-388-05668-5 C2077 1748円
プロむけみたいで、今の私にはあまり役にたたない。
ページあり
パスタ歳時記 片岡護(講談社)
ISBN4-06-264007-4 C0095 1456円
アルポルトのオーナー片岡氏のパスタうんちく本。
いろんなパスタの作り方をエッセイを交えて紹介。
ページあり
基本イタリア料理 林茂(TBSブリタニカ)
ISBN4-484-94224-0 C0077 1800円
林氏らしい経験と知識の紹介。本では楽しめないが蘊蓄本としての重要性は高い
後の2冊と比べるとあまり細かいことまでかいてないので、
蘊蓄本としての良さが発揮しきれてない。
帯によるとブオナッシージ氏も絶賛だそうだ。
イタリアのBARを楽しむ 林茂(三田出版会)
ISBN4-89583-207-4 C0095 1600円
主に著者の経験と、知識の紹介。本では楽しめないが蘊蓄本としての重要性は高い
イタリア人のコーヒーへのこだわりがわかる
イタリア味の原点を求めて 至高の食材12バートン・アンダーソン 訳:塚原正章 合田泰子(白水社)
ISBN4-560-03989-5 C0077 2600円
著者の名前がイタリア人に見えないので買い控えてた事を後悔した本。
用語も元は英語だと思うが、イタリア風に直されているので良い。
予想通り著者はイタリア人では無いが、イタリアを愛してやまず、移り住んで
30年。 本業はワインジャーナリストなのでこの本ではモンテプルチャーノ
・ダブルッツォのみをあげている
アルバの白トリュフ、トスカーナのパン、パスタ、エクストラ・ヴェルジネの
オリーブ油、ナポリのピッツァ、パルミジャーノ・レッジャーノのチーズ
ワイン、クラテッロ、リゾット、伝統的バルサーミコ酢、エスプレッソ・コーヒー
を挙げ、こだわりをもってイタリア料理を守るイタリア人を訊ねている。
こだわりの店、こだわりのリストランテもきちんと紹介。おすすめの一冊。
原文が英語だがイタリア料理関係の校正を受けているのか、 徹底的に一般に日本で使われているイタリア料理用語に訳されていて好感がもてる。
イタリアに学ぶ医食同源横山淳一(中央公論社)
ISBN4-12-002756-2 C0095 1600円
イタリア食マニア?なお医者さんの書く、イタリア食による健康食の本。
病気の時でもイタリア食にする理由を求めるのにもちょうどいいと言う便利な本。
また、現在の日本人の食の米国化を批判してるところも気に入った。
たしかに魚食をやめて肉を食べてもチーズを食べてないのでカルシウム不足になる
という説には脱帽。イタ食賛美に同調できる人(笑)にはおすすめです。
やっぱりイタリアタカコ・H・メロジー(集英社文庫)
ISBN4-08-748753-9 C0195 514円
同名のハードカバーの文庫版。イタリアでの食生活をエッセイ。
イタリアのすっごくおいしいタカコ・H・メロジー(ベネッセ)
ISBN4-8288-1288-9 C0095 1200円
トマトを使ったイタリア料理をエッセイふうに紹介。
文庫版が出ていて絶版?
食べちゃおイタリア! パンツェッタ・ジローラモ 訳・絵:パンツェッタ貴久子(光文社)
ISBN4-334-96085-5 C0098 1800円
NHKイタリア語会話テキストやCLASSYのエッセイ集。 テーマを食にしぼっていつもの如くに経験談。 でて来た料理の作り方も載っています
おいしくつくれるパスタ・食材カタログ ナヴィ インターナショナル(日本文芸社)
ISBN4-537-01780-4 C0077 1300円
そのまんまカタログ。各社のパスタが見たこと無いやつまで
種類別にぎっしり載ってます。簡単な説明と値段も書いてます。
基本的には工場で作ったやつです。
日本のパスタがこんなにあるなんてちょっとびっくり。
しかし、食材のページではカラーが途切れる等いまいち。
値段の割にはカラーが多く、代表的なパスタの料理方もあり、
パスタ関係の蘊蓄もありお買い得でしょう。
イタリアンメニュー ナヴィ・インターナショナル編(日本文芸社)
ISBN4-537-07605-4 C0277 1000円
イタリア料理の基礎知識、メニューと日本で買える食材カタログからなる。
日本に居る時に普段持ち歩いてその日の料理を考えるのにはいいかも。
ただ、肝心の料理は日本でよく有るメニューで、 もっとイタリアの伝統的で代表的な料理を入れて欲しいところ。
そんなわけでイタリアに持って行くにはあまり使えない。
使えるとしたらイタリアで売ってる食材が日本でいかに高いかがわかるぐらい。
(もっとも、高いと言っても距離から考えればまあ納得は行くもんなんですけどね)
パスタカタログ セッテンブリーニ・アントニオ監修(新星出版社)
ISBN4-405-09649- C2077 1400円
「ラ・ビスカ」のイタリア人シェフが監修する一冊。
パスタに関する基本的な情報がびっしりと載っています。
調理法もイタリアの基本的な方法を中心に定番を紹介していて、
好感触。和風スパゲッティとかはないようです。
カラーページも多く、お得な感じです。
パスタ万歳! "Viva Pasta!" マルコ・モリナーリ編 菅野麻子訳(リベルタ出版)
ISBN4-947637-61-7 C0022 1600円
パスタを愛した人々のエピソードやパスタの歴史や種類が詳しく載っている。
ページ有り
スローフードな人生! 島村菜津(新潮社)
ISBN4-10-401102-9 C0095 1600円
日本ではめずらしいスローフード運動について書かれた本。
某ハンバーガーチェーンのイタリア進出についての逸話などもある。
新装版エスプレッソ-その味と香り- 国際コーヒー・テイスターズ協会編 広瀬幸雄訳(いなほ書房)
ISBN4-434-00210-4 C0095 1200円
基本的に技術本。テイスティングの方法や技術論。
そんなに面白い本ではない。
元の本はイタリア人が英語で書いているのを訳したのか、 英語に訳されたものを訳したのかでなにやら変な部分もある。
至福のナポリピッツァ 渡辺陽一(NHK出版)
ISBN4-14-088032-5 C0277 680円
著者はピッツェリア・パルテノペの総料理長で、 ピッツァの歴史やその他いろんな事を独自に調べている貴重な一冊。
ナポリピッツァ協会のリストもあるし、 ナポリの代表的なピッツェリアと日本でナポリピッツァを食べられるお店の紹介もある。
おいしい古代ローマ料理 アピキウスの料理帖 上田和子(原書房)
ISBN4-562-03441-6 C0095 1600円
古代ローマ時代の料理集。古代ローマの逸話などをかなり交えてある。
個人的には古代ローマの話よりもっと料理を主体に書いて欲しかったところ。
スローフード・バイブル カルロ・ペトローニ 訳:中村浩子(NHK出版)
ISBN4-14-080722-9 C0098 1400円
日本でも徐々に浸透しつつあるスローフード協会の会長が書いた本。
スローフード協会の活動内容などが書かれており、若干硬め。
イタリア・パスタおいしい物語 鈴木奈月(東京書籍)
ISBN4-487-79863-9 C0095 1700円
フィレンツェ四季暦の作者による四季のパスタの紹介。
聞いたことのない地方のパスタの紹介や、パスタの歴史にも詳しい。
著者みずから描く絵もかわいくてよいけど、全てが絵なので写真が見たいものもある。
トルテリーニが食べたくて 山中律子(集英社)
ISBN4-8342-5067-9 C0095 1600円
楽しい直筆イラストで綴られたイタリア家庭料理修業?の旅。
地方独特の日本ではあまり知られていない料理を紹介している。
楽に読めるのが良い。
表紙の前後に小さく写真があるのに後で気付いた。
イタリアのおいしい旅 池田律子(阪急コミュニケーションズ)
ISBN4-484-03213-9 C0095 1800円
フィガロジャポンの連載「イタリアにご馳走さま」をまとめたもの。
イタリアでの代表的な食材と販売店をを写真で紹介。

