(..)そのほか、いろいろ思う事

La pagina di casa di I'Cirou TAKAO

いままでごくろうさま。180SX

ついに愛車180SXを買い替えることになったので、記念にこれを記すことにしました。
はじめて180SXに会ったのは、1989年ですが、少し遡って、1988年。
S13シルビアに惚れ込んだ私がシルビアを買うと言う計画を弟と二人で立てていた。
その後1988年の7月ごろプレイボーイ誌のグラビアに240SX、 すなわち「海外版シルビア」のスクープが載った。
それをみた弟がかなり惚れ込んだが、シルビアを買う計画は変らなかった。
しかし、その後当時家に有ったスカイラインを買った日産プリンスの井上さんから 「海外版シルビア、うちで扱うらしいよ」との連絡があった。
この時点でシルビア購入計画は頓挫。180SX購入計画に変更。
時はすぎて1989年、180SXの詳細が見えて来た時一つの問題が… 弟が一番気に入ってたきれいな赤がないのである。
その時設定されていたのはクランベリーレッドという暗い赤だけだった。
ここで意見が別れて弟はベルベットブルーパール、 私がクランベリーレッドを推すことになった。
これは最後まで意見が別れたのだが、結局ベルベットブルーになった。
1989年初頭に注文したが購入は5月になった。
これが我々最初の新車で、毎日入れ代わりで乗ることとなった。
この車は当初全然知られていなくて、 見知らぬ人に外車かと聞かれて「日産」と答えても信じてもらえなかったりした。
車の説明をするにも「シルビアのハッチバックでリトラクタブルライトのやつ」とばかり。
当時はシルビアが圧倒的に売れていたのだが「そんなんあったか?」と言われる始末。
実際、前と後ろ以外のドアやフロントガラス、内装は全く同じ車なのだ。
なにはともあれ当時ではかなり高いパワー、目立つ概観を持つ180SXを気に入って乗っていた。
もっぱら弟が乗っていたが、私も半分は乗っていた。
そして8ヶ月後、28000kmを走行したその車を二度と見ることはなかった。

レザーセレクション

年が明けて1月ごろ、 弟が持って来たパンフレットに載っていたのは真っ赤なボディーの180SXで、
シートは本革だと言う。
真っ赤なボディーは特別塗装色で、例の赤色。
ローレルなど2000ccに良くついてるアルミホイール、
オーディオ、泥よけが標準だった。サンルーフをオプションでつけた。
弟はこれに惚れ込んで私がローン払ってるということを理由に購入計画を立てて、
2月に納車。
さらに納車日にぶつけて帰って来て、 私がスキーに行っている間に修理。
事故後、弟は1ヶ月ほど乗らなかった。
それから、私が通勤に使うようになるまでほぼ弟が使ってた。
私が就職した時、私は通勤用に別の車を買う予定を立てていた。
候補はS13シルビア。しかし父親の一言で通勤用には180SXになった。
仕方がないので弟はスカイラインに乗った。
それから東京に出向までの数年、通勤用として活躍。
90000km程の時にODOメーター故障
東京出向にも持っていき買い物車に。
帰って来ても通勤に使用。
1999年11月、会社の元先輩の兄に5万円で譲渡。走行距離は約17万km。
今も元気で走っているらしい。

シルビア

180SXから買い替えたのはS15シルビア。色もまたメタリックの青。
色が気に入って買い替えました。
180SXとくらべるとリアハッチではないので使い勝手が悪い。
荷物は乗らないし、トランクスルーもあまり意味がない。
リアコンビランプの反射板が嫌。
ダッシュボードのデザインがイマイチ。
コンソールボックスにランプが無い。なのに灰皿にはある
リトラクタブルでないのでライト位置が低く、 夜は対向車から遠い位置に居ると思われがち(ライト径も小さいし)。
衝撃吸収のためか室内がせまくて、ドアが厚い。
剛性を上げるためのバーがトランクにあってじゃま。
最小回転半径が20cm(直径で40cm)大きくなって小回りがきかなくなった。
サスペンションが妙に跳ねる感触で乗り心地が悪い。
シートが皮じゃないので違和感がある。濡れる汚れるのが恐い。冬になると静電気が起きる。
1年目の冬では無かったのに。
エンジン始動時に自動的に空ぶかしする。アイドリング時の低音がかなり響く。
などの問題点もあるけどほかのところはほぼ満足。
いいところは、オプションのキセノンヘッドライトでライトが明るい。
シートベルトが減速時に固定される (180SXのは少し引くとゆるい状態で固定されて激しく動いた時に引き込まれる)。
室内が静かになった。そのせいか長距離移動も断然楽になった。
コーナリング限界が高い。渋滞時以外の燃費が良くなっている。
ボディー剛性があってハンドリングが断然良い。
まあ、17万kmも走った180SXと比べたらそうかもしれないけど、他に乗った車でもシルビアはいい感じ。
6速ミッションはパワーバンドが広くて使いやすい。
特別仕様のアルミホイールは汚れにくくていい。
細かい所で180SXからの違和感が少ないのでいい。
もちろん基本の止まる走るの性能はあがってるんでその点は満足。
やっぱり、自分のイメージ通りに走ってくれる車が自分にとってのいい車なんで。
2001年5月で30000km突破、無事故。そろそろタイヤの換え時
2008年10月時点。ヘッドライトのカバーがすりガラスみたいになってきた。
ハンドルについてるエンブレムがびびり音を出してうるさい。
フロントガラスが二ヶ所石跳ねで穴(貫通してない)。 左のミラーが、開閉スイッチを開状態にしてたら異音がする。
燃費は街乗りで8kmちょっと。せっかくのアルミホイールもかなり汚い。 バンパー傷だらけ(予想を裏切って一度も交換してないため)。
シートは意外に汚くならず、擦り切れてもいない。
一番の問題は、買い替えたい車が無い(特に日産に)。
とはいえ、通勤専用じゃなかぎりライトスポーツを買うことはなさそう。

戻る
14/10/2008 I'Cirou Takao