ジャンナ・ナンニーニ : Ginanna Nannini

イタリアを代表するロック歌手の一人。1956年6月14日生まれ。 日本では元F1レーサーのアレッサンドロ・ナンニーニ(Alessandro)の姉としてF1ファンに知られてます。
イタリアトスカーナ地方のシエーナの老舗のお菓子やさんの娘で、 トスカーナの心をロックに託して歌ってます。

以前渋谷のタワーレコードにてMASCHI E ALTRIの日本版のCDを発見。
そんなもの有るなんて知りません(予想もしてません)でしたが、数枚存在したようです。
アルバムは新曲ばかりの分は2〜3年に一度でてる様です。
ドイツで過去作品に人気があるらしく、ドイツ編集版のアルバムが出たりしてます。

私が確認した全アルバムの紹介です。
タイトルをクリックすると曲目がわかります。
全CDリスト(シングル,本国版以外を除く)です。

GIANNA NANNINI (1976)
デビューアルバム。
イタリアのアルバムってデビュー作は個人名そのままなのが多い。
全体的に伴奏とかの古くささは否めないかも。
CDが廉価版で歌詞カードに歌詞が全部書いてないのも難点。
Una Radura... (1977)
2作目。間があいていないせいか雰囲気は変らない。というわけでやはり古くさいです。
CDは廉価版のみ存在。廉価版以外はない?
CALIFORNIA(1979)
古臭さがのこりますが、少し、テンポが速くなって良い感じです。
「America」 は「MASCHI E ALTRI」のバージョンが好きです。
G.N. (1981)
このあたりから傾向が変ってきます。
現在は廉価版のみ存在?
LATIN LOVER (1982)
タイトル曲のLATIN LOVERは良い出来です。
全体的にもロック調になってきます。
Puzzle (1984)
「パズル」。FOTOROMANZA が代表曲で大ヒットしたらしい。
全体的にはまあまあで、曲数も少ない
Tutto LIVE (1985)
その名の通りライブアルバムです。
PROFUMO (1986)
和訳すると「香水」。この辺りから、さらに雰囲気が変って来ます。
これは凄くロマンチックな曲が多いです。
私にとって記念すべき最初の一枚。これを気に入ったのでファンが始まりました 歌詞カードの写真品質も若干よくなってます。
MASCHI E ALTRI (1987)
直訳は「男性達とその他」というベストアルバム。
「I MASCHI」という新曲とその他の曲と言う意味。
日本版は「イ・マスキ(愛した男たち)」になっている。
MALAFEMMINA (1988)
「悪女」って意味なんでしょうか?
高速な感じの曲が多く特に変った曲も無い全体的に似てます。
SCANDALO (1990)
「スキャンダル」。変な曲が多いです。
全体的にワイルドなイメージ。
彼女のかすれた声と汚い歌い方が絶妙にセクシー。
「DUE RAGAZZI IN ME」は良い曲ですね。
GIANNISSIMA (1991)
ライブアルバム。「目一杯ジャンナ」とでも訳しましょう。
汚さをそのままもってきてる。
X FORZA E X AMORE (1993)
「愛と力にかけて」と日本版は訳されてたのかな。
あ、「X」は「かける」って意味で使ってる見たいで、 「ペル・フォルツァ・エ・ペル・アモーレ」と読みます。
最近ではお気に入りの一枚。 RADIO BACCANO ではジョヴァノッティがラップ部分を歌ってます。
dispetto (1995)
「意地悪」って訳していいかな。
特に言うことない。パワーも感じられない。
Le Origini (1995)
「オリジナル」過去のベスト版です。
最初の4枚ぐらいのアルバムからの曲が入ってます。
歌い直してないようです。
BOMBOLONI (1996)
タイトルが「ドーナツ」って意味の最新アルバムです。
Le Origini の対象以外からのベスト+新曲3曲。新曲bommoloniがいいです。
un'estate italiana は1990年のワールドカップのイタリア応援歌だそうです。
一枚だけ買うなら、断然これがお勧め。
GIANNA NANNINI (1996)
最初の三枚を編集したベスト版。
ドイツ語なんでイタリア本国で出されたものではないように見える。
特に買う必要も無いとおもう。ドイツでは最初の方のアルバムの需要があるのかな? 最初の三枚は確かに手に入りにくいけど。
CUORE (1998)
「心」。dispetto以来の3年以上待った待望の完全新作アルバム。
デビュー20年以上経ってもジャンナ節健在。デビューのころの雰囲気に戻ってる。
ARIA (2002)
cuoreから4年。間に何もなく心配してましたがようやく出ました。
訳すと「空気」?歌とかの意味も。
全体的にSCANDALO以前のアルバムっぽいです。
パワー復活です。うれしい。
ロックっぽい。最初の曲、bomboloniに似てる
MERAVIGLIOSAMENTEは一つの単語の中で同じメロディーが使われてる。 「メーラヴィリオーザメーンテ」と言う感じ。
Perle (2004)
題名は「真珠」。曲目を見たら「ベスト盤?」と思うけど、 実はピアノの伴奏でしっとりと歌い上げている。
4曲目のamandotiは新曲
CDのケースに半透明の赤いシールが貼ってあるので、売ってる時とジャケットのイメージが違う。
GRAZIE (2006)
題名は「ありがとう」。全編新曲のアルバム。 ここの所昔のメロディーになりつつあり、若干しっとりした感じ。
PIA COME LA CANTO IO (2007)
前年に引き続き、全編新曲のアルバム。アルバム名はダンテの神曲に出て来るの人物「Pia de' Tolomei」から。

このページ、ナンニーニを扱ってる日本最大のページかも(笑)。


リンク

Gianna Nannini.comオフィシャルサイト!!

音楽 CD 一覧
17/10/2008 A cura di Ciro