イタリア旅行 : Il Mio Viaggio in Italia 2002



ミラノ:Milano

1月4日

30分ほど遅れてエスプレッソはミラノについた。夜明け前のミラノはかなり寒い。
ミラノに近づくにつれて列車の中が寒くなって来た理由がわかった。
しかし、荷物をもってホテルを探してたらやっぱり暖まってくる。
最初に泊まったホテルに値段を聞いたら、 朝食つきで60エウロと言われたんで、日本円にすると7800円。かなり高い。45エウロで泊まれたのに…。
朝食なしにもできたいといわれてしまった。
しょうがないので地球の歩き方を見てネットゥーノというホテルに行ってみて聞いた。
41エウロ。ただ部屋が空くかどうかわからないので1時間ほどしてから来てくれといわれた。
荷物を置いてもらってコルソブエノスアイレスをうろつきに行った。
急にトイレに行きたくなり、SPAZZICO(スパッツィコ)でトイレを借りたら真っ暗で電機のスイッチが無い… しょうがないので、VAIOの電源を入れて液晶モニターの明かりで諸々の事を済ませた。 多分、こんなPCの使い方をした人は世界中でもそう居ないだろうな。
チェントロにでも行こうかと地下鉄バス共通一日券をかって地下鉄のリーマ駅で電車を待ってたら ふと、重要なことに気付いた。部屋に電話が欲しい。改札をでてホテルに戻って電話があるか聞いてみたら、 ロビーの公衆電話しかない。もちろんこれでは接続できないので、謝りつつ去った。
できることなら安く済ませたいので60エウロはだせない。 見ると、駅前のインターネットポイントが開店している。 外から見てみても自分のパソコンを接続できそうにない。 おそらくシステム上の問題やセキュリティーの関係で無理だろう。 いま、イタリアでは公衆電話がほとんど新しくなってメッセージが送れるやつに替わってるが、 モジュラージャックも付けておいて欲しいところ。
携帯の電池もほとんどないので、その公衆電話で別のホテル、カリプソに電話。
「今日、一人で泊れますか?」「ヴァ・ベーネ(OKの意味)」
「部屋に電話は付いてますか?」「ヴァ・ベーネ」
「シャワーは有りますか」「ヴァ・ベーネ」
「では、すぐにそちらに向かいます」「ヴァ・ベーネ」
おいおい、どんな会話やねん。っていうか、イタリア人?
ちょっとびびりつつ行ってみたら、二人用の部屋をひとりで、シャワーは共用で、電話付。
たしかにかなり広い。なんと最初に泊った三つ星のホテルより広い。
国内電話をかける時は0を国際電話をかける時は00を番号の前に付けて、 でも国際電話は外にある電話センターでかけた半額だからそっちのほうがいいって教えてくれた。 もちろんここに決定して、荷物をおろして早速メールのチェック。 なんか疲れたので一時間ほど寝た。それからおもむろにコルソブエノスアイレス(以下BA通り)に行った。
ミラノでもベネトンのセールははじまってていいのが無いか見てみた。
それから、マンダリーナダックに店があったはずなんでずーっと歩いて行って無いのかなと思ったぐらいで、 ポルタヴェネツィア駅の入り口の前にあった。
マンダリーナダックでもなんとセールは始まっていてバッグ類が30%引きだそう。
エアバッグの青色のも売れ残ってる。
値段が書いてなくていちいち聞くのもいやなんで、リナシェンテに行ってみることにした。
ポルタヴェネツィア駅から地下鉄に乗ってドゥオーモ駅で降りて、 ガッレリーアを越えた所にあるコンピュータやに寄り道した。
ここで初めてPCカード型の携帯を発見。しかし、NOKIA7650より高いので却下。意味無し
それからリナシェンテで値段を見て、サンバビラのマンダリーナに行って外から覗いたら、 今のリュックの上に乗せられる小さいリュックが有った。チェック!!
めぐみーなさんに電話して、マンガが多くうってる店を聞いたらやっぱり「ヤマト」だったけど 場所も忘れてたから場所も聞いた。レッコ通りと言うことでまた地下鉄でポルタヴェネツィア駅へ。
