直訳するとヴァティカーノの市。ヴァティカーノは市国が有るあたりの丘の名前。
なお、昔の国語表記法ではバチカン市国(ヴァチカン、バティカンもあったかも)だったので、
今も外務省の呼び名ではそうなっている。
ローマ市内に有る世界最小の独立国。とはいっても昔からこの大きさではなく、
その生い立ちはローマ教皇領に遡り、イタリア中部のかなりの地域を所有していた(約4.7万平方米)。
イタリア統一運動によってしだいに領地を失い、1860年には全てがイタリア領となった。
最終的に第二次世界大戦前(1929)のムッソリーニとのラテラーノ協定(ラテラノ条約)
により今の面積で新たな独立国となった。
全面積は0.44km2で人口は約1000人
サン・ピエトロ寺院と広場、城壁に囲まれた庭と庭にある建物、ローマに点在する教会で構成されている。
内部には重要な博物館・美術館群があり、その大きさの割には一日ではすべて見学できないという。
通貨はエウロ(ユーロ)。公用語はラテン語、主な使用言語はイタリア語。
この国の名を冠してF1グランプリが行われて、
ヨーロッパグランプリもイタリアでしたらイタリアで4回だなあ(たわごと)。
1999年末からジュビレオを実行した。