ワイン

アモーレ・ディ・ヴィーノ イタリアワインの愛し方 ファブリツィオ・グラッセッリ 訳:水沢透(トラベルジャーナル)
ISBN4-89559-514-5 C0095 1900円
日本在住のイタリア人が書いた、分類的にはエッセイになるとは思うけど、 イタリアワインの入門書の傑作(と私は思う)。
どんなワインが有るかなんて言うリストは他の本にまかせて、 イタリアワインを楽しむ心構えが解説しておすすめです。
基本イタリアワイン林茂(TBSブリタニカ)
ISBN4-484-96227-6 C0077 2200円
イタリアワインについて細かく書いてあります。
マイナーなD.O.C.は名前と簡単な説明しか無いのが残念。
2001年2月現在、改訂されている模様。
イタリアワイン読本荒井基之(オータパブリケイションズ)
ISBN4-900297-20-8 C2077 3800円
ほぼカラーページで、ラベルなんかが写真であります。
D.O.C、D.O.C.Gについては表で説明。
それ以外のVdTと呼ばれるワインのおすすめ
を主に書かれてて良いです。
ブドウの品種、チーズなどの記載もある。
イタリアワイン塩田正志(柴田書店)
ISBN4-388-05767-3 C2077 2800円
今のイタリアワインブーム以前からあった唯一の本。
改訂されているので、最新の内容である。
全イタリアワイン(D.O.C、D.O.C.G )について、合う料理まで細かく述べてある。
写真などはない。また誤植が非常に多いので注意
ページあり
現在絶版のはず。
全訂 イタリアワイン塩田正志(柴田書店)
ISBN4-388-05830-0 C2077 2800円 1998年
上記のイタリアワインの改訂版。 改訂されて、全イタリアワイン本中もっとも最新の内容です。
全イタリアワイン(D.O.C、D.O.C.G )について、 規定事項や、合う料理などが細かく述べてます。 写真などはありません。誤植は減ったように思われます。 欠点は1996年以降に追加された詳細なデータが無いこと。 I.G.T.は名前のみで、V.d.T.の記載が無いこと。 どの生産会社がどうだとかという内容は無く、ワインを買う際の指針にはならないです。 また旧版で有った頃のワインと最近での法律の変更事項はわかるけど、 旧版以前に削除されたD.O.C.等はわからない。 主観的な内容は無いので政府広報の日本語訳に徹してもよかったと思う。
ページあり
飲んで織る イタリアワイン田崎真也(柴田書店)
ISBN4-484-96227-6 C0077 2200円
イタリアワインのみの読み物としては初登場。
何かの連載を一つにまとめた物なのか対談様式になっている。
フランスワインとの比較やフランス料理との合わせ方がちらほらと出てたり、
用語がフランス系なのがわかりづらい。
しかし、日本で手に入るワインを題材にして同じ銘柄で比べたりしているのは、
好感がもてる。
ページあり
イタリアワインの職人(マエストロ)たち 朽見行雄(JTB)
ISBN4-533-03042-4 C0095 1700円
イタリアワインの各生産地をめぐる紀行。およびいろんなワインの紹介
イタリアワインについての読み物。
バルバレスコよ永遠に ガイヤのワインと仲間たち エドワード・スタインバーグ 訳:有坂芙美子(グループ・ヴィノテーク)
2900円
世界的に有名なバルバレスコの生産者、ガイヤ。
そのワイン造りの信念を読むことができる。読みごたえあり。
原文が英語のようなんで、イタリア語の固有名詞やワイン用語などが、 英語を介してわかりにくくなっている(気がする)。
東急本店や恵比須PARTYなどのワイン専門店などで売っている。
ガイヤのワインが無性にのみたくなるが簡単に買えないのが難点?
荒井基之のイタリアワインカタログ 荒井基之(オータパブリケーションズ)
ISBN4-900297-58-5 C0076 3800円
日本で手に入るイタリアワインのほとんどを網羅し、 イタリアワインの基礎知識、歴史やブドウの品種なども詳しく載っている。

