イタリア旅行
Il Mio Viaggio in Italia 2005


Venezia

[6/27]

朝は7時に起床。8時から朝食なんで、ミラーノの時とは違う豊富な朝食を食べて出かけた。
今日はここから最遠のトルチェッロまで行くことに。 サン・バジリオは82番のヴァポレットしかないのでジューデッカ島で41番か42番に乗り換える。 ブラーノ島の家並 それから、フォンダメンタ・ヌオーヴェ停留所でLNに乗り換え。 ムラーノ島[Murano]は近いので後にして、ブラーノ島[Burano]に向かう。 ここは私も初めての所で、少し楽しみでもある。船に乗るとアメリカ人とおぼしき団体が乗船。 やつらの体格のせいで心持ちせまく感じる。 船は、墓地の島サン・ミケーレ島を飛ばしムラーノ島へ。 その後30分ほど長い水路を通ってブラーノに着く。
船着き場は公園のようになっていて、中心までそんなに距離はない。 水路の両方には色とりどりの家が並んでいてこれがこの島の最大の特色。 これは、遠くから見た時に霧がかかっていても自分の家がわかるようにと言うのが由来らしいけど、 海に面して無い細道の家も塗り分けられていてよくわからない。 中心部らしき場所に出て、レース博物館に入る。ムラーノ島のガラス博物館との共通券で€6。 そこで信じられないような細かい技のレースの模様を見て、 これは一体どう作るものかと思ったが、 レース作り教室コーナーの手本?のようなものを見て何となく、 綾取りのように大きく作っておいて最後に引っ張ってつくるんだとわかった(正解?)。
それから、港の方へ向かう途中まあよさそうなリストランテを発見。 良く見るとメニューはイタリア語とフランス語しか書いていない。 そこで旅行者用メニューを頼み、エビのパスタ、イカのフライを頼んだ。 なかなかおいしい。デザートは自動的にエッシというS字型の米?で出来たお菓子。 これもおいしかった。 食事を終えると、トルチェッロ島に向かうT番のヴァポレットに乗る。 島自体はすぐ向うにみえてて、すぐにつく。 着いたらしばらく歩くと塔が見えて来て、古い教会がある。 その横に塔があるので登ってみることにした。登る途中鳥除けの柵を躱して鳩が巣を作っている。 トルチェッロから見たブラーノ 塔を登りきると島全体が見渡せる。すぐ近くにブラーノ島が見えて、 遠くのムラーノ島はヴェネツィア本島と一緒のようにみえる。 島全体がほぼ畑で住んでる人もほとんどいなさそうで、廃墟になりそこねた島と言う感じ。
ひととおり見終ったらバールでグラニータを補給。 このとき日本人観光客らしき人が後ろにいつの間にか立っていて「4つ?」と聞かれびっくりした。
ブラーノ島に戻ると、行きに一緒になった米国人団体がまた一緒になり暑苦しくなった… 帰りはムラーノで降りて、ガラス博物館に行く事にしてたけど、16時半で時間がぎりぎり。 閉館の30分以上前ですでにドアは半閉り。 中に入って荷物を預けると「え?今から見るの」なんてことも言われる。 中にあるものはすごく古いものもあるけど、 総じて外で売ってるものの方が奇麗なんで学術的な価値で見るものだなと思った。 大急ぎで見たせいも手伝って20分ほどで見終った。 町の様子もヴェネツィア本島と余り違うように思えず、 下痢の腹痛の予感もあるのでザッカリーアに直行する船に乗った。 このまま着くと18時のドゥカーレ宮殿入館時間に間に合う模様。 またもや閉りかけのドアを開けて中に入る。 そして、職員の窓閉め攻撃に耐えながら中を見回り、50分ほどで見終る。 歩き方には奇麗と書いてあったトイレで腹痛の処理をしてサン・マルコ広場へ。 少し明るい時に写真を撮る。 そのままホテルへ。しばらく休んで10時ぐらいにあっこの体調が戻り外に出ようといいだしたので外へ。 ホテルの人のお薦めだと言う、バーカロを探してみるが見つからず、広場のピッツェリアでピッツァ。 安くておいしかったのでそこで満足。ホテルに帰って寝た。
La biennaleビエンナーレ


イタリア イタリア旅行 2005目次
27-06-2005 A cura di Ciro