Roma
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今日からアンドレアは出張。私は天気がいいのでティーヴォリへ。博物館類は天気が悪い日にするのだ。
アンドレアはティブルティーナからフィウミチーノに行くらしい。
まずはアレッシオの車にのってティブルティーナ駅まで、アンドレーアをお見送り。
私は、地下鉄でポンテ・マンモロまで行き、そこからCOTRAL社のバスでティーヴォリへ。
駅の上にバスターミナルがあって、バスはそこから発着しているけど、切符はどこで?
バスの運転手に聞くと、駅のバールで売ってるとか。バール?閉まってる。
「下の階のバールかも?」と思い、下に行くとバールがあって売ってた。で買う。
バスは発車を待ってくれてて乗ったらすぐに出発。
Tivoli
サンタ・マリーア・マッジョーレ教会
教会の右横の入り口が、ヴィッラ・デステの入り口
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ティーヴォリに到着すると、土産物屋がたくさん並んでる通り(Piazzale Nazioni Unite)を下って行ったすぐそばに案内所が有った。
そこでは地図をくれて、ヴィッラ・デステ(エステ家別荘)とヴィッラ・アドリアーナ(ハドリアヌス帝別荘)への行き方を教えてくれた。
で、まずは近いほうのヴィッラ・デステから、地図に記してくれた線を頼りに行くと簡単に見つかった。
入り口はトレント広場の教会の横にあって、ちょっとわかりづらい。
だけど、横の壁に見つけた陶板で作られたおしゃれな表札を見てみると「VILLA D'ESTE」と書いてある。
入場料€6.5を払って中へ。というかすでに別荘の中。別荘内は何を見ていいかもわからず。
写真撮影は不可らしいが、そんなに奇麗なものでもない。
とりあえず、イタリア語と英語でガイドをしているグループにこっそりついていく。
ときどき窓の外から見える庭園が気になる。そして別荘内にも噴水がある。
敷地は斜面にあって、庭園は下に見下ろすようにある。
別荘からでて、庭園に降りても見晴台のようなものがあって、庭園が見下ろせる。
ただ、樹木がうっそうとしてて全体的にどうなのかはっきりわからない。
とりあえず左回りに回ってみよう。
ヴィッラ・デステの建物
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Le cento fontane
百の泉?百あるのかどうかは不明
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Fontana dell'organo
オルガンの噴水
出る時間が決まってる。
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Fontana dell'organo
ネプトゥヌスの噴水
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Fontana della madre natura
自然母神の噴水
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ちょっとティーヴォリの町を散策。ドゥオーモまで行って帰ってきた。
次は、ヴィッラ・アドリアーナ(ハドリアヌス帝の別荘)へ。
ヴィッラ・アドリアーナは、町の中心から離れていてバスで行く必要があるらしいと案内所で聞いた。
バスはガリバルディ広場からでていて、ローマから来た道を戻って町のある丘から降りて行く。
住宅地のまん中で降ろされて、「そこをまっすぐ行くとヴィッラ・アドリアーナだから」と言われたとおり歩く。
新興住宅地という感じの道を歩いて行くと、突き当たりに公園みたいなものがあり、そこにあった地図からして
右の坂を降りるとあるっぽい。
あたり。広い駐車場とかなり新しい感じの建物。ここで切符を売っていて、入り口は別の場所のようだ。
中国人観光客のガイドが大量に切符を発行していてなかなか自分の番が回ってこない。
というか、中国人観光客といっしょか…
さっさと入場してしまおうということで、入り口に行く。