チーズにも若干触れている。
ページ有り
イタリア銘醸ワイン案内 高木幹太(青春出版社)
ISBN4-413-03228-4 C0076 1900円
主にカンティーナ巡りとなっているが、興味深い内容。
イタリアワイン バートン・アンダースン 塩田正志・監訳(早川書房)
ISBN4-15-208312-3 C0077 4000円
「イタリア味の原点を求めて」の作者が書いてる本。
ヒュージョンソンの「ポケットワインブック」と同じシリーズで出ている。
イタリア・ワイン・ブック 出石万希子(新潮社)
ISBN4-413-03228-4 C0076 1900円
すごく細かく調べてある。
カンティーナごとのワインも細かい。
イタリアワインをたのしむ 林茂 (講談社)
ISBN4-06-269076-4 C0377 1600円
すごく細かく調べてある。
カンティーナごとのワインも細かい。
私が調べたところ、日本語で読めるイタリアワインのだけの本はこれだけと思います。 現在のワインブームのあおりでも非常に少ないですね。
なお、ワイン全般に付いて書かれてる本は大抵フランスワインが主体なのでここでは取り上げませんでした。

古代ローマ

ローマ・永遠の都 一千年の発掘物語 クロード・モアッティ(創元社)
ISBN4-422-21075-0 1400円
「知の再発見」双書シリーズ25
豊富なカラー図版でローマ発掘の歴史をたどっています。
ポンペイ・奇跡の町 甦る古代文明 ロベール・エティエンヌ(創元社)
ISBN4-422-21060-2 1400円
「知の再発見」双書シリーズ10
ポンペイに行くなら持って行くと理解が深まる事でしょう。
皇帝たちの都ローマ 青柳正規(中公新書)
ISBN4-12-101100-7 880円
古代ローマ全盛期の話が詳しく書かれています。
古代ローマ帝国 -その支配の実像- 吉村忠典(岩波新書)
ISBN4-00-430482-2 C0222 631円
古代ローマ帝国のシチリア支配の様子を詳しく書いています。
トルマルキオの饗宴 逸楽と飽食のローマ文化 青柳正規(中公新書)
ISBN4-12-101352-2 C1222 835円
サテュリコンという小説のトルマルキオの饗宴の部分を題材に ネロ時代の古代ローマの饗宴を解説している。
中世ローマ帝国 -世界史を見なおす-渡辺金一(岩波新書)
ISBN4-00-420124-1 C0222 563円
ローマはなぜ滅んだか 弓削達(講談社現代新書)
ISBN4-06-148968-2 C0222 534円
ページあり
古代ローマ帝国の謎 坂本浩(光文社文庫)
ISBN4-334-70636-3 C0122 495円
遺跡のカラー写真が値段の割に豊富で楽しめる。
ネロ 秀村欣二(中公新書)
ISBN4-12-100144-3 C1223 583円
キケロ ピエール・グリマル 訳:高田康成(白水社 文庫クセジュ)
ISBN4-560-05758-3 C1223 951円
ローマの歴史 インドロ・モンタネッリ 訳:藤沢道郎 (中公新書)
ISBN4-12-202601-6 C1122 1068円
ローマの起源から滅亡までの物語、軽い文体で訳もこなれていてとても良い。
ローマ五賢帝 南川高志(講談社現代新書)
ISBN4-06-149389-2 C0222 660円
ページあり
地図で読む世界の歴史ローマ帝国 クリス・スカー 吉村忠典(河出書房新社)
ISBN4-309-61181-8 C0322 2000円
ローマ帝国の興亡を豊富な図版を交えて概説している。
これを見ると古代ローマは色鮮やかで豊かな世界だったことがわかる。
ポンペイ・グラフィティ本村凌二(中公新書)
ISBN4-12-101322-0 C1222 699円
副題は「落書きに刻むローマ人の素顔」で、その副題通り、
ポンペイの落書きからローマ人の生活を探る。
原文の記載が限られているので全て載せてほしかったところ。
ローマ古代散歩 小森谷慶子 小森谷賢二(新潮社)
ISBN4-10-602070-X C0326 1600円
とんぼの本。きれいなカラー写真が多くて楽しい一冊。
永遠のローマ弓削達(講談社学術文庫)
ISBN4-06-158989-X C0122 1600円
ページあり
古代ローマの歴史 (PHP研究所)
ISBN4-569-60980-5 C0022 1400円
きれいなカラーの図解がたくさんあるローマ帝国の歴史の概要

ローマ神話

ローマ神話スチュアート・ペーロン(青土社)
ISBN4-7917-5240-6 C1014 2330円
古代ローマ神話とそれにまつわる品々を紹介。
ローマ神話 西欧文化の源流から 丹羽隆子(大修館書店)
ISBN4-469-24283-7 C3098 2000円
ページあり
ローマ神話 スチュアート・ぺローン 訳:中島健(青土社)
ISBN4-7917-5240-6 C1014 2330円
ISBN/ISBN4-7917-5240-6.htm">ページ有り
ギリシャ・ローマ神話事典 (大修館書店)
ISBN4-469-01221-1 C3598 6800円
ページ有り
ギリシャ・ローマ神話ものがたり (創元社)
ISBN4-422-21041-6 C0398 1748円
ローマ神話の発生 ロムルスとレムスの物語(社会思想社 現代教養文庫)
ISBN4-390-11442-5 C0122 520円
ロムルス(ロモロ)のローマ建国から死まで。 物語調ではなく、研究発表形式の論文系。
ページ有り
ローマの神話 J・F・ガードナー 訳:井上健 中尾真樹(丸善ブックス)
ISBN4-621-06071-6 C0390 1700円
ローマ神話についての解説本。ローマ神話の成り立ちなどを解説している。
ページ有り
ローマ帝国愚帝列伝 新保良明 (講談社選書メチエ)
ISBN4-06-258181-7 C0322 1600円
] カリグラ、エラガバルス、ネロ、コンモドゥス、ドミティアヌス カラカラについて
コロッセウムから読むローマ帝国 島田誠(講談社選書メチエ)
ISBN4-06-258162-0 C0322 1600円
未読です。
ローマ帝国衰亡史 エドワード・ギボン(ちくま学芸文庫)
筑摩書房から刊行されている同名の書の文庫版。
20年近くにわたって翻訳されて来たようで、翻訳者も途中で交代している。
全体的に初期の文体に合わせてあるためか固い。