見覚えのある場所につくと、移転のお知らせが。幸い近い場所のA・タディーノ通りだったんで行ってみたら 巨大化してた。ただし、2時半から開くということだったんで、 くる途中に見かけたピッツェリアのPIZZA 40に行って食事してからにしよう。
店はピッツェリアで美味しそうだったんだけど、セットメニューが8.5エウロなんでこれを頼んだ。
伊勢エビのしっぽがどかんと入ったスパゲッティとサルシッチャとヴェルツァはなかなかだった。
さして美味いわけではないけどこの値段だったらいいか。コーヒー付だし。
食べたわけではないけど、アウトグリルとかよりはいいかなと思った。
食事が終わってヤマトへ行った。増えてるのはもっぱらDVDやビデオソフトだった。
特にDVDは中国系の製品の正式輸入盤で20エウロ程度と日本のよりははるかに安い。
買って帰ろうかとも思ったけど、別にインターネットで手に入るからいいか。
で、肝心のジョジョの単行本はと言うと、あんまり無くダブって無いやつだけ買った。
とはいってもそれなりに重いけど。 それから、BA通りのUPIMの下のスーパーSMAでいろんな食料品を中心に買い物。
ベネトンでサングラスを買い、歩いてホテルに帰った。 荷物を置いたら間をあけずにホテルをでて地下鉄の最寄り駅のカイアッツォ駅からサンバビラ駅へ行き、 マンダリーナダックへ。さっきの小さなバッグを購入。
夕食にはあきこさんのおすすめのリストランテがポルタ・ガリバルディ駅附近にあると言うので、 ホテルの近くのカイアッツォ駅からポルタ・ガリバルディ駅へ。
一通り廻ったけどなんとなく気にめさず、 以前行ったビステッカの店に行こうと思いポルタ・ガリバルディ駅からサンタンブロージョ駅へ。
しかし、カルボナイアは休みだった。 しょうがないのでサンタンブロージョ駅からポルタ・ガリバルディ駅へ。 いろいろ見てたらピッツェリアが目についた。というか匂いに惹かれて中に入って見ると大盛況。
入り口に入った所で人が一杯。店員に5分ほど待ってと言われたので待っててもらちが明かない。
もう5分待ってと言われた所で、入り口横のカウンターが空いてたので底に座ることにした。
そこでパスタを注文。さらにビステッカ(ステーキ)。
待ってる間にみんなが食べてるピッツァが食べたくなってきた。 なんせ、そのピッツァ、でかいフライパンみたいな鍋?ごと釜に入れて焼くピッツァ。 直径1mぐらいある。注文を聞いたら具を載せてるけど、一枚でいろんな具を載せ分けて焼いてる。 半人前を頼んだら最初に来た。お腹が空いてたのもあるけどうまかった。
パスタもビステッカもうまかったけど。
そしてポルタ・ガリバルディ駅からカイアッツォ駅へとホテルに戻った。

1月5日

ホテルをでて地下鉄でカイアッツォ駅からチェントラーレ・F.S.駅へ。
これで昨日の8時から使ってた24時間乗り放題切符を使い果たした。かなり使った…
やたら駅の移動を書いてたのはそういうわけ。
9時にミラノ中央駅の横のバスでマルペンサへ。 バスはマルペンサ・エクスプレスの丁度半額の4.5エウロだった。
ついてすぐ、チェックインしようとしたら30分ぐらい待てと言われたのでうろうろして、 雑誌を買ったりして10時半にもう一度行った。
すると反対側のカウンターであと30分ほどでやるからと言われ前で11時ぐらいまで待っていたが、 なかなか開かない。結局12時までかかった。こんなことならもっと遅く来てればよかった。
ああ、お腹が空いた。
あまりにお腹が空いたので、リストランテっぽい所で食事することに。
パスタが食べたかったけど、クレシェンツァというのを食べた。 バルベーラ・ダルバとバローロをグラスで。 その後、免税店をうろうろしたり(特に何も買わなかったけど)、バールでアマーロを飲んだりした。
さらに出発の時間まで旅行記を書いたりしてた。
飛行機は30分ほど遅れてチェックイン。



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20/02/2003 A cura di Ciro