そこから何故か揃いのジャージを着た中国人の大軍を抜き去り遺跡へ。
入り口から遺跡まで、結構あるようだ。しかも上り坂。
大きな壁の横に小さい建物があって中へ入ってみると、模型が置いてある。
遺跡の復元模型のようだ。写真を撮っていると中国人が大量に入って来たので退散。
しかし、周囲は中国人だらけで写真を撮るのにじゃま。
しかたなく右手の人気の意なさそうな所のベンチに座ってマンゴーを食べた。
すると猫が寄ってくる。いつもながらイタリアの猫は人懐っこい。
中国人もだいぶ減ったというか拡散したところで、遺跡を回る。
遺跡だけにあまり残ってないけど、かなり広い。
見所の池に行ってみたが、まああまり見れるもんじゃなかった。
ヴィッラ・デステ見てからじゃあ…比べるのも悪いけど
ヴィッラ・デステ→ヴィッラ・アドリアーナと行くより、逆にしたほうが感動がありそう。
そんなこんなで、ヴィッラ・アドリアーナは終わり。
で、バスが着いた地点に戻る。
で、バスの切符を買おうとしたけどそれらしい店が無いと言うよりどこも開いてない。
しかも、ここって一方通行っぽいのでティーヴォリ方面のバスは来ない気もする。
しかたないので市街方面に歩いてみる。
上り道をしばらく歩くと、なんとなくバスが来そうな空間を発見。
そこにあった切り売りピッツァ屋で尋ねてみると、端のバールで切符を売っていて、
バスはティブルティーナ街道まで行けばいいらしい。
そう聞くとピッツァをほおばりながら、店を出た。
バールで切符を買い、レンガの壁づたいにしばらく歩くとティブルティーナ街道に出た。
そこからバスに乗ってティーヴォリに戻った。
更にガリバルディ広場からローマ行きのバスに乗って撤収。
Roma
ローマに戻ったけど、まだ明るい。
地下鉄でそのままカヴール駅まで行きサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会を目指した。
適当に歩くと余裕で見つかった。記憶は合ってる。確かめたかっただけ…
ここでも大量の学生が写生をしている。
それから、サンタ・マリーア・マッジョーレ教会を経てセレーナさんの所に行ってみた。
セレーナさんのお店は開いてたが、神父さんを呼んでお祓いみたいなのをしていた。
終わるのを待って、私のことを覚えてるか聞いてみたが、覚えてないらしい。
そこで、いろいろ説明した。5年前に結婚式用にヘアメイクをやってもらったこととか。
で、だいぶ思い出してもらい。写真を撮った。
気分が良くなってきたので、ホテル・カラヴァッジョに寄ってみた。
ただ、よく知ってる人は居なくて着た事を伝えてもらった。
ミチコさん、パトリック、ヴィクトル、アッビも元気だそうな。また後で来よう。
ナツィオナーレ通りからバスに乗って、ヴェネツィア広場へ。
そこから歩いてナヴォーナ広場へ。さらにパンテオンまで行きジェラートを食べた。
トレーヴィの泉を通って、バルベリーニ広場まで行き、そこから地下鉄に乗ってテルミニ駅へ。
テルミニ駅を散策後、チェントチェッレへ戻った。
時間が有ったので、カルフールを目指して歩いてみた。
15分ぐらいで到着したが、閉まるまで後10分。あまり見れなかった。
帰りにはアンドレアの家の近くを散策。
なんとなくよさそうなピッツェリアで前菜の盛り合わせとピッツァを食べた。
関連情報
- ティーヴォリ[Tivoli]
- ラーツィオ州ローマ県のコムーネ。
紹介ページ。
- ヴィッラ・デステ[Villa d'Este]
- 16世紀に建てられたエステ家の別荘。庭園が見事。世界遺産に2001年登録
公式サイト
- ヴィッラ・アドリアーナ[Villa Adriana]
- ヴィッラ・アドリアーナとはハドリアヌスの別荘のこと。
ハドリアヌスはローマ皇帝の一人。2世紀に建設されたもので、現在は遺跡。
世界遺産には1999年に登録された
公式サイト
- COTRAL
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Compagnia Trasporti Lazialiの略。
意訳したら「ラーツィオ交通社」か?
ラーツィオ州全域で、バスを運行。
公式サイト
イタリア
イタリア旅行
2008目次
10-02-2008 A cura di Ciro