歴史

概説イタリア史 北原敦、清水廣一郎(有斐閣選書)
ISBN4-641-19079-2 C1322 1700円
少しカタイ。 ページ有り
カヴールとその時代 ロザリオ・ロメ−オ 訳:柴野均(白水社)
ISBN4-560-02868-0 C0022 9515円
『クオーレ』の時代 藤澤房俊(ちくまライブラリー)
ISBN4-480-05193-7 C0322 1408円
中世シチリア王国 高山博(講談社現代新書)
ISBN4-06-149470-8 C0222 660円
文化が交錯した中世シチリアの繁栄を紹介した本。
ページ有り
ファシズム体制下のイタリア人の暮らし ジャン・フランコ・ヴェネ 訳:柴野均(白水社)
ISBN4-560-02896-6 C0022 3400円
未読です。
メディチ家 森田義之(講談社現代新書)
ISBN4-06-149442-2 C0222 880円
未読です。
ルネサンスとは何であったのか 塩野七生(新潮社)
ISBN4-10-646501-9 C0322 1600円
対談形式でルネサンスのイタリアを生きた人を掘り下げていく。
著者が小説を書き上げた時にいかに調べているかがわかる。
かなりの情報量があると思う。
ルネサンス 澤井繁男(岩波ジュニア新書)
ISBN4-00-500393-1 C0222 780円
ほとんどイタリアのルネサンスについて書いてある。
文体も読みやすいのでよい。
第三のローマ 藤澤房俊(新書館)
ISBN4-403-23092-X C0022 2800円
イタリアの統一からファシズムまでの近代イタリアがどのようにして作られたかが書いてある。
また、当時の指導者がどんな気持ちでイタリアを創ったかもわかる。
ローマについても統一後のローマ市街の建造物について詳しく書いてあり興味深い。
ヴェネツィア史 クリスチャン・ベック 訳:仙北谷芽戸(白水社)
ISBN4-560-05825-3 C1222 951円
ヴェネツィア史といえば、ヴェネツィア共和国の滅亡までを書いたものが多いがさらにその後も書かれている。 日本語の本ではめずらしいと思われる。
東ゴート興亡史東西ローマのはざまにて 松谷健二(中公文庫)
ISBN4-12-204199-6 C1122 857円
中世初期の東ゴート族の歴史読み物。 東ゴート王国の首都はパヴィーアなので舞台の大半はイタリアになる。
白水社で1994年に書かれたもの(絶版)の文庫版。
ノルマン騎士の地中海興亡史 山辺規子(白水社)
ISBN4-560-02800-1 C0022 2524円
ノルマン人が南イタリアに来て征服する様子を読み物風に書いたもの。
どうやら在庫切れになっている様子なので文庫化間近かも。 下の「神秘の中世王国」と内容がにているが、より一般向けで小説風。 登場人物はイタリア名やフランス名が混在。
神秘の中世王国 ヨーロッパ、ビザンツ、イスラム文化の十字路 高山博(東京大学出版会)
ISBN4-13-025024-8 C3322 2600円
本の題からはわかりにくいが、まぎれもなくノルマン・シチリア王国の本。
同氏の「中世地中海世界とシチリア王国」と守備範囲は同じだが、 写真解説などを入れて内容はより一般向け(というかテキスト風)に書かれている。
シチリア歴史紀行 小森谷慶子(白水社)
ISBN4-560-02846-X C0022 2200円
シチリアの歴史的な土地を訪れ、歴史読み物風にしたてている。
世界各国史15イタリア史 森田鉄郎(山川出版社)
ISBN4-634-41150-4 2600円
イタリア史をそれなりに詳しく、 ローマ時代から20世紀まで網羅している貴重な本だが、 世界各国史は新シリーズ以降に伴い絶版中。
新版は北原敦氏の編集で発売日未定。
運よく手に入ったが古書としてもあまり出回っていないようである。
物語 イタリアの歴史 解体から統一まで 藤沢道郎(中公新書)
ISBN4-12-101045-4 C1222 738円
「イタリア語では『歴史』と『物語』とは同じ言葉である。」と後書きでも述べられているが、 その意味ではこの本の題名はイタリア語に訳すと変になる。
物語とは歴史の事で、歴史は物語だということか。
この本では、イタリアの歴史の西ローマ帝国滅亡後からイタリア統一までを、 10人の人物の物語としている。
物語 イタリアの歴史 II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで 藤沢道郎(中公新書)
ISBN4-12-101771-4 C1222 740円
NHKテレビイタリア語会話のテキストに1997年4月から1999年3月まで連載された 「人物で語るイタリアの歴史」を編集したもので、 カステル・サンタンジェロにまつわる人物に焦点を当てて歴史をひもといている。
この本を読んで藤沢氏が亡くなったのを知った。
ルネサンスの歴史 (上) 黄金世紀のイタリア モンタネッリ ジェルヴァーゾ 訳:藤沢道郎 (中公新書)
ISBN4-12-201192-2 C1122 580円
インドロ・モンタネッリ[Indro Montanelli]とロベルト・ジェルヴァーゾ[Roberto Gervaso]の共著で、 イタリア史関係の著書を多く記している藤沢道郎氏が訳している。
13世紀から15世紀のイタリアの歴史について書かれており、 原著(L'Italia dei secoli d'oro)ではイタリア史シリーズの一つで、 2巻に当たる「ローマの歴史」の続編で5巻にあたるらしい。
これに下巻が続くが、他のイタリア史シリーズは翻訳されていない様である。
軽い文体で訳も若干の古臭さを感じるがこなれていて読みやすくとても良い。
最初に読んだ時は、ローマの歴史のように簡単ではなく、 この時代特有の諸国分割されたイタリアの状態がわかりにくいと思った。
おそらく原著が基本的な地理や歴史の知識を持っているイタリア人を対象にしたためだと思われる。
ちなみに訳者の補足や図解などはない。 初版1985年
ルネサンスの歴史 (下) 反宗教改革のイタリア モンタネッリ ジェルヴァーゾ 訳:藤沢道郎 (中公新書)
ISBN4-12-201193-0 C1122 780円
上の続き。
原著(L'Italia della Controriforma)ではイタリア史シリーズの一つで、 本来は2巻に分れていた内容を上下巻のように仕立ててあるが、下巻だけ読んでも問題ない。 こちらは16世紀のイタリアの歴史である。
初版1985年。
イタリアの歴史 クリストファー・ダガン 訳:河野肇 (創土社)
ISBN4-7893-0031-5 C0026 3000円
ケンブリッジ版世界各国史のシリーズ日本語訳。 ローマ時代の終わりから1993年までのイタリアについて書かれている。 全体的にはイタリア統一前後に詳しい。 日本語版は2005年の出版だが、原本は1993年(本文中では1992年と記されている)のもので若干古い。 それ自体は問題がない。 後半に行くにつれて誤字脱字が目立ってくることと、 人名のカタカナ表記にはほとんど問題が無いものの、 せめて索引でいいので原文で記して欲しい所。あとで調べる時にわかりにくい。
ファシズムの誕生 ムッソリーニのローマ進軍 藤沢道郎 (中央公論社)
ISBN4-12-001635-8 C0022 3300円
1915年5月の第二次世界大戦参加から1922年10月29日のローマ進軍までの、 イタリアの政治を時系列に沿って書いている。
歴史物語としては読みやすいように出来ており、出てくる会話などは口語調で、 登場人物の心情なども表現される。
その反面、用語や状況の解説、刻々と変わる人間関係は文中に散りばめられており 資料的には使いにくいかと思う。 資料とは言わないまでも、本文は650頁にわたり後で見返すのも大変。
まあ、この辺りの歴史は塩野七生氏は取り上げないと思われるので、 これだけの物語はこの本でしか得られないと思う。 初版1987年。
中世イタリアの都市と商人 清水廣一郎 (洋泉社)
ISBN4-89691-064-8 C2060 2000円
論文集のようなものとなっている。

