陽気で明るいと言われてるイタリア人ですが、もちろん暗い人も居ます。
私の感想は人なつっこいって所でしょうか。親切で好奇心旺盛な感じです。
まあ、私が外人で旅行者でたどたどしいイタリア語を喋るのも原因でしょうかね。
イタリア人という民族
「イタリアはできたがこれからはイタリア人を作らなければ」と
イタリアが統一された時にマッシモ・ダゼーリオという人は言ったそうです。
元々はイタリアと言う国はなくて※、
イタリアと言う名前の下に似たような文化とにたような言葉を話す国を集めて作ったのがイタリアです。
イタリア人を想像した場合、どんな人種を思い浮かべますか?
太ってて陽気でいつも歌ってて、親切だけど仕事はしないとか?
でも、それは日本人がみんなちょんまげで着物だったり、
みんな眼鏡で出っ歯じゃないのと同じでイタリア人にもいろんな人が居ます。
それどころかイタリア人の方が日本人よりずっといろんな人が居ます。
たとえば、髪の毛の色。イタリア人も欧米人なんで金髪で青い目だと思っている?
もちろんそういう人も居ます。しかし多いのは黒い髪の毛の人です。
そして何故か女性は金髪がウケるらしく金髪に染めてる人が多いみたいです。
なんとなく日本と同じですね。
肌の色も白人というわりにはそんなにみんなが白いわけでなくあんまり日本人と変らないです。
それどころか、肌を焼くのが健康的だということであんまり白い人を見かけません。
もちろん、黄色い人はあまり居ません。
※19世紀のイタリア統一の前にもイタリアという名前の別の国がありました。
歴史のページを参照して下さい。
イタリア人という人種
どうも一口にイタリア人とは言ってもいろんな人種が混ざっているようです。
それもそのはず、イタリアという国ができたのは今からざっと100年ちょっと前で、
それまではいろんな国に別れてたのです。
そして、いろんな外国人(もちろんイタリア人から見てです)に支配されて来たと言う歴史があります。
こうなると支配側の人間がやって来ているわけで、そういう人の残りも居ますし、
元のイタリア人との混血も居るでしょう。
あれ、元のイタリア人?もともとのイタリア人は、
イタリアに住んでたということでは古代ローマにまで遡りますが、
そこではまた違う混血が進んでました。
それは古代ローマが地中海沿岸を全て支配していました。
と言うことは、アフリカの黒人や中東のアラブ人、ゲルマン人なども同じ国の人として結婚したり
子供を作ったりしたわけです。
そんな人々の子孫が元々のイタリア人ということになり、
イタリア人自体人種をどうこう言うのは何となく怪しくありませんか?
イタリア人の生活
敬虔なキリスト教徒であれば月曜から金曜まで働き土曜は休み日曜は礼拝と言う感じでしょうか。
また、午睡(昼寝)は最近はしない傾向にあるようです。
宗教
キリスト教
数字的にはカトリックがほとんどの様です。
そのほとんどの人は形式的なキリスト教の様で普段は特になにもしてないようです。
特に若い人に信じてない人が多い様です。
それでも、生まれた時にキリスト教の名前を付けたり、結婚、葬式はキリスト教に基づいてるようです。
その他の宗教
外国人の流入により他の宗教もあります。もちろん生粋のイタリア人でもキリスト教以外を信じている人も居ます。
在日イタリア人
在日イタリア人のリンク
パンツェッタ・ジローラモ(Panzetta Girolamo)
DARIO's ITALIAN CONNECTION!
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02/03/2006 A cura di Ciro