イタリア旅行
Il Mio Viaggio in Italia 2008


Roma

[2/28]

曇り。ところどころ晴。
トラムが思ったより満杯。次のを待ったが座れなかった。いまいち意味無し。
今日は昨日ほどうまくいかないか?まあ、なにはともあれ前に買った一回券をここで使用。
トラムは8時25分に到着。5分で切符を買って乗れるのか?
切符売場に着くと、8時30分発のESの切符が買える。
あと3分。列車は1番線、荷物を持ってダッシュ。
なんとかはしっこに乗れて、二等車まで中を歩く。
ほう一等車はこうなってるのか。広々してるし、個室もある。
途中で車掌に聞いたら、座席は一番前の車両なんで、そのへんに座ってていいとのこと。
しかし、一人ずつ電源が用意されてるのは凄いね。
列車は少し遅れて11時10分に着くらしい。乗り換え時間2分か。
ちなみにイタリア語の車内放送では、遅延時間と謝罪を放送してるけど、英語では「次はボローニャ」だけ。

Modena

アペンニーニ山脈を越えると晴。ボローニャには11時15分についた。
27分発のピアチェンツァ方面に乗り換えて、12時前にはモーデナについた。
バスに乗って中心部へ。モーデナのバスは車内に切符販売機があって便利。
7番や11番は正確にはトロリーバスだけど。
地球の歩き方によると、7番にのると中心部に行けるそうなんで乗ると逆方向。 次の停留所で降りて、戻った。いまいちどこが中心かわからないけど、それっぽい塔が見えた所でおりる。
で、塔に向かって歩いた。ドゥオーモが有って近くに観光案内所があるらしい。 けど、全然わからず。近くにいる人に聞いてグランデ広場の東の建物にあるらしいので行ったら、 入り口は裏って書いてある。
裏に行って中に入って待ってると隣だと言われた。
ようやくここで地図を貰い、裏に書いてあるホテルに電話をかけた。
€40だそうなんで即決。バスターミナル(ここでは駅と呼ばれてるけど)に近いし。

バスに乗って、マラネッロへ。13時45分に出たバス学生が多くていっぱいいっぱい。
旅行者としてはなんか肩身が狭い。

Maranello

20分ほどでフェッラーリ本社前に着くので降りてガッレリーア・フェッラーリ(フェラーリ美術館)へ。
館内にはほとんどだれも居なかったが、しばらく写真を撮ってると団体が到着したらしく、一気に騒がしくなった。 以前来た時と比べると、地元のおばちゃんが適当に見張ってた雰囲気はなくなり、 レーシングスーツっぽい制服の美人コンパニオンが配置されている。
さらに美術館も拡張されてる気がする。
受付嬢はなんか電話しててなかなか終わらない。切符は€12
音声解説も€5で有るようだ。 無理矢理切符を買おうとすると、電話を終わってくれた。 F1車両はこれでもかというぐらいに置いてあって、エンジンも展示。
各時代のフェッラーリがスターティンググリッドに並んでいるのを再現?しているんだろうか。 横には去年の車両がピットを模した展示になっておいてある。
別室には一品物の車両展示コーナー。すり鉢状の展示台に並べてあるので前からしか見えない。
あと、全車両?のポスター
おまけにF399なんかは小部屋の中で壁に張りつけてある。
2階には一般販売車両の展示がされている。
展示車両はぴかぴかで、同じ車両でも前回のガムテープ張りのドアとかは形跡もない。
団体には解説が付くのか、解説の後ろできいてみた。まあ、ほとんど知ってることだった。
最後の部屋はフェッラーリと女性というテーマで、世界の有名人とフェッラーリの写真パネルが張られている。
出口を出ると、BARが有って、妙にスタイルのいいおばさんがいる。
ここで、フェッラーリのマーク入りのリキュールやバルサミコ酢が置いてあって、 リキュールはその場で飲めると言うので飲んでみた。クルミのリキュールだったかな?
外に出ると、爆音が鳴り響いてて凄い速度で音源が左右に動いている。
音のするほうに行ってみたら、その先はテストサーキットの入り口で一般人は入れないっぽい。
かといってバス道のテストコースが見れる所に移動してもそんなに見えないだろうし。
あきらめてバス停に戻る。途中に以前買い物をしたHORS LINEに寄ってみたが、あまり欲しいものはなかった。
なんか熱が冷めてるのかなあ。
それからスーパーで赤オレンジジュースとスカモルツァ・チーズを買った。
ついでにバス停の位置を聞いたら、本社前だとか。
バス停で、バスを待ってると「バスは何時に出ますか?」と車から日本語っぽい訛りで声をかけてくる人が居た。
しばらくすると、その車からさっき美術館で見かけた日本の人が降りてきた。