美術

フィレンツェ 初期ルネサンス美術の運命 高階秀爾(中公新書)
ISBN4-12-100118-4 C1271 621円
ルネッサンス期のフィレンツェでの美術動向
世界・美術の旅ガイド3 北イタリア(美術出版社)
ISBN4-568-44003-3 C0026 2233円
ページあり
世界・美術の旅ガイド4 南イタリア(美術出版社)
ISBN4-568-44004-1 C0026 2369円
ページあり
イタリア美術鑑賞紀行1 ヴェネツィア・ミラノ編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43034-8 C3071 2800円
ヴェネツィア、アクイレイア、カセルフランコ・ヴェネト、マゼール、
パドヴァ、ラヴェンナ、リーミニ、マントヴァ、フェッラーラ、クレモナ、
ヴェローナ、パルマ、ミラノ、コモ、チヴァーテ、カスティリョーネ・オローナ、
ヴァラッロ・セジア、トリノ。
イタリア北部編。読みごたえ有りです。
イタリア美術鑑賞紀行2 フィレンツェ・ピサ編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43035-6 C3071 2233円
フィレンツェ、チェルニア、ピサ、ヴィンチ、ルッカ
での美術品の見所を写真付きで紹介。
そんなにカタイ本ではないので、気軽に読めます
イタリア美術鑑賞紀行3 シエナ・アッシージ編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43036-4 C3071 2233円
シエナ、サン・ジミニャーノ、サン・ガルガーノ、モンテ・オリヴェート・マッジョーレ、
カプレーゼ・ミケランジェロ、ペルージャ、アッシジ、スポレート、オルヴィエート。
イタリア美術鑑賞紀行4 ローマ・ヴァティカン編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43039-9 C3071 2233円
ローマ、ヴァティカン、アッピア旧街道、ティヴォリ、ボマルツォ
での美術品の見所を写真付きで紹介。
イタリア美術鑑賞紀行5 ナポリ・ポンペイ編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43040-2 C3071 2233円
ナポリ、ポンペイ、カゼルタ、サンタンジェロ・イン・フォルミス、
モンテカッシーノ、パエストゥム、マテーラ、バーリ、アルベロベッロ、
サンタ・マリア・ディ・チェッラーテ教会、オートラント
での美術品の見所を写真付きで紹介。
手紙形式なんで読みやすいです。
イタリア美術鑑賞紀行6 シチリア編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43041-0 C3071 2233円
パレルモ、モンレアーレ、チェファル、メッシーナ、タオルミーナ、シラクーザ、
カルタジローネ、ピアッツァ・アルメリーナ、アグリジェント、セリヌンテ
セジェスタでの美術品の見所を写真付きで紹介。
イタリア美術鑑賞紀行7 珠玉の町編・データ編 宮下孝晴(美術出版社)
ISBN4-568-43042-9 C3071 2233円
ベルガモ、サロンノ、モンツァ、ノヴァーラ、チェルトーザ・ディ・パヴィア、 アオスタ、プラート、ピストイアでの美術品の見所を写真付きで紹介。
一連のシリーズの最終巻。
現在このシリーズは再構成されて巻数が減った次シリーズの 「宮下孝晴の徹底イタリア美術案内」が出てて、
非常に手に入りくにくいものになっている。
世界名画の旅3 イタリア編 朝日新聞日曜版(朝日文庫)
ISBN4-02-260548-0 C0171 709円
フランス編が2分冊でイタリア編が一冊なのは納得行かないけど、
文庫判なんでイタリアに持って行って解説代りにするのもいいかも。
イタリア絵画史 ロベルト・ロンギ 訳:和田忠彦ほか(筑摩書房)
ISBN4-480-87289-2 C1071 4900円
ちょっと内容は硬い。入門用じゃないようなので難しい。
モナリザへの旅 中丸明(集英社)
ISBN4-08-781117-4 C0071 1500円
気軽に読める読み物としていいです。 Cityの語源はシテ島とは関係ないです。
ロミオとジュリエットは実話ではないです。
ルネサンスの三大芸術家 クラウディオ・メルロ 訳:板巻広樹(PHP)
ISBN4-569-60883-3 C0070 1400円
ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロについて。
元の本はイタリアで作られたもののよう。
当時の様子をきれいな絵入りで解説している。
システィーナのミケランジェロ 青木昭(小学館)
ISBN4-09-606001-1 C0370 1800円
日本テレビによるシスティーナの修復についての連携本?
イタリアの歓び 美の巡礼 北部編 中村好史 芸術新潮編集部編(新潮社)
ISBN4-10-602100-5 C0326 1300円
ラヴェンナ、ヴァラッロ、アオスタ、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ
イタリアの歓び 美の巡礼 中南部編 青柳正規 中村好史 芸術新潮編集部編(新潮社)
ISBN4-10-602107-2 C0326 1300円
アッシジ、ローマ、タルクイニア、アレッツォ、サンセポルクロ。

イタリア語

私のイタリア語のレベルで批評するのもおこがましいんですが、
初心者を一歩抜き出た人が思うぐらいの感想文だと思って大目に見てやってください。
イタリア語の話 矢崎源九郎(大学書林)
2000円
文字通りイタリア語についての話。
他のラテン系の言葉との関係や、イタリア語の特徴、方言、 イタリア文学の話が少しづつ書いてあります。
入門書と言うより、読み物です。しかしもっと読みごたえが有ればよかった。
イタリア語会話「決まり文句」600 松浦弘明(語研)
ISBN4-87615-687-5 C0087 1700円
イタリア語の入門書。
本書はすぐに使える文が用途別に書いてあるだけでなく、
なぜそうなるかの解説が有りイタリア語学習者にとっても
非常に便利な一冊。すごくおすすめです。
すぐに役立つ はじめてのイタリア語 西本晃二(日本放送出版協会)
ISBN4-14-039198-7 C0887 3301円
イタリア語の入門書。
CDがついてこの値段。安いだけでなくしっかり書かれています。
気軽に学ぶイタリア語 藤村昌昭(NHK出版)
ISBN4-14-035037-7 C2387 1845円
イタリア語の入門書。私が結構好きな本
小さいので持ち歩き(旅行など)にいいかも。
紙面の都合か半過去、大過去などがおざなり。
イタリア語基本単語2000 Guido Busetto 橋本信子(語研)
ISBN4-87615-644-1 C0087 1456円
ただひたすら単語がかいてある本。目的別に別れている。
カセットやCDが出ているので合わせて使うものだろう。
インデックス式イタリア文法表 佐藤廉 在里寛司(白水社)
ISBN4-560-00737-3 C3087 1456円
インデックス式というアドレス帳のような装丁のせいか、
60頁ほどしかなく厚みの割りに値段が高く感じる。
サルジニア語基礎語彙集 菅田茂昭(大学書林)
ISBN4-475-01228-7 C0087 4000円
イタリアの方言というか、イタリア語と親戚関係に有るサルジニア語の本
簡単な文法解説も有る。
標準イタリア語が通じるといわれるサルデーニャでサルジニア語を 使用する機会のある日本人がどれ程いるのか?
そのことを考えると、この本の希少価値は素晴らしい。
初めてのイタリア語 郡史郎(講談社現代新書)
ISBN4-06-149396-5 C0287 680円
当新書1396番目にしてでたイタリア語。ちなみに仏語は17独語26番目
すでにラテン語より後となっている。
イタリア語がどんな言語か簡単なイタリア語を紹介しつつ解説している。
まったく知らない人にお薦め。安くて手に入りやすいのが良い。
ページあり
イタリア語を学ぶ 白崎容子(PHP新書)
ISBN4-569-60096-4 C0287 650円
簡単なイタリア語の入門書。「ちょっと寄り道」のコーナーは、
イタリア語を知っていても面白い。
まったく知らない人にお薦め。安いのが良い。
ページあり
良く使う順 イタリア語フレーズ470 町田亘(中経出版)
ISBN4-8061-1027-2 C0087 1600円
良くつかう場面の順にイタリア語の短文が並んでいる。
たまに変な例文が有って面白いが役にたつんだろうか?
また、いまからはじめようと言う初心者や旅行用にはおすすめではない。
その理由は単語や文法の解説が無いために書いてある以外の使い方が難しい。
短文を少し買えて言い換えようともどうしようもない。
文がどんな時に使えるかは少し勘が必要で、 イタリア語での言い方になれて無い人には使えない。
逆に解説と単語帳がついてればかなり強力な本になったのではないかと思う。
文法と単語がある程度わかっている人が読んだら、 イタリア語の表現の雰囲気がわかる本ではある。
初心者〜中級者むけ。
現代イタリア語文法 坂本鉄男(白水社)
ISBN4-560-00734-9 C3087 3883円
日本語で書かれたイタリア語文法書としては最大。1979年に発行されたもので、 古さは否めないが、この本に頼る人は多い。坂本文法とも言われているらしい。
ページあり
イタリア語小文法 小林惺(白水社)
ISBN4-560-00732-2 C3087 1553円
小さい割には基本は押さえてあると言う感じで普通の用途にはこれ一冊で済みます
おすすめです。
ページあり
イタリア語検定4・5級突破 藤谷道夫 一ノ瀬俊和(三修社)
ISBN4-384-01615-8 C1087 2300円
イタリア語検定の突破用なんで、 過去に出た例文を一部に使用した問題文と答えに関する説明という方式。
間違いやすい部分が抜き出されてるので、 読んでみるとイタリア語についてすっきりしなかった部分が溶けて 行く感じがしました。
おすすめです。
イタリア語の手紙の書き方 牧野素子(ナツメ社)
ISBN4-8163-2870-X C2087 1600円
手紙の書き方と、イタリア語の手紙の例文、郵便の出し方などが解説してある。
電子メール、FAXの出し方もあるので手元に置いておけば役にたつこともあるかも。
はじめてのイタリア語単語集 クラウディア・オリヴィエーリ(ナツメ社)
ISBN4-8163-2799-1 C2087 1600円
単語を分類して冠詞つきで載せてある。3000語
CDが2枚ついているが男声のrの発音がほとんど聞こえないのは私だけ?
おかげでCDは使えない。
イタリア語早わかり 浦一章(三修社)
ISBN4-384-00738-8 C1287 1800円
8cmCDがついている。入門書。赤書きで注意点が書いてあるのが目新しい?
文法的には一通りそろってる。
スグに役立つ料理のイタリア語 吉川敏明 板倉康子 エルマンノ・アリエンティ(柴田書店)
ISBN4-388-05736-3 C2087 2330円
イタリアに料理修業にでた者を模して話が進む。
吉川氏の経験をもとに書いたものだそうだ
よんだところイタリア語より日本語に混じる外来語がわからない。
ガルマンジェとかソシエールって何?専門用語のようだが。
イタリア文解読法 小林惺(大学書林)
ISBN4-475-01847-1 C0087 8500円
イタリア文解読のための専門書。値段も高い。
役にたちそう。体系的に良く調べてるなあという感じ。
私にはこのレベルの本をどうこう論ずることができないけど。
というか解説がひたすら600程あるんで、まだ全部読めてない。
おしゃべりは旅のドルチェ 貝谷郁子(双葉社)
ISBN4-575-28911-6 C0095 1400円
旅のイタリア語についてのエッセイ。
イタリア語の勉強には使えませんが、 イタリア語での日常を書いている面白さがあります。
エトルリア語 著:ラリッサ・ボンファンテ、訳:小林標(學藝書林)
ISBN4-87517-016-5 C0322 1600円
言語入門書ではないが、古代イタリア半島のエトルリア人の言葉の紹介。