Modena

その人とはバスで話をした。所さんと言う学生で、 今日ローマから着いてモーデナのユースに泊るらしい。
さっきの爆音はF1だったらしく、それを見ていたらしい。
そんなこんなで、夕食の約束をして、サン・ドメーニコ広場で待ち合わせ。
とはいえ、この広場は隣のローマ広場とくっついてるうえ駐車場になってて見通しが悪い。
無事に会えた後、食事に向かう。 けど、18時すぎだとあまりリストランテ系は開いていないらしくカフェが目立つ。
しばらく、街中をみた所、シールがおおく貼ってあるよさそうな所を発見。
しかし、さっき見た店より€2ずつくらい高いので最初に見かけた店で食べることに。 2人前から頼めるTrisという、3種類のプリモを頼んで食べた。 モーデナ風の生クリームとパンチェッタであえたトルテッローニと、バルサミコのかかったリゾット、 オレキエッテのラグー和え。
それぞれなかなかおいしかったのけど、隣に妙にイタリア通な家族が居てあまり満足してないようだった。
TVがついててみんな見てる店なんかにせずにもっといい店に行ったらいいのに。 こっちは探して一番安い店で食べてるのに。
隣の家族が文句をいってたマチェドニアを頼む。食物繊維が足りないので。
最後コーヒーでおわり。予算の€15を少し越えたけど、まあ、それでいいか。

[3/1]

ちょっとだけ朝からモーデナ散策。ドゥオーモからバスに乗って鉄道駅に。
ピアチェンツァまで足を延ばしてみよう。
駅で、ひまだったので€0.01を自販機にいれて大きい小銭に変換を試みてみた。
「ちゃりーん」と音がして入ったらしいが、入金金額表示は変わらない。
よくみると€0.10からっぽい。 取り消しボタンも効かないので、そのまま小銭は食われたまま。
普通使えなかったら戻せよ。このあたりの設計は雑いなあ。いやワザとかも。
体重が気にかかったので、有料の体重計で測ってみることにした。
€0.20を入れるらしい。 €0.10を入れたら戻ってきて、€0.20を入れると1.34とでた。
しまった乗ってからお金を入れるのか。失敗。

Reggio Emilia


レッジョのカッテドラーレ(司教座聖堂)
レッジョ・エミーリアで降りてみることにした。
街の地図はないので、駅前の地図を写真に撮って移動。
何を見ていいのかわからないので中心っぽい所を見て退散。
人ごみをかき分けて進んでくるバスに乗って駅まで。
次の電車でピアチェンツァに移動。

Piacenza


ピアチェンツァのドゥオーモ
ピアチェンツァも駅から中心までは歩けるようだ。ファルネーゼ宮殿やドゥオーモをみた。外から。
戻るとなんか時間がまだ有るなあ。クレモーナ行きの電車がすぐあったんで乗ってしまった。

Cremona

クレモーナ。ストラディヴァリで有名な町。
荷物も重くいいかげん疲れたのとわかりやすいので中心まではバスで。
町の中心の塔はなかなか奇麗で落ち着いた感じのいい町。
物凄く風が強くて、ゴミがつむじを巻いて舞っている。 午前中に市が立ってたんだろう。紙ごみに花びらやら野菜の葉っぱなんかが混じってる。
記念になにか買っておこうと思ったら、やはり名物モスタルダを買わねば。
食べたことないしね。ただ、お店は昼休みで全然あいてない。 バス停近くのパン屋でモスタルダを買って駅までのバスに。
しまった、こんな所まできてしまうと遠すぎるようだ。さっさとピアチェンツァに戻ろう。

Piacenza

ピアチェンツァに着いて時間を調べてみた。 早くても、リーミニに着くのが19時過ぎになるようだ。 あ〜、岡井さんのところには寄れそうにない。途中寄ってもいいけどホテルのチェックインもあるし。
ICに乗ってもあんまり変わらないし。とりあえず駅から5分ぐらいのスーパーで水などを買った。
さっき来て場所は知ってる。
で、RV(レジョナーレ・ヴェローチェ)に乗ってリーミニへ。

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04-03-2008 A cura di Ciro