イタリア車の本は、さすがにたくさん出ています。
昔はイタリア関係の本ではもっとも多い部類だったのに、
最近のイタリア関係エッセイほど多く無くなってしまいました。
Ferrari pininfarinaLionel Froissart 訳:弥生朔実(光琳社出版)
ISBN4-7713-3002-6 C0372 2000円
フェラーリをファッションブランドの視点で編集した?
フェラーリCAR GRAPHIC選集(CG別冊)
雑誌コード 64303-10 3107円
1962年から1989年(車で言えばF40まで)のCARGRAPHIC誌のフェラーリの記事を集めたもの。
その情報量はすさまじい。雑誌ながら大型の書店などでは在庫が有る。
インサイド・フェラーリマイケル・ドレーニ 訳:盛岡成憲(ソニー・マガジンズ)
ISBN4-7897-0758-X C0075 4854円
未読です。
Ferrari per AUTOMOBILISTA(CBS・ソニー出版)
ISBN4-7897-0473-4 C0075 2000円
黒い表紙の本。
ワールド・カー・ガイド3フェラーリ(ネコ・パブリッシング)
ISBN4-87366-093-9 C0053 1165円
1993年までのモデル(348、456GT)が載っている。F50などはない。
ワールド・カー・ガイド6ランチャ(ネコ・パブリッシング)
ISBN4-87366-096-3 C0053 1165円
1993年までのモデルが載っている。
ワールド・カー・ガイド9アルファ・ロメオ(ネコ・パブリッシング)
ISBN4-87366-100-5 C0053 1165円
1993年までのモデル(155、164)が載っている。
ワールド・カー・ガイド15フィアット(ネコ・パブリッシング)
ISBN4-87366-112-9 C0053 1165円
1994年までのモデル(クーペ・フィアット)が載っている。
ワールドMCガイド1ドゥカティ(ネコ・パブリッシング)
ISBN4-87366-111-0 C0053 1165円
ヨーロッパの名車Ferrari いのうえ・こーいち(保育社)
ISBN4-586-53341-2 C0365 1456円
少し内容が古い。が、もちろん新型車が載ってないだけなんで問題ない。
ヨーロッパの名車Alfa-Romeo いのうえ・こーいち(保育社)
ISBN4-586-53344-7 C0365 1456円
少し内容が古い。上に同じ。

その他

映画100年 STORYまるかじりイタリア篇 柳澤一博(朝日新聞社)
ISBN4-02-258562-5 C0074 1796円
イタリア映画210本についての本。各作品ごとに数ページ咲いてある
アメリカ篇、フランス篇もある。
イタリアビジネスガイド 島田精一編(有斐閣ビジネス)
ISBN4-641-06890-9 C2334 2330円
1992年。イタリアへ進出する企業のために書かれたイタリアのガイド。
イタリア人の気質などにも触れられてるのでビジネス抜きでも、 イタリアを知る手がかりになる。
少し古いので細かいことは事情が変ってるはず。
ページ有り
セリエA スーパー観戦術 高山港 富樫洋一(祥伝社)
ISBN4-396-61091-2 C0075 1500円
未読です。
イタリア・パルチザン 早乙女勝元(草の根出版会)
ISBN4-87648-139-3 C0372 2200円
未読です。
ローマの街角から 塩野七生(新潮社)
ISBN4-10-309626-8 C0395 1200円
ローマの街角とはイタリアのローマに住んでいるすなわちイタリアから見ていることと、 古代ローマ史を研究した作者の視点と思われる。 そこから日本(主に政治)を見た時に思ったことをエッセイにして述べている。 もちろん、イタリアや他の国のことも述べてある。
1994〜1999年に雑誌フォーサイトに掲載されたコラムを編集してある。
イタリア・マフィア シルヴィオ・ピエルサンティ 訳:朝田今日子(筑摩書房)
ISBN978-4-480-06352-6 C0298 720円
最新のイタリアのマフィア事情を切り崩している。マフィア入門書。
とはいっても、読んだからってマフィアに入門するわけではない。
2007年

辞書等

イタリア語の辞書は種類が少なく値段が高いです。選択肢はあまり有りません。
ここに書いた以外だと、大学書林から伊和や和伊が出ていますが、古いです。
電子辞書などはここで。
伊和中辞典(小学館)
ISBN4-09-515401-2 5825円
イタリア語を勉強するには必需品でしょう。その装丁から「緑の辞書」と呼んでます。 語源が載っているのが良いです。また他の辞書に比べて図版が豊富です。 見出し語数7万、用例9万のおそらく世界最大の伊和辞典です。
現在、第二版が出てます。値段も1000円程高くなってます。
和伊中辞典(小学館)
ISBN4-09-515451-9 7000円
必需品でしょうか。手に入り安いと思います。こちらは「赤の辞書」です。 日本文化をイタリア語で紹介するコラムがあったりします。 イタリアの本屋にも売ってたりするおそらく世界最大の和伊辞典です。
イタリア語小辞典(大学書林)
比較的安価な割には和伊、文法等の記述も有り旅行に持って行くのも便利な大きさ。 購入時は3000円でした
伊和21000語、和伊6000語
内容は改訂されてないようでかなり古いです。
プログレッシブ 伊和・和伊辞典(小学館)
ISBN4-09-506121-9 C0587 3000円
手ごろな値段ですが伊和4.5万語、和伊2万語の見出し語が有り十分使えます。
入門用や旅行用にはもってこいの大きさです。
電子辞書SR-T4050がでるまでいつも持ち歩いてました。
おすすめです。
新伊和辞典(白水社)
ISBN4-560-00086-7 C3587 3400円
比較的安価な伊和辞典。みだし50000語
私が最初に購入したもので、イタリア語に興味を持ちだした当時はこれしかなかったんです。
内容的にも必要な分は有るのでこの辞書でももちろん不自由はしないです。
文法の概要がついているので持ち歩きにはいいでしょう。
ページあり
和伊辞典(白水社)
ISBN4-560-00088-3 C3587 6893円
以前は手に入りやすい和伊辞典としての地位があった辞典。 小学館の辞典の登場により、内容的にどちらがどうとは私にはいえないんですが、 値段から言っても軽いという点以外に薦める要素はあまりありません。
見出し語数は3万3000。
ページあり
イタリア料理用語辞典(白水社)
ISBN4-560-00089-1 3495円
料理用語だけでは無く簡単な基本単語や文法書にもなるので、 イタリア旅行の時にもっていくと以外に便利かも。
特にイタリア料理のメニューを読む(作る)のに役に立つでしょう。
現代伊和熟語大辞典(日外アソシエーツ)
ISBN4-8169-1199-5 C0587 5631円
この辞典が重要になる日はいつ来るのか? がんばってイタリア語を勉強するしかないですね。
和伊辞典ポケット版(イタリア書房)
ISBN4-900143-07-3 C0587 3800円
98年8月にでたイタリア書房の辞書のポケット版。 安くて小さいけど、大きい辞書の縮刷なんで見出し語約23000、 派生語70000の立派な辞書。
内容はぱっと見だけどしっかりしていて、 旅行用の辞書として最適だと思います。
ただあんまり売ってるところを見かけないのが難点。
見出しはローマ字です。
ITALIANO-GIAPPONESE GIAPPONESE-ITALIANO(A.VALLARDI)
ISBN88-11-94208-X L.18000(1200円ぐらい?)
日本で売ってるのが希なイタリア製の辞書です。
しかし日本人にも使えるようになっているため、 旅行なんかで現地調達やおみやげにするのにはよいかも。 空港の本屋っぽいところを覗いてください。白地に赤の小さな辞書です。
10000語以上の語数。ポケットに入るサイズは十分薦める要素になります。

雑誌など

週刊地球旅行(講談社)
毎週出ていた薄手の旅行雑誌。
読みごたえは全くないが、雑誌の特集レベルの事が単品で出ているような感じ。
現在以下イタリア関係の号が発行された。
  • No. 2 永遠の都ローマ
  • No. 11 水の都ヴェネツィア
  • No. 24 ルネサンスの都フィレンツェ
  • No. 33 ファッションの都ミラノからコモ湖畔へ
  • No. 38 フィレンツェからトスカーナへの小さな旅
  • No. 41 夢の街ナポリとポンペイ
  • No. 51 永遠の聖都ヴァティカン
  • No. 78 フォロ・ロマーノと古代ローマの遺跡
週刊ユネスコ世界遺産(講談社)
2000年から刊行していた雑誌。2004年に再刊行中
週間地球旅行同様に薄い本だが一つの遺産に一冊というわけではない
イタリア分の刊行は以下のとおり。
  • No. 1 ローマの歴史地区1 フォロ・ロマーノとコロッセオ
  • No. 2 ヴェネツィアとその潟
  • No. 5 ヴァティカン市国 ローマの歴史地区2
  • No. 7 フィレンツェの歴史地区
  • No. 8 ローマの歴史地区3 カラカラ浴場とパンテオン
  • No. 14 シエナの歴史地区 ピサのドゥオーモ広場
  • No. 18 ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの考古地区
  • No. 21 ナポリの歴史地区
  • No. 33 ラヴェンナの初期キリスト教建造物群 ルネサンス都市フェッラーラとポー川のデルタ地帯
  • No. 45 ミラノのドミニコ会修道院と『最後の晩餐』
  • No. 97 アッシジのサン・フランチェスコ聖堂と関連建造物群ヴェローナの市街
ページあり
週刊朝日 百科世界100都市ここにいきたい(朝日新聞社)
2001〜2002年にかけて刊行していたが、60都市ぐらいで中止されている。
ただしイタリアの都市は重要な所は押さえてある。
雑誌の特集の切り出しという感じでは他の週間本と変らない。
  • No.001 ヴェネチア
  • No.004 ローマ
  • No.027 フィレンツェ
  • No.029 ミラノ
  • No.031 ナポリ
  • No.033 ラヴェンナとボローニャ
  • No.035 ヴェローナ
  • No.036 シエナ−トスカーナ地方
  • No.037 ヴァチカン
  • No.038 アッシジとペルージア
  • No.039 アルベロベッロとレッチェ
  • No.040 シチリア

他にもぞくぞく紹介して行きますので、そう御期待!
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24-01-2006 A cura di Ciro